岩手県一関市の「古戦場」さん。「サウナを愛でたい」(BS朝日)などさまざまなメディアで取り上げられているので、その存在をご存じの方もきっと多いはず。実際に全国から訪れる愛好家もかなりの数に上る(九州からはるばる、なんていう人もいるそうです)、“東北の雄”的な施設さんです。

数多くのメディアに取り上げられる、そしてお客さんが全国から集う理由は、もちろんサウナがサイコーだから。そしてそのサウナを次々とアップデートする情熱がアツく、その熱量もサイコーだから! 

もともとは「レストランと宴会場がメインで、そこに浴場が併設されている」施設さんだったのですが、“女武将”こと(“古戦場”だけに)、現在の4代目社長である浅野裕美さんがサウナの心地よさと素晴らしさに目覚めて以降、自らさまざまな施設に足を運んで研究を重ね、手作りも含めて露天の外気浴エリアを整備したり、サウナストーブもセルフロウリュのできるストーブに試行錯誤の末に魔改造したり。ほかにもグッズを制作したり、本格的な熱波サービスを北の地に根付かせたり、レストランでもサウナ後にぴったりのメニューやコースをめちゃくちゃ展開したり。とにかく勇まし過ぎる勢いでアップデートを続けているのです。

浴室入口ののれんも「出陣じゃ~」。とにかく館内のあちこちがアチアチ&楽しい! サイコーです!!

そんな古戦場さんが、またまた新たなチャレンジをしています。古戦場さんのサウナ室は、実はそれほど広くはありません。人気施設の宿命で、若干、手狭感が出てきてしまっている(とくに男性浴室ですね)のも事実なのですが、それを解消すべく、男性浴室にもう一つ新たなサウナ室(収容人数、最大10人!)を増設することを決意されたそう。

増設にあたって、これまで同様、業務の合間を縫っては全国各地のサウナを研究がてら訪問してきた4代目女武将が、導き出したのが「漢方サウナ」という選択肢。

岐阜県の「田辺温熱保養所」さんで“薬草の香りがいいなぁ”と思いつつ、“スチームではなくドライサウナで実現できないか”“ハーブ系の薬草もいいけど、漢方薬の香りもいいなぁ”……と、やはり試行錯誤と、さらなる行脚を重ねて、大分県の「やまなみの湯」さんで、「コレだ!」と閃いたそう。その気持ち良さを、古戦場に落とし込み、新たなサウナ室を設計。7月上旬のオープンを目指して、現在、着々と計画を実行中です。

さて、そんな嬉しいニュースと、嬉しい勇ましさなのですが、もちろん改装には経費もかかりますし、(これは古戦場さんに限りませんが)世界的な燃料価格の高騰などもあって、それらの捻出はけっして簡単なことではないそうで、古戦場さんでは現在、クラウドファンディングを実施しています(6月30日まで)。

特許もとったサウナハットを含め、さまざまな魅力的なグッズやレストランのメニューなどを展開しているだけに、支援への返礼品もバラエティーに富んでいて楽しいです! 詳細は「CAMPFIRE」ホームページでご確認ください。熱い思い、きっと伝わると思います。 「入浴料を上げずに、お客様にさらに満足してもらいたい。そしてたくさんの人に何度も来てもらえる施設にしていきたい」――その思いに共感した方は、ぜひ応援してみませんか?