＜コラム＞楽しすぎるサ旅vol.1　富山・氷見＆越中八尾編

2023年8月8日

富山湾を走るローカル電車「氷見線」

高岡市と氷見市をつなぐ「氷見線」。富山の地元民が「映える電車があるんです」と教えてくれたローカル鉄道です。富山湾の海岸線を走る氷見線にはレトロな魅力があり、鉄オタではなくとも思わず写真を撮りたくなってしまいます。

見ても乗っても絶景なのが氷見線。数々のビューポイントがありますが、特におすすめなのが雨晴海岸からの景色。義経伝説の「義経岩」のほか、男岩、女岩のほか、小さな岩礁があり、その奥に立山連峰が見える人気のスポットです。日本の渚百選に選ばれているほか、富山湾は「世界でもっとも美しい湾クラブ」にも加盟認定されています。

雨晴海岸は民宿あおまさから「漁火ロード」をまっすぐ高岡方面に進めば着きますので、サウナの帰りにぜひこの景観地を訪れてみてはいかかでしょうか？

「ここで写真集を撮りたい」と編集長に言わせた「越中八尾」の街並み

地元の人が教えてくれた富山市のサ旅スポットが「越中八尾」です。

JR富山駅から、きときと空港（富山空港）方向に車で30分程。八尾と書いて「やつお」と読む「越中八尾」に到着。ここは石畳と日本家屋の美しい街並みで人気のスポットです。一般の家も同じ色で統一されており、街全体で江戸時代の風情を保っています。日本の道100選に選ばれているのも納得の景観です。

玉子のお菓子も町ごとに!?

また、この地域は玉子をつかったお菓子が有名で、町ごとに和菓子店があるのだそうです。お菓子も踊りと同じく、町ごとに少しずつ違った製法なのだとか。取材クルーが訪れたのは「亀寿堂」さん。

「亀寿堂」さんの看板メニューはSAUNA BROS.vol.6でも紹介している「玉衣」です。甘い卵白（メレンゲ）の周りに卵黄をぬって１面1面焼いているので、そとはサクっと中はふわふわ、ほんのり甘くてやさしい味。機械ではなく、ご主人と女将さんの手作りだそうです。ぬくもりを感じるとても美味しいお菓子でした（友野さんもペロリと平らげていました）。亀寿堂では、このほか、季節の和菓子を買うことができます。