スケートときどきサウナ㉕ボクはループラのようにありたい

世界を舞台に活躍するトップフィギュアスケーターにして、大のサウナ好き。そんな友野一希選手にさまざまなお話をうかがう当連載。

今回は、2023年12月にリニューアルして間もなく1年が経つ“京のオアシス”「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」で感じた感動と驚きを。何やら友野さん、30周年を前に新たに生まれ変わった老舗のサウナ施設にシンパシーを覚えたようです。

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目次

生まれ変わった関西屈指のサウナ施設へ!

――前回は「氷艶hyoen 2024-十字星のキセキ-」や「Fantasy on Ice」、「ワンピース・オン・アイス ~エピソード オブ アラバスタ~」など大忙しだった今オフに体験した「サウナ宝来洲(ホライズン)」(新潟県新潟市)で「青春した」1日を語っていただきましたが、今回はどこのサウナ施設でしょう?

写真はホライズンの目の前の海(友野さん撮影)

「久しぶりに京都の『(サウナ&カプセルホテル)ルーマプラザ』(京都市東山区祇園四条)へ行ってきました。(力を込めて)ホント、よかったです! 改めていいな~。この施設、好きだな~と思いました」

――「ルーマプラザ」は、昨年12月に大規模改修工事が完了。もともとファンが多い京都屈指のサウナ施設でしたが、これまで以上にお客さんが訪れるようになりました。

「大学(同志社大学)が京都にあったので僕もよく通ってはいたんですけど、“これほしいな、こうだったらいいのにな……”と思っていたところが、リニューアルによってすべて揃っていました。大げさではなく“京都屈指…いや、関西屈指のサウナ施設になったな”というのが率直な感想でしたね」

SAUNA BROS.vol.8より

圧巻の眺望、屋上からの絶景がヤバすぎる

――この「“シン”ルーマプラザ」は、友野さんが九州を訪れたSAUNA BROS.vol8でも紹介。目玉の一つが、新設された屋上の展望浴です。

「屋上からの景色は、本当に感動しましたね。前回お話した『サウナ宝来洲』とは、また違った種類の開放感。大自然の中ではない祇園のド真ん中のサウナ施設で、そこにいながらにしてあんな景色を見られるなんて思いもしませんでした」

SAUNA BROS.vol.8より

――見上げれば青空、展望浴からちょっと顔を乗り出すと清水寺や京都駅も。

「夕方だったんですけど、空がめちゃくちゃキレイで。“こんなふうに京都の街を一望できる場所ってなくないか?”って。『ルーマプラザ』界わいにある、ビルの上のビアガーデンとかで味わったのとは全然、別ものの“抜け感”と言いますか。圧巻の眺望ですよね。少ないオフを縫って行ったのですが“来てよかった~”と思いました」

――外気浴をしながら京都市内をグルッと見渡せる。市内は高さ制限があるとはいえ(※市街地では建物の高さは31mまでと決められている)、こんなサウナ施設、唯一無二なんじゃないですか?

「展望浴というくらいだから7Fと屋上にもお風呂があって(陶板浴、美泡風呂)、いい眺めなんですよ~。しかも素っ裸で絶景を味わえる(笑)。この特別感、なんだかわからない優越感……。“やっぱルーマプラザは屋上だよね”って言っていた時代からの、さらなる進化がすごいです。もともと眺めもよく魅力的ではありましたが、最高から最強のサウナ施設になったと思います」

SAUNA BROS.vol.8より
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