<新連載>川崎フロンターレ事業部長・天野春果「企画屋アマノ~アイデアのととのえかた~」(#1)

SAUNA BROS.WEBをご覧の皆さんモイ~!(「モイ」はフィンランド語でこんにちは、こんばんは、はじめましての意味があります)。僕は、Jリーグ川崎フロンターレというプロサッカークラブでプロモーション部長を務めています「天野春果(あまのはるか)」と言います。女性のような名前ですけど50代の立派な中年男性です。

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僕の仕事は、サッカークラブなのにバナナを売ること⁉︎

僕の仕事はサッカーに興味のない人でも最終的に”川崎フロンターレ”というサッカークラブに興味関心を抱き、大好きになってもらうこと。さらには、もうフロンターレが大好きすぎて、フロンターレなしでは生きられない心と身体に”ととのえる”ことです。

そのために日本のスポーツ界では例のない「あの手この手」の企画を実施しています。サッカークラブなんですけどバナナを売ったり、算数ドリルをつくったり、時にはスタジアムにスーパーフォーミュラが走ったり、スタジアムと宇宙(ISS国際宇宙ステーション)をつないだりしています。最近では、フィンランド政府観光局に協力してもらいホームゲーム当日、スタジアムの真ん前でテントサウナ村なんかもオープンさせています。要は企画力を武器にサッカー以外の”チカラ”でサッカークラブの魅力をアップさせるプロモーターをしています。

SAUNA BROS.との出会いは……

でもなぜ選手でもない、クラブスタッフの僕がSAUNA BROS.WEBで連載することになったのか? 不思議ですよね。これ、ホント偶然なんです。

2022年5月、タイ王国大使館でパーティーがあったんですよ。フロンターレにタイ代表のチャナティップ選手が移籍加入した関係で、タイ大使館スタッフとやり取りが増えてパーティーに誘われました。パーティーには駐日大使はじめ、在日タイ人の方や文化交流団体の皆さんも参加されていました。僕は、1人でタイ料理をバクバク食べていたのですが、ふだん交流機会のない方々が来館していたので、持ち合わせていた名刺をパーティー会場にいた人に片っ端から渡してまわっていました。そうしたら1人の女性に「アマノさんってサウナ好きなんですか?」と聞かれました。

日本人T-POP歌手との3ショット!

そう、何を隠そうワタシ、サウナが大好きなんです。小学生の頃から銭湯へ行くのが好きで銭湯サウナに子どもながらよく入っていました。大人になった今では、週3回はサウナへ行く生活を送っています。ちなみにサウナハットは10個以上持っています。頭は1個しかないのに(笑)。

では、なぜその女性がエスパーのように初対面の僕がサウナ好きであることを当てたかというと、実は僕は自分の名刺にプロモーション部長の肩書と合わせてもう1つ「熱波師」という肩書も記載しているんです。2020年に横浜市鶴見区にある「ファンタジーサウナ&スパおふろの国」で熱波師検定を受けまして、一応熱波師検定受領カードを持っているんです。なので名刺には「熱波師」と入れています。

サウナ好きな人と名刺交換すると、この「熱波師」の文字に結構な確率で反応してくれて、その後はサウナの話題で会話が弾み、本題もリラックスした雰囲気で会話を進められるんですね。逆にサウナに興味のない人、「熱波師」という言葉を知らない人だと、「僕は、熱血漢でアツいんです」と自ら記載していると勘違いする人もいます(苦笑)。松岡修造さんか! っていう。

で、「サウナ好きなんですか?」と僕に問いかけてくれた女性ですが、実はSAUNA BROS.を発刊している出版社に務めている方だったんです! 何たる偶然!

SAUNA BROS.は発売される度に購入していたので、僕が雑誌の愛読者であることと、この先SAUNA BROS.とフロンターレでコラボイベントができたらいいなぁ……と図々しくも胸に秘めてた想いを伝えると「編集部を紹介できますよ」とアッサリと編集部を紹介してくれました(笑)。

このつながりが縁となり、2022年8月にフロンターレのホームゲームイベント「FINLANDランド」内でSAUNA BROS.とフロンターレがコラボしたサウナグッズ販売ブースを出店しました。サポーターからも大好評でブースは大賑わいでした!

サウナ施設で繋がるならまだ分かりますが、まさかSAUNA BROS.とタイ大使館で繋がるとは思ってもみなかったです。もしタイ大使館のパーティーに参加していなかったら、もしタイ料理をバクバク食べた後に名刺を配りまくってなかったら、もし名刺に「熱波師」と入れていなかったら、SAUNA BROS.とのコラボイベントも今回の連載の話もなかったわけですから人生ちょっとした行動が大きなその後に繋がることを物語っていますね。偶然でなはく、すべては”サウナ”から生まれること。

アイデアはサウナから生まれる

でも僕の人生、偶然が重なってつながったり巻き込んだりしてやりたいこと、アイデアをカタチにすることが多いです。そしてそのアイデアの多くは「サウナ施設」にいるときにひらめいて、その後、実現までもっていっています。

僕は偶然とは思っていなくて、サウナに入るとふだん使っていない頭の神経回路が稼働&敏感になって、水風呂後のととのいチェアに寝そべった瞬間、肉体は超絶リラックスモードにあるから「身」も「心」も「アイデア」もととのいやすいんじゃないかと勝手に思っています。

次回はサウナにどうやって入るとアイデアが浮かんで、その後カタチにしやすいか、天野流のアイデアととのえかたを話したいと思います。

それではモイモイ~!(「モイ」を2回繰り返して、モイモイ。繰り返すとさようならって意味なんです。実にシンプルでいいですよねぇ〜。)

ちなみに今回の原稿は、僕の行きつけの個室サウナ「自問自答」のととのいチェアに寝そべりながらスマホをポチポチして執筆しました。

天野春果(あまの・はるか)
東京都出身。1993年からワシントン州立大学でスポーツマネジメントを学ぶ。帰国後は川崎フロンターレに就職。以降、前例のない予定不調和なイベント実現を通してフロンターレを地域に愛される人気クラブに押し上げる。別名“J最強企画屋”。モットーは真面目なことを遊び心をもって取り組む(Twitter:@amaharu417

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