宮沢賢治がモチーフの「なめとこ山サウナ」がオープン!/岩手県

岩手県花巻市にある温泉旅館「鉛温泉 藤三旅館」の大浴場「白糸の湯」に、「なめとこ山サウナ」が誕生! サウナ室は、花巻が誇る作家・宮沢賢治の作品「なめとこ山の熊」や「賢治さん」のシルエットがデザインが施されたユニークなデザインとなっている。また、立ったまま入ることができる水風呂や、花巻の自然が目の前に広がる外気浴エリアなど……花巻の文化や自然に触れられるサウナとなっている。

目次

宮沢賢治ゆかりの温泉旅館

宮沢賢治モチーフのサウナ室

サウナ室には宮沢賢治の作品をイメージしたデザインが施されており、サウナストーブをよく見ると、銀河鉄道をイメージしたSLが! セルフロウリュが可能なので、熱波や湿度を楽しむこともできる。また、ロウリュの際にストーブから立ちのぼる蒸気は、まるで銀河を駆ける銀河鉄道から発される蒸気のよう。

立ったまま入る、水風呂

日本一深い自噴岩風呂「白猿の湯」内の水風呂は、水深1.25mの立って入る水風呂。自噴岩風呂は、岩の割れ目から温泉が噴出している部分をそのまま風呂にしたもの。適度な水圧が全身を包み込み、心地よく身体を引き締めてくれるはずだ。

岩手・花巻の大自然が感じられる外気浴

外気浴エリアの前に広がるのは清流・豊沢川と雄大な白糸の滝、そして連なる山々の壮大な景色。サウナ後のくつろぎタイムにはたまらない。夜には、頭上いっぱい星空が広がる美しい夜空を眺めながら、ゆっくりとリラックス。四季折々の自然の変化を感じながら、心身ともに癒されよう。

600年の歴史を持つ「鉛温泉 藤三旅館

藤三旅館は木造3階建て、総けやきづくりの歴史を感じる温泉旅館だ。旅館のお風呂として引き入れている鉛温泉には開湯600年の歴史があり、1786年に温泉旅館として開業した。旅館では、日本一深い自噴天然岩風呂「白猿の湯」をはじめとした4つの浴槽を楽しむことができる。

また藤三旅館は、日本にわずか1%しか存在しないと言われる“完全源泉かけ流し”の温泉。「温泉遺産」や「新日本百名湯」、「日本百名湯」に選定されている名湯だ。また、宮沢賢治が執筆した童話「なめとこ山の熊」の中にも、「腹の痛いのにも利けば傷も治る。鉛の湯……」と登場するほどの名湯であり、宮沢賢治作品に登場する唯一の宿とのこと。

そんな宮沢賢治ゆかりの温泉に誕生した「なめとこ山サウナ」。賢治に思いを馳せながらゆっくりじっくり、サウナを堪能してみては。

鉛温泉 藤三旅館
■住所:岩手県花巻市鉛字中平75-1
■日帰り温泉時間:前7:00~後9:00(受付は後8:00まで)
■日帰り温泉料金:大人=800円、子ども=600円 ※GW・お盆・年末年始は大人=1,100円、子ども=900円
※詳細は公式HP(https://namari-onsen-ryokan.com/)をご確認ください

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