劣等感を武器に“ととのった”岸明日香の人生をサウナで紐解く

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コンプレックスが武器に変わった瞬間

心も体もととのったところで、ここからは、岸さんの「人生が“ととのった”瞬間」を聞いていきます。

幼い頃は、意外にも人見知りでお母さんの後ろに隠れるような子だったという岸さん。大阪出身だがコミュニケーションは苦手で、前に出たい願望はあるも、言い出せない子でした。

中学3年生に差しかかる1年で胸が急成長。「周りの子からは、急に胸を盛りはじめた人って思われてたんちゃうかな?」と笑う岸さん。周りの友人たちに指摘されることで、自身の胸の大きさを自覚していったそう。「小学生の頃は、まさか自分がグラビアアイドルになるとは思っていませんでした」と言う岸さん。高校生に入ると、胸の大きさがコンプレックスになってきたそうです。

髪の毛を腰まで伸ばして胸を隠したり、胸にさらしを巻いていたという岸さん。胸のせいでセーターが破けた(⁉️)ことも。「何を着てもセクシーに見えてしまい、(男性を)狙っていると思われるんですよ」と、徐々に生活に支障がでるように。

それだけ、胸がコンプレックスだった中で、なぜグラビアの道に進むことになったのか?

高校時代にレースクイーンのアルバイトをしていたときに、事務所にスカウトされた岸さん。もともと、芸能界への憧れはあったため事務所入りを決意しました。

当時のマネージャーが、岸さんのプロフィール写真を何気なくSNSにアップしたところ、その写真がプレイボーイの編集部の目に留まり、グラビアデビューを果たします。異例のスピードで有名雑誌でのグラビアデビューを果たし、グラビアで声をかけられることが多かったそう。さぞかし撮影慣れしてくるのだろうとおもいきや「その頃の写真見てもらえれば分かりますがが、デビュー当時は警戒心が強くて、カメラをにらみつけていましたね(笑)」と。

さらに、事務所の方針で「髪型はボブでいこう」と決まり、腰まであった髪の毛を切りたくなかったが、美容院で泣きながら切ったという。

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