【GO!銭湯サウナ】とくに女性は絶対注目〜ゆパウザひばり(1)

目次

かけ流しの静かな水風呂で「羽衣」を満喫し、明るい露天エリアで休憩&大ととのい

先述のとおり、水風呂の心地よさは本当にバツグン! クリアなのにやわらかくてまろやかで。ちょっと言葉ではうまく表現できないけど実にアレな水風呂なんですよね。

実はこちらの水風呂は、純粋な「かけ流し」で、汲み上げた地下水がそのまま吐水口から出ている状態。「チラー」という、冷やしたり循環させるときに濾過する機械は一切使わず、本当にフレッシュな天然水が常にオーバーフローされています。

この地下水は年間を通じてだいたい16℃くらいなんだそうですが、地下100メートルから汲み上げ、地表に近い位置までくると季節によって水温は変動。真夏は20℃近くまで上がってしまうこともあれば、逆に厳冬期は10℃台前半にまで下がる日も。でも不思議なことに、どんな水温であっても、一年中、変わらず入りやすくて清冽。

広め、大きめの浴槽に静かにかけ流されているからか、水は常に新鮮なのに気泡や激しい水流がなく、いわゆる「羽衣」の気持ちよさを満喫できるのもポイントかもしれません。
静かに目を閉じて体表に意識を集中すると、肌のまわりに薄い膜ができているかのようなあの感覚が、じっくり愉しめるんです。

動きのあるバイブラの水風呂や、本当にキンキンの水風呂の刺激、爽快感も悪くはないですが、じんわりとだけど、ゆっくり、確実に体が静かにクールダウンされていくこの心地よさたるや! 

それまで閉じていた目をそっと開くと、水風呂からはキレイで清潔な浴室全体、そしてその先にある露天エリアの明るい光が見えてきます。

「あ〜、気持ちいい。もう、最高じゃん!」。頭の中でそんな自分の声が聞こえる瞬間ですね。

なぜ女性側サウナがこの心地よいロッキーになったのか……その理由とさらなる魅力

さて、今回は男女それぞれのサウナ室と水風呂について紹介しましたが、この露天エリアも、ゆパウザひばりのストロングポイント。

そして、ジェットや寝湯など多彩な浴槽や、浴後のちょっとしたお楽しみなど、オススメしたい魅力がまだまだたくさんあります。

次回更新予定の記事では、そうしたポイントのほか、同銭湯の3代目となる若旦那、広野一輝さんにうかがった利用客への思いなどをお届けしたいと思います。

なぜ女性サウナ室が、この快適なロッキーサウナになったのかの理由も聞いてきました! ぜひ楽しみにお待ちください!!

【ゆパウザひばり】
■住所:東京都西東京市谷戸町3-17-8 
■営業時間:<月〜水、金〜土>後3:00~11:30、<日・祝>後1:00~11:30 定休=毎週木曜 
■料金:入浴料=520円(大人)+サウナ料金330円(タオルなし) ※タオル付きは430円

撮影/田中健児

1 2
シェアお願いいたします
  • URLをコピーしました!
目次