【COLUMN】“沖縄サウナ撮影旅”を振り返る2回目は「南の島の秘密のアジト」=大山サウナ編。40年余にわたって男たちを惹き寄せ続ける…ディープスポット訪問記

翌日の朝8時。営業開始前に取材・撮影させてもらうため、再訪しました。では「SAUNA BROS.vol.3」では掲載できなかったものも含めてリポートしていきます。

入口を入るとすぐに受付のカウンターが。奥の窓下にかかるロッカーキーを渡されて入店します。

左側に広がる休憩スペース。まさしく昭和のサロン感がここにはまだ息づいています。雑然とはしていますが、掃除はしっかり。「電気」と呼びたくなる、紐を引っ張る照明も…実にいいですよね。

窓を見やると、その先に宜野湾の海が見えます。朝の陽光とともにやさしい風が吹き込んできます。ちなみにこちら、エアコンはありません。でも、夏でもこの風で、皆さん心地よくととのっていくそう(扇風機はありますけど!)。

書棚や窓横のスペースにはジャンルを問わないさまざまな「ザ・男」の本が。

では、いったん浴室に向かいます。「SAUNA BROS.vol3」に全景を掲載していますが、造りはとてもシンプル。壁沿いに並ぶカランと2つの浴槽。小さい方がお湯のお風呂で大きな方が水風呂という、まさしくサウナ好きの男たちのための設計です。特筆すべきが、この水風呂の心地よさ。名水といわれる大山地区の地下水脈から汲み上げた水を、さらに軟水化装置を通してマイルドな水に仕上がっているのです。その澄んだ心地よさは、ぜひ動画で見ていただけたら…!

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