友野一希連載 最終回/仲間との年越し、そしてミラノへ向け……

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あの「北陸のサウナの聖地」を再訪

――サウナ、銭湯以外にも、日本は全国津々浦々に温泉がありますし、その水質も世界に誇れるものです。

「“水”といえば、先日『スパ・アルプス』(富山県富山市)へ行ってきました。……というか、ついに“帰る”ことができました!」

――SAUNA BROS.vol.6のロケで行った富山の「北陸サウナの聖地」へ行かれたんですね。

「“あの水風呂をもう一度!”じゃないですけど、『スパ・アルプス』のサラサラしていて肌に吸い付くような、やわらかい水(※北アルプス水系の天然水が掛け流し)が忘れられずに、ドライブがてら1泊2日で行ってきました。何であんな冷たいのに不快感がないんだろう? 2度目の来訪なのに、やっぱり不思議でしたね」

――再訪されたということは、ロッカーのサインも……(※「スパ・アルプス」では、訪れた著名人のサインがロッカーにズラリと。ロケの際、友野さんもその仲間入りを)。

「確認しました! サウナでサインを書くという目標が達成された記念すべき施設さんなので、すぐ見に行きました(笑)。あと、再訪したら“もう一度、食べたい!”と思っていた『スパ・アルプス』のご飯も最高でした」

――「スパ・アルプス」は1泊、なんと2800円から。海鮮処「アルプス食堂」では、サ飯(サウナ飯)の定番メニューから富山名物料理まで充実の食事が楽しめます。

「僕の中で勝手に“日本一のサ飯”だと思っているんですけど、相変わらずおいしかったです。おいしすぎました」

――サウナとおいしいご飯で英気を養って。

「働かれているスタッフの方々も変わらず親切でテキパキとされていましたし、施設に愛情を持たれていることが伝わってくるお客さんたちもアットホームで。ケガとかいろいろあって落ち込んだ気持ちを和らげてくれました。

本当は同じロケで訪れた『The Hive』(富山県立山町)にも行きたかったんですけど、残念ながら予約が取れず……。すごく人気が高いので、何なら来年の予約をして帰ろうかと思ったくらいです(笑)」

サウナに必要な要素が揃ってる

――目の前に広がる立山連峰の雄大な景色が自慢の「The Hive」。冬の富山は、また格別でしょうね。

「冬の富山には初めて行ったんですけど、とにかく景色がキレイで、ドライブしているだけで興奮しました。海あり山あり。途中においしいご飯屋さんもたくさんあり。運転しているだけであんな興奮する県、ほかにないんじゃないかな~」

――ホタルイカにシロエビ、寒ブリなど、富山湾は海産物の宝庫。何か地のものは食べました?

「着いたそばから回転寿司屋さんで、地の魚をたらふく食べて。やっぱレベルが違うな~と感動して。2泊目は地元の居酒屋さんで、今が旬のブリをお刺身やしゃぶしゃぶでいただいて。富山で食べたものは全部おいしかったです」

――大、大、大満喫されて。

「おいしい空気を吸って。キレイな景色に癒されて。いい水にご飯、そして人。富山はサウナに必要な要素が全部、揃ってるな~と改めて。忙しい時期ではあったんですけど、行ってよかったです。ホント、楽しかったな~。

今度来る時は立山黒部アルペンルートの『雪の大谷』も見てみたいですし、『スパ・アルプス』や『The Hive』以外のサウナ施設も開拓したいですね」

SAUNA BROS.vol.6 取材より
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