<GO! 1010-37!! 銭湯サウナの魅力にハマる。第6回>東京・品川区「新生湯」(#2) 人気銭湯サウナがひしめくエリアで再確認した『銭湯サウナの底ヂカラ』

目次

マイルドなのにたちまち玉汗! 快適サウナ室のヒミツ

続いて、サウナ室を覗いてみましょう。前回ご紹介した「大地の湯」側と同様、こちらのサウナ室もヒーターに付設された蒸発皿からの「ほど良い湿度」と、遠赤外線の熱が体に直接届くコンフォートサウナです。

そして、こちらのサウナ室にも、ヒーター前にピンクというかオレンジ色の美しい“壁”が。はい、ヒマラヤ岩塩です! ヒーターからの熱を受けると、この岩塩からもさらに遠赤外線が発生するので、このサウナ室、温度は90℃台と比較的マイルドながら発汗量はものすごいです。2段のベンチの、上段はもちろん下段であっても、座って数分もすると大粒の玉汗が浮いてきます。

岩塩はマイナスイオンも発生させるといいますし、暗めの調光や吊るされたヴィヒタからの良い香りもあって、とても快適に過ごすことができるサウナ室なのです!

サウナ室→水風呂のあとに、「太陽の湯」ではこんな体験も!

サウナ室、水風呂ときたら、休憩ですよね。広々としたウッドデッキで外気浴を楽しめる「大地の湯」側とはまた一味違う休憩が、こちらの「太陽の湯」側では満喫できます。

「大地~」側より少しコンパクトなのですが、露天スペースがこちらの浴室にもあります。そのエリアに設置された「ととのいイス」に座るのももちろん快適。ゆっくりと鼓動を鎮めることができます。

ここでご紹介したいのが、この「太陽の湯」側のもう一つのお楽しみスポット。ととのいイスが置かれた露天エリアの先に浴槽があるのですが……。

ん? なんだか、奥の方が洞窟っぽくなっていますね……。

なんとも静かで、安らげそうな空間が、ありそうです……。

はい、あるんです。この奥に進んでいくと、意外なほどに広さがある、心安らぐ空間が。水面からの光の乱反射が壁にキラキラ&ふわふわと躍り、どこか幻想的。天井に穴も開いているので、そこから入ってくる明かりもとてもキレイで……。ちょっとした異空間なのです。

雰囲気だけじゃありません。水風呂からの外気浴で少し冷えた体を、このスポットで少し温め直してから再びサウナ室へ、なんてのも最高に気持ちいいんです。次のセットでの発汗にも効果てきめんですからね! そんなサ活も「太陽の湯」側では楽しむことができます。

あ、そうそう。「太陽の湯」側には、もう1つ、外気浴ができる場所があります。脱衣室に戻ると、そこにも外にイスが設置されたスペースがあって、そちらでの休憩も可能です! 

「大地の湯」側のウッドデッキも良かったですが、この「太陽の湯」側も、ととのい難民知らずです。この趣の異なる2種の休憩タイムが週替わりで味わえるのは……ちょっとスゴイんじゃないかと! 

ついつい足を向けたくなる銭湯さんなんですよね。

<次ページ→そんなことまで……これぞ、銭湯サウナの底力!?>

1 2 3
シェアお願いいたします
  • URLをコピーしました!
目次