都内でこの料金で薪サウナって最高過ぎる! 毎日サウナ八王子店①

2023年もさまざまなサウナ施設がオープンし、サウナ好きはその度に喜んだり、驚いたり。いやぁ、忙しい、そして嬉しい1年でしたね。でも、その中でもとくに南関東在住の愛好家にとって、このお店の開業の知らせは間違いなくビッグニュースの一つでした!「うほぉ〜っっっ!!」と声をあげてしまった方、いたんじゃないでしょうか?

はい、12月22日にグランドオープンする「毎日サウナ 八王子店」。言わずと知れた2022年の3月に群馬県前橋市に誕生した「毎日サウナ」の2号店です。 はやる気持ちを抑えて行ってきました! 入ってきました!!


結論から言いますと、この文章のタイトルどおりなのですが……そのリポートと、支配人で熱波師としてもアツくもてなしてくれるアタランドさんのインタビューを、今回と次回の2回に分けてお送りしたいと思います!

目次

サウナ好きが本当に気持ちいいと感じるサウナ。支持するサウナって?

「『本当に良いサウナとは何か?』をひとつひとつ突き詰めたい」

そんなふうに「毎日サウナ」のHPには記されています。
上述したように2022年の3月に前橋で1号店の暖簾をあげた同店ですが、以降もそのコメントを実践されてきたことが、わずか1年半あまりで2号店を出すまでに至った理由なんじゃないでしょうか。

実際に、前橋本店は大きな支持を集めていますし、この2号店を準備する際に「さらに充実した施設にできれば」と実施したクラウドファンディングでも、開始からわずか40分で目標金額を達成。最終的には目標額の3倍超もの支援が集まったそうです。

サウナ好きは、見るところを見ているんですよね。

さて、そんな「毎日サウナ」のこだわりであり、サウナ好きが支持している理由は……まずは、何をおいても薪ストーブでしょう!

入ってすぐに感じる心地よい熱さ。どこもイイけど、おすすめポジションはココかも

もちろん、この八王子店でも、赤く熱い炎が、最高のルックスのストーブの中で燃え盛っています!

サウナ室じたいも、実に居心地がいいんです。ベンチはストーブを真ん中に挟んで左右にそれぞれ設けられ、左が3段。

右は基本的には2段。なんですが、その2段めにさらにチェアが置かれていて、コレ……実質3段めですね! 左側の3段めよりもストーブからの距離が少し近いので、ここがよく言う「勇者席」に、この施設ではあたるのかも。

ちなみにこの右側2段めのチェア席の壁際と、対面の3段めのやはり壁際に、換気(排気)孔が設けられています。座ってみると……うん、やっぱりこのあたり、ともにめっちゃ気持ちイイですね! 空いてたらぜひ試してみてください。

ベンチはもちろん広めに設計されていて、座ったときに前後にも左右にもゆとりがあり、まったくストレスを感じません。安心して、目を瞑ってリラックスできます。

温度計は90℃台〜100℃前後を指していますが、最上段はもう少し高めかも。逆に、1段めはもう少しやさしめの温度帯。薪ストーブならではのやわらかな熱が、場所によって少しずつ違う味わいで、でも、しっかりと体全体を包んでくれます。

面白いのが、扉の左右に、やはり“特設”っぽく置かれているチェア。実はココ、もうひとつの特等席かもしれません。何しろ、炎がめっちゃよく見える!

どうでしょう、この揺らめき。いつまでも、見つめていられます。

トータルのバランスが絶妙! まさに五感で愉しむサウナ室

ストーブは前橋本店同様、長野の薪ストーブメーカー、ケンズメタルワーク社製の特注品。すっきりとしつつも無骨さもあるこのルックスだけでもたまりませんが、何よりもそのパワフルさがすごい! 

おそらく吸排気やサウナストーンの積み方などもスタッフの方の知見や、さらには前橋本店での経験も含め、徹底的に「突き詰め」て考え抜かれているんだと思いますが……この炎が生み出す熱の対流を、どこに座ってもメチャメチャ感じることができます。

ちなみにサウナストーンは400キロあるそうです! このサイズ感のサウナ室で、このストーブの大きさで、それだけの石があるんなら……と、いつの間にか自分の顔がほころんでいることにも思わず納得。

セルフロウリュのラドルも大きめ。1杯かけると、これだけのパワー、出力があるので、ジュワァ〜っという音とともに、瞬く間に蒸気が室内上部へ舞い上がります。そして、しっかりとしたアツさが、ゆっくりと降りてくるのも体全体でわかります。いやぁ、気持ちいい! めっちゃ気持ちいい!

ちなみにこのロウリュ用のアロマ水も常時2種が用意されているようです。ヴィヒタを浸したもの、リラックスできる香りのものなど、どちらか一方でも、ブレンドしてかけても、めっちゃいい香り。どことなく漂ってくる薪の燃えるスモーキーなフレーバーも相まって……匂いにももう、やられっぱなし。

1時間に一度のアウフグースのとき以外は、無音の空間。耳に届くのは、やはり薪ストーブならではの、微かな「ゴォォォ〜」という音だったり、パチッという炎の爆ぜる音、誰かがかけてくれるロウリュの蒸発音。たまりません。

五感で愉しむ。まさに、そんな空間なのでした。

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