写真集「NOSTALGIC SAUNA」が書籍になって発売!

時代を超えて人々に愛され、引き寄せ続ける理由がそこにあるーー。書籍「NOSTALGIC SAUNA やさしくて、あたたかい 10のサウナの物語」が8月10日(木)に発売されます!

目次

とにかく心地よい場所。そこには大切な”何か”が必ずある――。

「サウナブーム」という言葉とともに、ここ数年、全国各地に最新式の設備やさまざまな仕掛けなどを備えた快適なサウナ施設が次々に誕生し、サウナ好きたちを喜ばせる。そんな素晴らしい時代がやってきました。

その一方で、昭和の時代から令和の現代まで――。時は移ろえど、常に変わらずそっと静かにそこにあり続け、人々を引き寄せ、あたため続けるサウナ施設があります。いわゆる、『古き良きサウナ屋さん』。

昭和レトロな外観や内装は、居心地の良さやどこか懐かしさを感じさせてくれる1つの要因でしょう。古いものを丁寧にメンテナンスして使い続けられているのを見ても、安らぎや心からのくつろぎを覚えます。でも、それだけではない……どこか包み込まれるようなやさしい空気が迎えてくれる気がするのです。

2022年9月に、サウナ番組「マグ万平ののちほどサウナで」のマグ万平さんをはじめとする「のちほど」チームと、雑誌「SAUNA BROS.」のチームで制作・発行した写真集「NOSTALGIC SAUNA」では、そうした全国の10の施設にうかがいました。

そのグッとくる美しさ、愛おしさには本当に大きな反響をいただきましたが、今回発行する本書では、その素晴らしい空間をつくりあげ、守り抜いてきた貴重な秘話が満載です。

どの施設もほぼ半世紀の歴史があります。なぜサウナを始めようと思ったのか。ある施設では風俗店と勘違いされて、奥さんからクレームの電話が鳴り響いたことも。良かった時代もあれば、苦しかった時期もある。突然、立ち退きを迫られたり、1度ならず2度も閉店を余儀なくされながら、その都度、店を再開させたり。亡き夫が残した施設を一人で守り続ける女将。脱サラしてあとを継いだ息子家族の思い……。すべての施設に、胸が熱くなる、凄みのあるエピソードがありました。でも、それを、皆さんサラリと淡々と話されるのです。

昭和、平成、令和。時代を超えて人々を惹きつける名店の知られざる物語。それぞれの時代や当時の社会に思いを馳せつつも、現代を生きる私たちにとって、ここには大きなヒントも詰まっています。

インタビュー掲載施設

久慈サウナ(岩手県)
サウナセンター(東京都)
サウナきさらづ つぼや(千葉県)
サウナピア(愛知県)
大垣サウナ(岐阜県)
サウナシャン(大阪府)
ナニワサウナ(愛媛県)
サウナサン(長崎県)
ニューニシノサウナ(鹿児島県)
大山サウナ(沖縄県)

「ノスタルジックサウナ やさしくて、あたたかい 10のサウナの物語」青山薫夫/著
■発売日:2023年8月10日(木)※一部、発売日が異なる地域がございます。
■定価:1,537円(税込)
全国の書店、ネット書店(honto)にてご予約いただけます。

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