大自然の中で外気浴は最高!(大分県豊後大野市)

「ガイアの夜明け」は経済の現場で奮闘している人たちを通して、様々な経済ニュースの裏側に迫る、経済ドキュメンタリー番組。そんな経済番組にサウナオーナーが登場するというのです!

◆“おんせん県”にある“温泉がないまち”が“サウナのまち”宣言!

別府や由布院など有名な温泉地が並ぶ、大分県。源泉数・湧出量ともに日本一を誇る“おんせん県”です。そんな県内で有名温泉地に囲まれているにも関わらず“温泉がない”のが「豊後大野市」。周りの温泉地を目指す観光客が、文字通り“素通り”していくまちでした。

そこで昨年7月、豊後大野市は思い切った戦略に出ました。なんと大胆にも「おんせん県で、あえてサウナのまち」という宣言をしたというのです!温泉がないなら、サウナを売りにして素通りを阻止しようというのです。サウナ愛好家からしたら、拍手を送りたい決断です(パチパチ)。

現在、大自然を楽しむ「アウトドアサウナ」を中心に、廃材を再利用した森の中のサウナや、本場フィンランドをイメージして手作りした川沿いのサウナなど5カ所を展開。「サウナのまち」の発案から運営までを担うのが、高橋健さんです。

アウトドアでサウナを楽しむ(大分県豊後大野市)

◆アウトドアサウナを起爆剤に街を盛り上げたい!!

高橋さんは4年前に豊後大野市に移住し“町おこし”を担当することになりました。都会での生活から、ゲストハウスの支配人を務めながら美しい自然に触れる日々へと生活が変わりました。そこで高橋さんは温泉がなくても、このまちには自然があると気づいたのです。「この素晴らし環境の中でサウナを楽しめれば、街の大きな魅力になるのではないか」と思い立ち、地元のキャンプ場や宿泊施設に声をかけていきました。さらに、川野文敏市長に「アウトドアサウナを起爆剤に、宿泊施設や飲食店にもお客をつなぐ仕組みを作りたい。そして街を盛り上げたい!」と自らプレゼン。その熱意が伝わり、市をあげた取り組みへと発展してゆきました。

鍾乳洞にある水風呂(稲積水中鍾乳洞)

さらに高橋さんは、この地域で集客に苦戦する飲食店も、この取り組みに巻き込んでいきます。各店舗に“サ飯”をテーマにしたメニューの考案を依頼。飲食店以外にも、サウナ目的でやってきた旅行者に、地元の商店街や名所など、様々なスポットを楽しんでもらうためのマップも作成しています。「町おこしは雑誌の編集と一緒。良い素材があって、それをどう料理して売り込んでいくかが大事」と目を輝かせます。番組では“温泉がない街”というハンデを逆手に取り、アイデアで勝負する、豊後大野市の挑戦を番組で追っています。

【ガイアの夜明け】
テレビ東京系 3月18日(金)午後10:00
BSテレ東 3月22日(火)午後10:00