昨日=12月20日(火)に発売した「SAUNA BROS.vol.5」でも、全国のさまざまなサウナ施設さんに、取材でうかがわせていただきました。新規にオープンした施設、今年アップデートされた施設、変わらぬホスピタリティでサウナ好きを迎え続ける施設……。いやぁ、今号も「百サ繚乱」です!

それらのうちでも、いまもっともHOTな施設さんがこちらではないでしょうか。いよいよ12月23日(金)にオープンする「渋谷SAUNAS」。あの「サ道」の作者にして、日本サウナ・スパ協会のサウナ大使、タナカカツキさんが総合プロデュースを手がけたことなどでも、読者の皆さんも注目されていることと思います。

「SAUNA BROS.vol.5」でもたくさんの写真やタナカカツキさんのインタビューとともに掲載している「渋谷SAUNAS」の最速潜入リポートを、今回は特別にこの「SAUNA BROS.WEB」でもお届けします!

◆渋谷駅から徒歩5分! 大都会の真ん中に、「オアシス」が爆誕!

渋谷駅から徒歩わずか5分ほど。「さくら坂」を上っていくと、見覚えのある手書きフォントの「サ」の文字が見えてきます。

うひょ~! ありましたよ「サ」が!!

地上3階建ての建物は新築です! こんな一等地の、それも静かな路地を1本入ったところにあるうえに、このビルには他に入居者はいないそうです。完全にサウナ愛好者向けの建物! いやいや、スゴいっす! そして……うれしいっす!!

さっそくお邪魔しましょう! 浴室は2つ(男湯と女湯ですね)で、それぞれ「LÄMPI」(ランピ=池)、「WOODS」(ウーズ=森)という名称(フィンランド語ですね)。

男女日替わりとなるそうで、男性は奇数日が「LÄMPI」で偶数日が「WOODS」、女性はその逆になります。両方あわせて、サウナ室はそれぞれ趣きが異なるものが全部で9つ(8種)も! しつこいようですが、やっぱり……スゴくないですか? そして水風呂も各2つずつに、超快適な休憩スペースも完備だなんて。

では、まずは「LÄMPI」側からのぞいて行きましょう!

◆すべて趣きの異なる、9つ(8種)のサウナ室! 毎日来たいです!!

【SOUND SAUNA】

はい。こちらは音楽家・とくさしけんご氏と音響設計のスペシャリスト「WHITELIGHT」が共同開発したサウンドシステムを備えたサウナ室です。天井や壁の形状も、ストーブ上の円錐形の反射板もロウリュの「熱の広がり」と共に「音の広がり」を考慮して設計されているそうです。

入ってみると……これは新体感! ベンチの下などに設置された超スペシャルなスピーカーからの「音」が、“聴こえる”のではなく、全身を“包む”ように響いてきます。「裸」で音と熱を浴びる愉しさ。ぜひ体験してみてください!

壁も天井も音楽ホールのような構造に。小窓からのほのかな明かりの中、音楽と熱を「浴び」ます

【KELO SAUNA】

「木の宝石」とも呼ばれる、樹齢数百年のフィンランドパインが立ち枯れた、希少性の高い“ケロ”材を使用したサウナ室が、WOODSとLÄMPIの両浴室にそれぞれスタンバイ。ケロを使ったサウナ室は他の施設さんにも存在しますが、このように細く製材されて壁や天井にあしらわれているのは珍しいかと思います。実に美しいサウナ室です!! 嬉しいことに、この「KELO SAUNA」では、マイスターによるウィスキングの施術を受けることも可能だそう。なかなか受ける機会がなかった、なんていうそこのアナタも……ぜひ!

ウィスキング、ぜひご体験を!「百聞は一見に如かず」。マジで凄いですから!!

【MUSTA SAUNA】

ムスタは「黒」や「ダークな」という意味(あ、フィンランド語です)だそうです。室内全体が落ち着いた雰囲気&色味で満ちていてスタイリッシュ。抑えた調光もあいまって「没入感」がすごいですね……。セルフロウリュが愉しめます!

【BED SAUNA】

その名のとおり、ベッドのように(3人まで)寝転ぶことができるサウナ室。枕側より足を置く位置の方が高くなるようにつくられており、これも新体感ですね。熱とオートロウリュによる蒸気が、普段あたたまりにくい足を、上半身や頭より先にやわらかく包み込んでくれます。

頭よりも先に足があたたまるなんて…控えめに言って最高です

ここまで「LÄMPI」の4つのサウナ室をのぞいてきましたが……どのサウナ室もベンチだけでなく、木材はどこに触れても当たり前のように面取りされていて、ひざ裏にあたる感触も実に心地よいです。いやぁ、やっぱり流石。サイコーです!! では、引き続き「WOODS」側に向かってみましょう!

見えますか? この「丸い角」!

【TUULI SAUNA】

トゥーリは「風」の意味。天井が高く、3段のベンチは座面の奥行、幅ともにゆったりと設計されています。20人ほどは座れちゃいそうですね。さて皆さん、「風」といえばもうお気づきかと思いますが……そうです。パワフルなストーブに山積みされたストーンにロウリュし、アウフグースを愉しむためのサウナ室です!

【TEETÄ SAUNA】

テータは「茶」の意味で、「茶室」をイメージしているそう。ストーブを囲むように円形にベンチがレイアウトされています。サウナ室に入って(向かって)左手の床面に、ロウリュ用のボウルが仕込まれてました! クロモジ茶のアロマを使用するそうです。やっぱり静かで、光量も抑え目。こちらのサ室も、小窓からの光が没入と瞑想に誘ってくれそうです。

【HARMAA SAUNA】

ハルマ―は「灰色」という意味だそうです。その名の通り、サウナ室には珍しく、壁面などがグレーを基調とした色調の空間。「ムスタ=黒」との入り比べも楽しそうですね。ベンチの下がZ字状に屈折した設計となっていて、座った際も足元にゆとりが!

【VIHTA SAUNA】

取材時は残念ながらスタンバイされていませんでしたが、オープン後はこの室内全体がヴィヒタで覆い尽くされ、ボタニカルな雰囲気に包み込まれるそうです。3人掛けのコンパクトなベンチは、隣席との間に壁が設けられていて、このサウナ室でも、白樺の香りとともに、周囲を気にせず自分に集中できそうです。

先ほど記したように、この「WOODS」側にも「KELO SAUNA」があり、以上、全部で9つのサウナ室になります。う~ん、毎日来ても飽きなさそう! はい、毎日来たいです!!

◆160センチのSYVÄと寝そべられるMATALA。2種の水風呂と休憩スペースで昇天!

「LÄMPI」「WOODS」ともに、2種の水風呂がスタンバイ! 3Fの露天エリアにある「SYVÄ」(「深い」という意味)は、その名の通り、水深160センチ! 7段のステップを降りると全身のどの関節も伸ばしたまま、頭までキンキンの水に浸かれます。

桶をヒモで引っ張るガッシングシャワーもあります! 頭上からザバ~ッと汗を流したら、SYVÄへ行きましょう♪

2Fには「MATALA」(「浅い」の意味)という寝そべられる水風呂が。枕部分にも水があり、後頭部が冷やせるという……。この気持ち良さ、最高ですね。水面から天井に反射する光のキラキラを眺めるこの愉楽。たまりません。

このキラキラ、好き~っ

もちろん休憩スペースもたっぷりと。3Fには深い水風呂の周囲にウッドデッキが広がります。チェアこそないけれど、あちこちに座れたり、横になれるような座面・段差が設けられています。寝そべると、揺れる樹々の枝ごしに空が見えますね。

ココ、本当に渋谷ですか?

わお!! ミスト=霧も出てきました!

また、2Fには広いベンチがあり、内気浴がしっかり楽しめます。特筆すべきは、背もたれの「角度」。人体工学に基づいて、試作と計算を重ねたというその座り心地、もたれ心地の良さ。これもぜひ味わってほしいです!

座ることがこんなに気持ちいいなんてと絶句……はぁ~っ。いい!!

ということで、ちょっと駆け足でしたが、「渋谷SAUNAS」の館内をリポートさせていただきました。大都会のど真ん中。仕事や日常でさまざまなストレスや、パソコン/スマホといったデジタルデバイスと向き合わざるを得ない街に、こんな施設が爆誕しちゃったんですから……行かない手はないと思います! っていうか、行っちゃうでしょうね、間違いなく。

あ、1階にはヴィ―ガンフードを楽しめるレストランや全席電源完備のワーキングスペース、さらにはミーティングルーム(会議室/要予約)もあります!

冒頭にも記しましたが、現在発売中の「SAUNA BROS.vol.5」でも、たくさんの写真、タナカカツキさんへのスペシャルインタビューとともにこの「渋谷SAUNAS」の特集を掲載しています。サウナ大使が、この施設に込めた思いとは……? ぜひ、そちらも併せてお楽しみください!


【渋谷SAUNAS】
住所:東京都渋谷区桜丘町18
営業時間:前8:00~深0:00(※当面は前8:00~後11:00。またオープンから当面の間は、予約での来店のみ)/不定休
料金:平日=3,080円(2時間)/土日祝=3,850円(2時間)。※延長料金は1時間=880円、2時間=1,760円、3時間=2,420円など。
※予約は「渋谷SAUNAS」公式サイトより可能です

撮影/佐藤佑一

渋谷SAUNASはSAUNA BROS.vol.5でも紹介中!
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