<特集>【GO! 1010-37!! 銭湯サウナの魅力にハマる。第2回 東京・大田区「COCOFURO たかの湯」】サウナ代無料=480円でこの充実度♪ 老舗銭湯が“エンタメ感”も満載のサウナ施設にリニューアル!!

そして、ストーブ上に設けられたエアダクトから吹きだす爆風が、オートロウリュによる熱をサウナ室内のすみずみまで届けます。これ、本当にアチアチです!

さて、このただでさえ多くのサウナ好きにとって見逃せない仕掛けのサウナ室ですが、さらにエンタメ感のあるギミックも用意されています。実は、ここのオートロウリュは「ミュージックロウリュ」と謳われていて、その名の通り、蒸気があがり爆風が吹いている間は、室内の雰囲気は一変! 赤い照明に包まれ、音楽が鳴り響くのです。

「ミュージックロウリュを開始します」という室内アナウンスのあと、ダクト横の赤いランプが点灯!

音楽は、幅広い世代が訪れることを想定し、毎日3曲の異なる楽曲が用意されていて、30分おきの各回ごとに違う曲が流れます。たとえば1回目がアルフィーの「星空のディスタンス」、2回目が「マツケンサンバ」、3回目がOfficial髭男dismの「Cry Baby」(続く4回目は音楽なしの回です)…のように。30分おきなので、1時間半~2時間いれば、すべての曲を聴く事ができるわけですね。

ちょっと聴いてみて下さい。こんな感じです。

すごいでしょ? 実はこれ、同じく楽久屋さんが手がけられている千葉・南柏の大型温浴施設「すみれ」でも行われているのですが、それが街の銭湯で体験できるとは。いや、マジで楽しくなりますよ!

なお、このセットリストは31種類あって、日替わりだそう。1カ月間、毎日異なる曲ということですね。毎日行っても飽きないように、との配慮です。

さて、「静」も「動」も楽しめる、このいろんな意味でアツいサウナ室を出たら、すぐのところに水風呂がスタンバイ。爆風ミュージックロウリュ後の熱い体を想定して、水温は低めの13℃に設定。キンキンです。水深も90センチあり、広さも4~5人は入れるサイズ!

浴室内にはイスも多めに設置。

水風呂の横には、とても広い約37℃の高濃度炭酸泉の浴槽が。13℃のキンキンの水からの冷冷交代浴もサイコーです。

右奥の黒い扉がサウナ室。サウナ室を出てすぐに水風呂。そのあとは横の炭酸泉に行くも良し、イスで休むも良し…と導線も完璧。手前のあつ湯も43~44℃前後と、各種のお風呂の良さを満喫できます!

いやぁ、このホスピタリティーあふれる設備が480円で体感できてしまうとは。サウナ好きにとっては本当に「もう、たまりません!」の一言です。

ほかにも随所に味わいポイントやうれしい心遣いが配されたこの「COCOFURO たかの湯」さん。次回、それらのポイントとともに内田社長へのインタビューをお送りしたいと思います。

【COCOFURO たかの湯】
住所:東京都大田区仲六郷2-27-12
営業時間:前6:00~深0:00(最終受付:後11:30)
定休日:3月、5月、9月、11月の第3木曜日
料金:入浴料480円

撮影/長谷繁郎

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