2025年3月8日に富山県高岡市を走る加越能バスに12時間乗り放題なうえ、サウナ施設で使える500円クーポン付き(4施設中1施設のみで使用可能)のお得なデジタル乗車券「バス&サウナととのいチケット」が発売されます。

ひと足先に、500円クーポンが利用できる施設を編集部で訪れてきましたので、体験記と共に「バス&サウナととのいチケット」の魅力を紹介していきます!

「バス&サウナととのいチケット」を購入するメリットは?
12時間バス乗り放題! バスだからお酒が飲める!
「バス&サウナととのいチケット」を購入すると、加越能バスが12時間乗り放題で利用できます(乗ったり降りたり乗ったり降りたり何度でもOKなのです!)。しかも利用方法はスマホの画面を運転手に見せるだけという手軽さ。※特殊路線を除く
バス移動中は運転の心配がないため、施設でアルコールを楽しんでの移動もOK。サウナ上がりの「プシュー」も「ぷは~」も可能です。

施設の利用料が1回分無料に!
チケット購入者には、提携するサウナ施設で利用できる500円のサービスクーポンが付いています。これを利用すると、施設利用料が1回分無料となり、お得にサウナを楽しむことができます。なかには、通常料金よりも安く利用できる施設も……⁉
(各施設の体験記は、記事後半で!)

先着100名に限定グッズをプレゼント!
さらに、各施設では「バス&サウナととのいチケット」を提示した先着100名に、ケロリンの限定グッズをプレゼントするキャンペーンを実施。早めの訪問で、ぜひ特典をゲットしてください!




無料チケットが使える! 光明石温泉 福岡の湯

水風呂の冷たさが有名な「福岡の湯」
バス停から歩くと見えてくる特徴的なトンガリ屋根が目印。30年前に建てられたという「福岡の湯」ですが、施設内はそんな月日を感じさせないほどキレイに保たれていました。実際に編集部が取材中もスタッフの女性が定期的に床にモップをかけ、水滴やゴミを速やかに拭き取っているのを見かけました。

サウナ室は程よい明るさ。背中側にストーブがあり、ボナサウナのような、輻射熱ではなく、対流熱が全身をまとうような温まり方ができます。昨年改装されたサウナ室は85℃~90℃。20名ほどの収容力あり。


特筆すべきは水風呂。天然地下水のかけ流しで、肌ざわりがいい。さらに「福岡の湯は水風呂が冷たい」と評判なんだとか。「ここの水風呂は高岡市で一番冷たいって言ってくれるお客さんが多いんですよ」と話すのは光明石温泉をもつ蹊成クリエイト(株)の小林登希雄代表。取材日は、配管トラブルでたまたま水温がいつもより高い……ということでしたが、体感17℃くらい。しっかり冷たかったです、はい。「通常時」の水温をぜひ体験してみてください。




光明石温泉 福岡の湯
■住所:富山県高岡市福岡町大滝245-1
■営業時間:前9:00~後11:30
■料金(税込):大人=500円、小学生=180円、乳幼児=100円※詳細は公式HP(https://www.keisei-aqua.com/archives/bath_shop/fukuoka/)をご確認ください
寄り道におすすめなスポット~福岡の湯~
皇室にも愛される本物の味「フェルヴェール」

福岡の湯から徒歩25分。バスだと4つ先の「大野口」から徒歩6分にあるレストラン&ティールーム「フェルヴェール」はセイアグリー健康卵を使った洋菓子や洋食を提供しています。セイアグリー健康卵とは無添加の餌と、清潔な環境、適切な飼育方法のもとにいる健康な親鶏から産まれる健康な卵のこと。

ゆで卵を食べてみると、黄身が濃厚なのはもちろん、ほんのり甘みも感じ、白身にもコクを感じる……初めてのゆで卵体験でした。プリンは堅めで濃厚な味が口にひろがるけれど、あと味はさっぱりでくどさがまったくありません。

ここで提供される料理、洋菓子は添加物を使わず、本来の味と栄養を大切に調理されたものばかり。ふわふわのシフォンケーキはベーキングパウダーを使わずに卵白を泡立てたメレンゲだけで膨らませています。健康な卵なのでメレンゲだけでもしっかり立ち上がるのだそう。





セイアグリー健康卵をふんだんに使った洋食とお菓子を、素敵なティールームで食べられます。高岡を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
アイリッシュルーム・フェルヴェール本店
■住所:富山県高岡市福岡町下老子775-1
■営業時間:前10:00〜後9:00(ラストオーダー後8:00)定休=火曜
詳しくは公式HP( https://www.ferver.co.jp )をご確認ください
無料チケットが使える! 光明石温泉 となみの湯

ずっと居たくなる施設 背中ストーブがたまらない
地元の人から愛される人気温浴施設「となみの湯」。平日午前中の取材だったにもかかわらず、お客さんがひっきりなしに訪れていました。何がそんなに「良い」のか……体験してみてわかりました。「ふつうに良い」のです。熱いサウナ室、冷たくて気持ちがいい水風呂、温かいお風呂、出たあとの休憩場所も、何か特徴的なものはないけれど「良い」んです。

「誰でも気軽に来られるように、無理に特徴を作らず、あそこへ行けば気持ち良くなってくつろげるという場所を目指しています」と小林代表。誰でも受け入れ、シンプルでいて心地がいい、まさに「となみの湯」はそんなやさしい施設です。


3年前に男女ともリニューアルしたサウナ室。もともと使っていたストーブを背中側に移し、ボナサウナのような優しいけれど力強い温まり方ができます。水風呂は天然地下水のかけ流し。だいたい14~15℃前後のようです。富山の水はさすが、肌ざわり抜群でした。



光明石温泉 となみの湯
■住所:富山県砺波市豊町1-17-22
■営業時間:前9:00~深1:00
■料金(税込):大人=500円、小学生=180円、乳幼児=100円
※詳細は公式HP(https://www.keisei-aqua.com/archives/bath_shop/tonami/)をご確認ください
寄り道におすすめなスポット~となみの湯~
北陸人のソウルフード「8番らーめん」が目の前に

となみの湯の目の前には、北陸名物の「8番らーめん」があります。富山では沿道でよくみかけるチェーン店ですが、国内では北陸3県と長野、岡山にしか店舗がないので、関東から訪れた取材クルーはみな初入店。
店内には学生グループ、親子連れ、サラリーマンなどさまざまなお客さんが。メニューは、味噌、塩、醤油、バター風味などスープの種類が多く、餃子やチャーハンなどサイドメニューも充実していました。幅広い世代に支持される理由がわかります。
特に「野菜らーめん」は、キャベツ、ニンジン、タマネギ、モヤシを炒めた具材が特徴で、多くの人々に愛されています。



食べ応えのある麺としっかりした味で、サウナ後のお腹を満たすことができました。
8番らーめん砺波店
■住所:富山県砺波市豊町1-17-8
■営業時間:前11:00~後11:00(ラストオーダー後10:30)定休なし
詳しくは公式URL( https://www.hachiban.jp )をご確認ください
チューリップ四季彩館
世界で唯一、年間を通じてチューリップを鑑賞できる施設として知られています。 ここでは、春の花であるチューリップが一年中楽しめるよう、三つの栽培方法を駆使して開花時期を調整しているそう。

館内には、360度チューリップに囲まれる「チューリップパレス」や、万華鏡のようにチューリップが映し出される「パレットガーデン」といった見どころが満載です。また、チューリップの成長過程を学べる「アンダーファーム」も併設されています。
さらに、カフェ「かくれ庵」では、ランチやスイーツを楽しむこともできます。ちょっと足をのばして訪れてみては。
無料チケットが使える! 光明石温泉 有磯の湯

程よい湿度でたっぷり汗をかける
脱衣所から浴場への扉をあけるとすぐにあるのがサウナ室。床板などは定期的に張り替えているそうですが、サウナ室内のレンガは24年前に立てた当時のまま。ぬくもりを感じます。サウナ室の温度は86℃~90℃。ドライサウナだけれど程よく湿度もあり苦しさは感じません。しっかり全身に汗をかくことができます。サウナ室のすぐ横に水風呂があるのもいい。




露天エリアには温度違いの二つの露天風呂。その間にととのい椅子も。外気浴をしていると、ときおり足元に露天風呂から溢れ出たお湯がかかり、それもまた気持ち良かったです。

光明石温泉 有磯の湯
■住所:富山県氷見市伊勢大町1-11-30
■営業時間:前9:00~後11:30
■料金(税込):大人=500円、中高生=430円、小学生=180円、乳幼児=100円
※詳細は公式HP(https://www.keisei-aqua.com/archives/bath_shop/ariso/)をご確認ください
寄り道におすすめなスポット~有磯の湯~
氷見牛をおいしく食べられる「牛屋 本店」
バス停「氷見駅口」から徒歩5分、有磯の湯から徒歩6分の距離にある「牛屋(ぎゅうや)」。精肉店直営の焼肉店で、地元のブランド牛「氷見牛」を使用した高品質な料理を提供しています。メディアでもたびたび取り上げられる有名店で、何を頼んでもおいしいと評判です。焼肉を中心に、ステーキやすき焼き、ローストビーフなど、さまざまな料理を楽しめます。



氷見 牛屋 本店
■住所:富山県氷見市朝日丘1-41
■営業時間:前11:30〜後2:30(ラストオーダー後2:00) 後5:00〜10:30(ラストオーダー後10:00)定休=木曜
詳しくは公式HP( https://gyu-ya.com/shop/himi-gyuya-main-shop/ )をご確認ください
無料チケットが使える! 越乃庭

絶景を眺めながら心身の調和を
海を眺めながら外気浴ができる広いデッキが魅力。取材時はあいにくのお天気でしたが、天気が良いと富山湾を一望できます。さらに運がいいと、富山湾の向こうに立山連峰がそびえる美しい景色がみえることも。



浴場は「立山乃湯」と「雨晴乃湯」の2種類。19年前の創業時から毎週男女入れ替えをしているそう。2つのお風呂は、湯舟の配置もデッキの形、サウナも異なります。両方とも広々していてとても快適でした。JR氷見線の車両が眼下をおよそ1時間に1回走り抜けてゆくのを浴場やデッキから見ることができます。



越乃庭には岩盤浴もあり、プラス550円で楽しめることができます。秋田県の玉川温泉をモチーフにしており、遠赤外線を多く放出し、マイナスイオンを発生させる「陰照石」を使用。遠赤外線が体の内側に作用して、内臓からじんわり温まることができました。

施設内1階にはドリンクや軽食が食べられる「MARUCAFE&SEA」もあるので、お風呂上がりに友達との待ち合わせ使うのもいいですね!

MARUAFE&SEAの営業時間は前11:00~後6:00。
2階のお食事処は前10:30~後2:00で営業中。
越乃庭
■住所:富山県高岡市伏木国分2-5-25
■営業時間:朝風呂=前5:30〜8:00、通常風呂=前10:00〜後10:00 ※日曜は前5:30〜後10:00
■料金(税込):[朝風呂]大人(中学生以上)=650円、小人(3歳から小学生)=350円/[通常風呂]大人=750円、小人=350円 ※小人は幼児(2歳以下)は無料/[岩盤浴]平日=550円、土日祝=700円
※詳細は公式HP(http://www.koshinoniwa.co.jp/)をご確認ください
寄り道におすすめなスポット~越乃庭~
越乃庭から歩いて1分「たい焼き海の駅国分浜」

店内では、定番のたい焼きをはじめ、七福神焼きやフランクフルト、氷見牛コロッケ、フライドポテトなど、多彩なメニューを取り揃えています。たい焼きはしっとりめの皮、あんこは甘さ控えめで、何個でも食べられそうな絶妙な味わいです。新メニューの「おそうざいたい焼」とドリンクのランチセットも人気(取材時は売り切れでした)。また、瓶ビールやハイボール、レモンサワーといったアルコールもあるので、軽く一杯楽しみたい方にもおすすめです。


たい焼き海の駅 国分浜
■住所:高岡市伏木国分2-5-22
■営業時間:前11:00~後6:00(たい焼き予約当日分は後5:00まで)
定休=水曜、第2・第4火曜(ほか臨時休業あり)
詳しくは公式HP(https://x.com/uminoeki2)でご確認ください
美しい海と山のコントラスト「雨晴海岸」
雨晴海岸(あまはらしかいがん)は、海越しに立山連峰を望むことができる絶景スポットとして知られています。特に晴れた日には、雄大な山々と穏やかな海のコントラストが訪れる人々を魅了します。海を挟み標高3,000メートル級の山々を眺められるのは、世界でもなかなか見ることができない絶景とされています。

女岩、男岩、義経岩など、海岸に点在する岩は地元の伝説や物語と結びついており、歴史や文化に興味がある方には必見のスポット。
また、海岸沿いを走る「氷見線」と海、山の構図は素晴らしく、電車好きの方や写真家を魅了し、日本全国のみならず、世界中から人々が訪れています。
雨晴海岸
バス停「雨晴駅前」下車
「バス&サウナ ととのいチケット」購入方法
「バス&サウナ ととのいチケット」購入方法
「バス&サウナととのいチケット」は、my routeのアプリから購入できます。30日前から購入可能で、利用開始後12時間以内であれば、バスを乗り放題で利用できます。サウナ施設での500円クーポンや限定グッズのプレゼントなど、多彩な特典が盛り込まれたこのチケットで、ぜひ充実した時間をお過ごしください。
アプリのダウンロードはコチラ(https://toyama-city.myroute.fun/)から
車社会の富山ですが、サウナに入り、すこ~しお酒をいただき、バスに揺られながら流れる車窓をぼーっと見たり、次の目的地への想いを馳せるのもまたぜいたくな時間でした。

どの施設もお風呂上りに休憩できるスペースがあるので次のバスまでの時間を調整できますし、施設の近くには今回紹介したほかにも、おいしいお店や立ち寄りスポットがあるので、ぜひ探してバスで訪れてみてください。

バスの本数は大都市圏と比べて少ないので、事前に帰りのバスの時間をチェックしておくのがおすすめです。バスの時刻表とにらめっこをしながら、サウナ旅のスケジュールを立てるのもまた一興かもしれません。
今回の取材を通して再発見しました、バスの旅っていいなあ。
撮影/田中健児
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