千葉ロッテマリーンズ:選手連載㉒種市投手/真夏のアツいサウナトーク

サウナを愛するアスリートはたくさんいらっしゃいますが、プロ野球・千葉ロッテマリーンズもガチなサウナ好きが数多く所属するチーム。そんな同球団の“サウナ愛好家”選手たちに、さまざまなお話をうかがっている当連載。

今回は種市篤暉投手を直撃! 最近のサウナライフはもちろんのこと、先発ローテーション陣の柱として“奮投”する日々についてなど……今回もストレートにいろいろ聞いてみました!!
<当連載の過去記事はこちらから。また、種市投手に“登板”いただいた過去記事(#16#18#20)も、未読の方はぜひあわせてお読みください>

目次

“新規開拓”した「スゴイサウナ」の不思議なアツさ。男として、ちょっと悔しかった!?

――連日ものすごく暑い中で、お時間いただきありがとうございます。今月もよろしくお願いします!

「よろしくお願いします! いやぁ、本当に毎日、すごい暑いっすよね」

――もう、今もそうなんですが……、午前中から水風呂が恋しくなります。

「それは早いっすね(笑)。でも、めっちゃ分かります。気持ちいいっすよね……」

――ありがとうございます(笑)。では、今月も種市さんが気持ちいいなぁと思ったサウナの話を教えてください。

「そうですね。今月もいくつか新しい……個人的に初めて行った施設がいくつかあるんですけど」

――お! また写真をたくさん。ありがとうございます。

「あ、これは日本橋(東京)の『ととけん』(ととけん日本橋浜町)っていう施設ですね。かなりアツくて、湿度もしっかりと高くて気持ちよかったんですけど……最近行ったところは、本当に湿度が僕の好きな感じのところが多くて。どこも、また行きたいなって思わせてくれるところばっかりで」

――素晴らしいですね。ほかにはどんなところに?

「いちばん最近、新規開拓で行ったのは赤坂にある『スゴイサウナ』(スゴイサウナ赤坂店)っていう施設ですかね。ちょっと不思議な感覚もあるんだけど、けっこうというか、かなりアツくて……気持ちよかったです」

――「不思議な感覚」っていうのは?

「いや、僕、新しい施設に行くときって、あえていろいろ調べたりせずに行くんですけど……」

――以前もそうおっしゃっていましたよね。ある程度の評判くらいで、それ以上の過度な先入観とか知識とかナシで楽しみたいという。それ「種市流」ですよね。

「そうなんです。で『スゴイサウナ』も、あんまり口コミとか見ないで行ったんですよね。あ、でも『マグマ式〜』みたいな名前の設備というか、方式だっていうことくらいは知っちゃってたんですけど」

――まぁ、目に入ってしまいますよね(笑)。ちなみに「マグマスパ式サウナ」だそうです

「そうだそうだ。その『マグマスパ式』っていうのが、溶岩を使ったサウナ室だったんですけど……これが本当にアツくって。『うぉ〜』って思って温度計を見ても60℃台くらいなんですよ。『エっ!?』って思いましたね」

――不思議ですよね。実際の温度と体感温度がぜんぜん違うっていう、あの感覚。

「はい。やっぱり湿度なんでしょうね。あの体感温度のアツさは。入った瞬間、ホントに『うわぁ、アツい』って声が出そうになりました。

僕、男として……いつもどんなサウナ室でも最上段に座るんですよ」

――あはは。気持ちはよく分かります。アツめのサウナが好きな男として(笑)。きっと共感する男性諸氏は少なくないと思います。

「それが……」

――それが?

「最上段に座りませんでした(笑)。座面は3段くらいあったんですけど……2段めに座っちゃいましたね。アハハハッ。」

身体の内側も外側も一気にアツくなった理由とは。サウナって奥が深いっすね

――いやぁ、その気持ちも分かりますし、無理はしないでいいと思います(笑)。

「僕が入ったタイミングの直前とかにオートロウリュとかあったのかなって思って。もし行けたら3段めに行こうと思ってたんですけど、座っていたら、結構ずっとアツいままで。常時、そのアツさがキープされてるんです」

――「マグマスパ式サウナ」っていうのは……サウナストーブへのロウリュとかも全くの無関係ではないと思うんですけど、それ以前に、そもそもサウナ室じたいの造りが、かなり普通のサウナ室とは異なっているようなんですよね。

「あ、それが溶岩とかを使っているってことなんですか?」

――まず湿度が普通よりかなり高い造りになってるんですよね。それとともに床とか壁に溶岩のプレートみたいなものが仕込まれていて、それに水蒸気を当てることで、輻射熱というか……赤外線の電磁波が発生するそうです。
赤外線の電磁波って、身体の表面というよりは深部をあたためるんですよね。
その効果によって体内がアツくなるし、かなり高めな湿度というかサウナ室内の蒸気が体表もアツくするので、一気に身体全体をアツくさせてくれるようです。

「ほえ〜。温度の表示とあのアツさの感じや関係が不思議だったんですけど……外も内側も一気にあたためる。そういう構造というか仕組みがあのアツさの秘密なんですね。

言われてみれば、湿度高めだったり、スチームのサウナ室って、身体の表面はアツくなっても、芯まではアツくなりにくいですもんね。勉強になります!」

――いやいや。やめてください。

「でも、本当にすごくアツかったです。僕、かなりアツいサウナ室でもそれなりに入っているんですけど。10分くらいは入ってるんですよね。それなのに、たぶん7分、いや8分くらいで出ましたもん」

――でも、それって、かなり長い方だと思いますよ。あのサウナ室だったら。

「そうですね。僕が居た時間帯では、僕がいちばん長く座ってた気がします。今思えば、5分くらいで立ち上がる人もちらほら居ましたし、もっと早い人もいたくらいですね」

――はい。だから、いやぁ……種市さん、やっぱ男っすよ。

「ヒャハハハハ。そうありたいっすね。まぁ、あの日の『スゴイサウナ』の3段目は無理でしたけど(笑)。
あ、そうだ。『スゴイサウナ』は面白いことになぜか水着着用で、浴室内なんかの撮影もOKだったんで、この取材のことを思い出して、サウナ室もほかに人がいないタイミングでスマホで写真撮ろうと思ったんですけど無理でした(笑)。
これがその写真なんですけど……そもそも蒸気ブワ〜ッでぜんぜんうまく写らないし、これ絶対スマホ壊れるな、レンズいかれるなって思って。すぐに断念しました。

それにしても、いろんな新しい体験が出来て……やっぱりサウナって奥深いですね」

ホントだ。なんも写ってないっす!でも……アツそうなのは伝わります
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