有岡大貴&千賀健永の表情が証明? テルマー湯西麻布店の快適さ

現在発売中の最新号「SAUNA BROS.vol.6」では、さまざまなテーマで、全国のさまざまな魅力あふれるサウナ施設を訪問・取材し、掲載しています。

巻頭特集である「旅」をテーマにした、雄大な自然と一体になれるようなサウナ巡りや、昨年後半から次々に全国の都市部で誕生している話題&人気施設の特集。はたまた、古くから支持され続ける老舗施設や銭湯の最新情報etc…。そして、サウナ好きのさまざまな著名人へのインタビュー&グラビアページも、そのほとんどを、今、注目を集めるサウナ施設に来ていただいて撮影しています。

今回は、それらの中からHey!Say!JUMPの有岡大貴さんとKis-My-Ft2の千賀健永さんのトークグラビアの撮影をさせていただいた東京・港区の「サウナ・スパ テルマー湯 西麻布店」の魅力をクローズアップ!

誌面をご覧いただいた方には、お2人の多幸感あふれる(!?)表情で、その気持ち良さが十分に伝わっているとは思いますが、特筆すべきポイントをあらためて深掘りしてみたいと思います!!

目次

館内まるごとオリエンタル&エジプトの趣。神秘的&ノーブルな空間がお出迎え!

地下鉄の六本木駅から西麻布交差点方面へおよそ5分。エントランスを入るとノーブルで、且つ……ある意味、トガった空間が現れます。

はい。フロントではツタンカーメンのマスクがお出迎え。さらに周囲を見渡せば、細かな細工も美しい金色のイスや壁画が。「ん、エジプト?」と、おそらくあなたも口にしてしまうことでしょう。そういえば、エントランスの上にも掲げられていましたね、エジプト壁画っぽいデザインアートが。

2階のリクライニングスペース(休憩室)や、地下1階の浴室フロアも含め、館内のいたるところでこの雰囲気がベースになっています。

きっと永遠の美や生命を礼賛した古代エジプトの神秘的な世界観をオマージュしたんじゃないでしょうか。なんとなくラグジュアリーというか高貴なムードと、ちょっと非現実的な印象が不思議な安らぎをくれる気もしますし、それより何より、さっきまでの“日常”から、一気に“異世界”“非日常”へと誘われる気がしますから。

床に敷き詰められた絨毯のふわっふわな柔らかさや、なんだかいい香りに包まれるのは新宿・歌舞伎町にある「テルマー湯」と同様です。

一気にワクワクが高まってきますね。フロントで受付を済ませたら、さっそく階下へ向かいましょう!

キレイ&ゴージャス! さすが西麻布のポテンシャル

さて、身仕度が済んだら、いざ浴室へ。おお、自動ドアですね。「ひらけ、ゴマ」と言うまでもなく、ウィ~ンと視界が開けます。

「うわぁ、広い!」と一瞬思わせるような、奥行きのある空間。いや、よく見ると決して狭くはないんですが、思ったよりはコンパクトなんですよね。でも、ごちゃついた感じや、人がいても混んでいる感じも一切しないのは設計によるものでしょうか。

均等に間をとりながら、ズラりと並ぶ“ととのいイス”。数えてみると、ここだけで13脚ありました。初っ端から気分がアガります。う~ん、いいじゃないすか。

奥に向かって連なる浴槽については、あとでチェックすることにして、まずは洗体。ここで、またしてもノーブル&ラグジュアリー!

すべてのシャワーヘッドが「ReFa」です。4段階の水流を肌にあてて、ウルトラファインなバブルの心地よさに、男の私もご満悦。さすが港区。恐るべし西麻布! 水もやわらかく感じるし、肌も頭もさっぱりしつつ、さっきより潤ってる気がします。

ちなみに、ドライヤーもヘアアイロンも、コテもすべて「ReFa」でした。

さて、サウナは……と進んでいくと、男性浴室には3種のサウナ室がありました!(※女性浴室は2つ)

エジプトだけに(!?)、サウナ室はどれも熱さガッツリ!!

3つあるうち2つがドライサウナ。どちらも「高温サウナ」との表示がありますが、そのとき片方は電光の温度表示が「85℃」、もう一方は「108℃」となっていました。

まずは低い温度表示の方へ行ってみましょうか。

扉を開くと、イイ感じの熱が一気に体を包んできます。そうですね。温度じたいはそれほど高くはないのですが、蒸気というか湿度がしっかり感じられることもあって、肌感では85℃よりももっとアツく感じられます。いや、これ、心地いいですね。

ゆったりと横に広い座面は3段式。25~30人くらいは入れそうですね。見ると、左右にそれぞれ大きなサウナストーブがあります。このストーブから15分おきにジュゥゥ~ッと音がして熱い蒸気が放たれるのですが、水がかかってるようには見えません。

こちら、なんと上からや横からアロマ水がかかるのではなく、ストーブ内からサウナストーンに向かって水が噴出されているんだそう。なるほど、見慣れない形のパワフルなストーブでしたが、そんな作りになっているんですね。

なお、女性浴室側のサウナ室も、このパワフルなストーブが鎮座していて(1基ですが)、そちらではセルフロウリュができます。やはり80℃台と設定温度じたいはややマイルドですが、その中高温でも高湿に保てるため、とても心地よい熱さが包んでくれます。

座面の下のLEDが虹のように色を変えるのも、なんだか楽しいです。気が付くと、玉のような汗が、いつの間にか滝のように体からあふれているのでした。

さて、男性浴室のもうひとつの高温サウナ室(このときは108℃の表示でした)も最高です。

こちらもベンチは3段。8~9人ほどが座れそうです。

さっきのサウナ室とは異なり、調光はかなり抑えめ。扉を閉じると一気に暗くなり、熱さに包まれながら、自然と自分と向き合える、そんな雰囲気のサウナ室です。「メディテーションサウナ」とも呼ばれているのも頷けます。

こちらも、あのパワフルなサウナストーブ。100℃以上だというのに、30分に1回、オートロウリュが発動します。ウホッ、すごくアッツいわ。いや、でも……こっちもめちゃくちゃ気持ちいいです。

ふぅ~。どっちもいいサウナ室ですね。それぞれ、思う存分、熱を愉しむことができます。交互に数セットするなんていうのも全然アリですしね。

いや、もうひとつ、サウナ室がありました。こちらはスチームサウナなのですが、やはり大きなサウナストーブによる温度設定が55℃前後(この日は温度表示が54~55℃を行ったり来たりでした)。スチームサウナにしてはかなり高温ですね。なおかつスチームもモウモウ。扉を開けて1歩進んだだけで、顔にあたる空気が超アチアチです。

そのうえ塩も常備。いやぁ、ここでも汗がドバドバで、一発でお肌がトゥルットゥルになりました。なお、女性浴室にもこのスチームサウナがあります!

男性浴室はともに衝撃の2つの水風呂が。女性浴室の水風呂も……めちゃクール!!

男性浴室側、女性浴室側とも、どのサウナ室も本当に全身が……体の芯まであたためられます。となると、お次はクールダウンの水風呂ですが、サウナ室のスペックとのマッチングも完璧な、サイコーの浴槽が待っています。

まずは見てください! この深くて広い、見た瞬間に気持ちよさそうな水風呂を!

水温はおよそ17℃前後とややマイルドめですが、広~く取られた最深部の深さがなんと163センチ! 全身がすっぽりと、どこも曲げることなくやさしい冷たさに包まれます。

手すりがあるから沈みませんし、なんならこの手すりに後頭部を乗せて体の力を抜くと、ゆらゆらとした浮遊感。もう、この心地よさがたまらないのです。真ん中にある手すりが、いい“仕切り”にもなるので、周囲の人ともうまくスペースも共有ができてノンストレスなのもうれしいです。

やさしめの水温もさることながら、水質もなめらか。思わずずっと入っていたくなるタイプの水風呂なんですよね。

実は女性浴室側の水風呂も(深さはそこまでではありませんが)、ほぼ同じ水温です。でも、かなり強いバイブラがあるので、体感はよりシャープ。キリッとした冷たさが絶妙なキモチ良さです(気泡が肌にあたる心地いい刺激も。男からしてみたらうらやましい限り!)

さて、男性浴室側にはさらにもうひとつ水風呂があり、なんとこれが約8℃の設定。いわゆるキンキンのグルシンですね。

でも、水に動きがほとんどなく(もちろん循環はしているのに、なぜかかなり静か)、上にも述べたように水質がなめらかなので、グルシン特有のあの痛い感じが不思議なほどにないんです。

“冷々交代浴”、いわゆる“水風呂のはしご”が好きな方も多いと思いますが、このグルシンからの、もうひとつの深くてやさしめの水風呂への移動は……まさに衝撃の快感度。クセになります。

水風呂から上がるころには、全身がまさにフワフワに軽くなっています。ズラリと用意された“ととのいイス”に腰を下ろしたときの多幸感はたまりません。

さらに、ここで“ダメ押し”と言えそうな設備も用意されています。男性浴室側には「クールルーム」という涼しく保たれたスペースがスタンバイ。足置き付きのアディロンダックチェアに体を投げ出すと、天井の送風口からやさしい冷風が。静かに目を瞑って数十秒後の、あのなんともいえない癒される感覚。気づけば口角が上がっている気持ちよさも、ぜひ一度、体験してみてほしいです。

セットの間のインターバルや“締め”のタイミングで、熱いお湯に浸かりたい人もいるかもしれませんが、ご安心ください。もちろんそれも用意されています。また、温度が低めの高濃度炭酸泉も! 

まさにどんなルーティーンの人も、どんなタイプのサウナ室や水風呂が好きな人も、心ゆくまで心身を預けて、満たされることができる浴室なのです!!

浴後の過ごし方も実に多彩&ラグジュアリー! 多幸感がハンパない!!

サウナやお風呂だけではありません。浴後のくつろぎ、リラックスタイムを過ごすリクライニングスペースも、圧倒的な広さ、席数が準備されています。また、ボディ&フットマッサージやエステが受けられるリラクゼーションエリアやコワーキングスペースも充実。サウナでリフレッシュしたあとに、さらにカラダを休めていたわるもよし。スッキリした頭でちょっとした作業をするもよし……。

やはりラグジュアリーなソファで、美味しいサウナめしやドリンクを楽しめるレストランも、もちろん併設(メニューも豊富!)。

また、リクライニングと同じ2階に、男女が一緒に楽しめる岩盤浴ルームも2種ある(※別料金)ほか、この岩盤浴を利用する人は1階のトレーニングルームも自由に使うことができます。そして3階には、宿泊できる部屋も――。

駆け足になってしまいましたが、どうでしょう、この充実ぶり。六本木・西麻布エリアという立地でもあるので、けっしてお手軽な料金ではないのですが、それもあってか、混み過ぎているということもありませんし、何より、繰り返しになりますが、極上の癒しが約束されています。

自分へのご褒美にしたい、日常を忘れられる、とっておきの場所。またすごいサウナ施設が東京にできちゃったのでした。

※現在発売中の「SAUNA BROS.vol.6」では、有岡大貴さん×千賀健永さんの対談トーク、多彩な写真とともに同店の魅力を掲載しています。ぜひそちらも併せてご覧ください!!

サウナ・スパ テルマー湯 西麻布店
■住所:東京都港区西麻布1-7-2
■営業時間:前11:00~翌前10:00(浴室利用は前9:30まで ※深夜3:00~6:00は清掃のため浴室利用不可)
■料金:[通常料金]男性=3,500円、女性=3,200円 [深夜割増料金](深0:00~6:00)通常料金+1,900円 [金・祝前日]通常料金+400円 [土日祝・特定日]通常料金+900円 [早朝コース](前6:00~10:00)平日男性=1,900円、女性=1,600円/土日祝・特定日 男性=2,300円、女性=2,000円

撮影/佐藤佑一

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