ビジネスでも観光でも。銀座・築地の桃源郷をトーセイホテルで

食にまつわる数多くの店が立ち並ぶ築地場外市場。市場移転後も活気は健在。大げさではなく、朝はスタスタ歩くのが難しいほど観光客をはじめとした多くの人でにぎわっています。築地と聞くだけで、食べ物を想像する方も少なくないはず。築地=グルメというイメージが強いのですが、築地場外市場に新たなスポットとなりそうな施設が2023年9月にオープンしました。その名も「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」。大切な人との旅行や両親へのプレゼントなど、ここぞという場面で利用したくなるホテルは、日帰りでも利用できる大浴場とサウナ付き! そんな「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」の大浴場を中心にご紹介します。

目次

波除神社近くにたたずむ優雅なホテル

都営大江戸線から徒歩約5分、東京メトロ日比谷線から約7分。空腹を誘う香りに包まれた築地場外市場内を歩いた先に見えてくるのが、スタイリッシュで白を基調とした「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」。

築地場外市場内では南側、波除通り沿いの波除神社の近くにそびえ立ちます。地上11階地下1階建てなので、遠くからでもすぐ見つけることができるはずです。

入口を入ると正面にフロントがありますが、日帰り入浴の方は階段またはエレベーターで2階へ。あがって、まずはチケットを購入。フロントでタオルセットを受け取り、必要なアメニティーを持ってのれんをくぐります。

入浴料にタオルがふくまれているのがうれしい。さらに大小のタオル付きなのも助かります
豊富な種類のアメニティー! 必要なものをとって、浴場に向かいます

荷物が多い方も安心! アメニティーも勢揃いです

女性は受付の際に、暗証番号を伝えられます。防犯対策もばっちり

受付でカードキーを受け取り、浴室前の入り口にかざして(さらに女性は暗証番号を入力)、浴室に入室します。男性は「獅子の湯」、女性は「つきの湯」と命名されています。

着替えスペースには、大小のロッカーを完備。大きいロッカーは、小さめなスーツケースならすっぽり入るほど余裕があるサイズなのがうれしいポイントのひとつです。実際に出張の合間で来たであろうスーツケースを持ったサラリーマンの方やライブ帰りの方なども利用するそう。

洗面台には男女ともにドライヤー付き。女性の洗面台には、クレンジング、化粧水、乳液が完備されています。

アメニティーが揃っているので、手ぶらで楽しめます

男女ともに広々としたサウナ室。「極上席」も!?

木目調のデザインが施された浴室は、温かみのある照明と木のやわらかな雰囲気で天井も高めで屋内なのに開放感が。洗い場からの導線まわりも余裕があり、調光も抑えめで全体的な落ち着きの良さに誘われます。さらに、タイル地ではない柔軟性のある床は、歩いたときの肌触りが心地よく安心感があります。お風呂は白湯と炭酸泉の2種類を完備。高濃度の炭酸に包まれながら体の芯まで温めるのも、適温でゆったりした広さの白湯にのんびりとつかるのも……気分や体調に合わせて楽しむことができます。

ホテルの大浴場といえば比較的にコンパクトなサウナ室が多いのに加えて、そもそも女性サウナ室がないなんてことも。しかし、「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」には男女共にサウナ室があります。さらにはうれしいのがサウナ室が広いこと!

男性のサウナ室。ドアから水風呂が見える景色もまた良しです
女性サウナ室。広さは男性サウナ室とほぼ同じなので、女性もゆったりとした空間を堪能できます

座るスペースは男女ともに3段で、窮屈さがなく10人以上入れるほどの大きさ。座面が広いのもポイントで、3段目、2段目に座って足をおろしても、前に座っている人に当たらないのは、ありがたい限りです。あぐらはもちろん体育座りも楽々できちゃいます。

ストーブにはロウリュに適した「METOS」のikiストーブを採用。現在、セルフロウリュは行っていないが、行く行くは導入を検討しているんだとか。

実際にサウナ室に入ってみると……足の裏から垂直方向に熱が「ズーン」と上がってくる感覚。身体の芯から温かく、時間が経つごとに熱くなってきます。

オープン当初は90℃前後に設定されていたが、お客様から「もう少しサウナ室の温度を高くしてほしい」との要望が多数あり、現在は100℃前後の設定に。

ぎっしりしきつめられたサウナストーン! 迫力があります
肩までしっかりとつかれる水風呂

水風呂は、サウナ室を出て男性は正面、女性は左手に設置されています。蒸された体のまま、数歩で水風呂に到着できるように無駄のない動線。さらに水風呂の温度は14℃前後で広さも深さもあり、キュッと引き締まります。

男性の休憩エリア。男性利用客が多いことから休憩エリア外にもイスが設置されています
女性側の休憩エリア

休憩する時には”ととのい椅子”を使用。男女ともに濃いブラウンの椅子が用意されています。深めに座れて椅子の上であぐらや体育座りなどの体勢で休むことができます。また、椅子ごとに木製の足置きも! 

男性側にしかない、”極上席”。座って分かる極上体験とは……!?

注目してほしいのが、「極上席」(男性限定)です。サウナ室の出入り口に設置されていて、壁には“座れば解るこの気持ち良さ”のメッセージがあります。座って理解する、この極上席。上からひんやりとした風が吹いてくるのですが、まるで外気浴をしているかのような、体感が味わえます。アツアツのサウナで身体の芯まであたたまり、水風呂で体を冷ましたあとだからこそ、この極上が感じられるはずです。(「ととのい椅子」や「極上席」設置の経緯は、次回のインタビューでお届けします)

お風呂や洗い場も充実。みんなが気持ちよく利用するための工夫も

2種類もあるお風呂、そしてこの広さ! 手足もしっかり伸ばすことができます 

もちろんサウナだけではく、白湯や炭酸泉も見逃せません。アツめのお風呂と人肌程度の温度お風呂、体調や気分に合わせて楽しむことができます。充実したホテル付帯浴場で日頃の疲れを癒す至福の時が味わえること間違いなし!

男性の洗い場にはシェービングフォーム、女性の洗い場にはクレンジングが設置されています

洗い場は約10席。洗面器や椅子には木材が採用されています。また、ソープ類は「PROVINSCIA(プロバンシア)」を使用。「販売はしていないんですか?」と尋ねる利用客もいるほど人気なんだとか。残念ながら販売はしていないそうなのですが、ここだから楽しめるアメニティー類も魅力の一つです。

浴室で発見!  誰でも分かるピクトグラム

そして、かけ湯のところにはピクトグラムを発見! 外国人観光客の方々に日本のお風呂マナーを伝えるための工夫です。注意事項もさまざまな言語で書かれています。

さらには、外国人観光客に向けた利用ガイドの配布も行っています。みんなが気持ちよく利用するためのきめ細かい心配り、ホスピタリティー意識の高さを感じます。

1,000冊程度の漫画がズラリ! ついつい長居してしまう休憩エリアラウンジ

のんびり休むだけでなく、PCを開いて仕事をするなんて人の姿を見ることも!

大浴場やサウナを楽しんだ後、即帰宅! なんてことは、休憩ラウンジがさせてくれないでしょう。ササっと入って帰るのはもったいないほどの充実した休憩ラウンジを紹介します。

足を伸ばして、くつろくごともできます

休憩ラウンジには、机と大きめの椅子のほか、窓際には枕つきで寝転べるソファも。ウトウトどころかいつの間にか夢の世界へ、なんてこともありそう……。

冷たい飲み物だけでなく、温かい飲み物も楽しめます

また、ドリンクは無料。お茶や水だけでなく、サウナの後に飲みたいDAKARAも! さらには、レモンウォーターやリンゴジュースなど、種類豊富にあるのもポイントです。

話題の新作から、昔の人気作、ちょっとコアな漫画まで……。スタッフさんのチョイスで選んでいるそう

さらには、漫画がズラリと並んでいます。その数、約1,000冊! レンタルコミックのため定期的に入れ替えが行われているとのことです。何度来ても長居てしまいそう……。

しかも「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」は、日帰り利用時間内であれば時間無制限。「あと5分で帰ろうと思っていたのに気が付いたら1時間!」なんてこともありそうです。この充実度ですから、早く帰るなんて無茶な話ですよね。

旅行へ来たのに、快適すぎて部屋でまったり

広々とした高温サウナ、水風呂を含めた3種類の浴槽、休憩ラウンジなど、スーパー銭湯を思わせる充実の施設ですが、ここはホテル。ホテル室内も紹介します!

お部屋は、スタンダード、スーペリア、ラグジュアリー、プレミア、スイートを5種類が用意されています。205室ある全室が和モダンなテイストの客室になっています。

スタンダードタイプでもこの広さ!

 

宿泊者は客室にセットされているカゴバッグをもって大浴場へ! また、部屋にはドライヤーやヘアアイロンなどアメニティー類がもちろん完備されているので、メークオフなどは部屋でゆっくりと済ませておくのがいいでしょう。

どこを切り取っても隙がない「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」。駅からも近く、築地エリアにこのような施設が誕生したのは、感動です。

次回は、「トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア」の広報を担当する田村友香さんへのインタビューをお届け。そもそもなぜ築地にオープンすることになったのか……大浴場にサウナをつけた理由などについても聞きました!

トーセイホテル ココネ築地銀座プレミア
■住所:東京都中央区築地6丁目23-8
■営業時間:前10:00〜深0:00(最終入場=後11:30)※前7:00~10:00は宿泊者専用
■料金:日帰り利用(バスタオル付)=大人1,500円、小学生750円
その他詳細は公式HP(https://tosei-hotel.co.jp/tsukijiginzapremier/)からご確認ください。

シェアお願いいたします
  • URLをコピーしました!
目次