12月13日に発売した「SAUNA BROS.vol.7」では“有名施設の進化！”と題して、リニューアルしたことでさらに話題になっている全国の人気サウナ施設をご紹介しました。本紙では載せきれなかった「ウェルビー栄」のエピソードを前編と後編に分けてお届け！ 後編では東海地区最大級の「Sauna Theater NAGOYA」についてご紹介します。
東海地区最大級の「Sauna Theater NAGOYA」から世界へ！
ーー 前回ご紹介した女性専用サウナエリア以外にも、男女共有で利用できるサウナシアターも見どころですよね！
「ありがとうございます。サウナシアターの最大収容人数は約70名というサイズ感で、中央には巨大な約300kgのサウナストーンと4台のサウナストーブがあります。本格的な照明と音響設備、モニターも設置されていてライブ会場のような雰囲気に設計していますが、これはショーアウフグース世界大会の会場同様のスペックに合わせて作りました」
ーー そこまで力を入れて作られた背景を教えてください。
「ウェルビー代表取締役の米田の、海外で主流のエンターテイメント性のあるショーアウフグースを日本にも取り入れたいという想いから生まれました。レベルアップするには日本従来のサウナ室では少し狭いという難点があったので、アウフギーサーが伸び伸びとパフォーマンスできる理想のサウナシアターを叶えました」
ーー 実際に2023年に行われたアウフグース世界大会では、「ウェルビー栄」の所属チームが優勝しましたね！
「まさに快挙でした。サウナ好きな方であれば、これがどれだけすごいことなのか分かると思うのですが、他の方にはどう例えると伝わりやすいのか……いまだに迷います（笑）。世界大会優勝の反響は大きく、県外から訪れてくれる方も圧倒的に増えました」
ーー「Sauna Theater NAGOYA」の魅力は？
「サウナ施設でなじみのある90℃超えの熱い中で、バンバンと風を当てるような熱波師パフォーマンスとアウフグースは厳密には使用するタオルや風の送り方違うんです。アウフグースは温度が75〜78℃くらいのサウナ室で長く入りやすいので、華やかなショーも楽しめる。あとは、ロウリュにアロマを使って熱波を送るので、癒しもあるのが特徴の一つです。サウナ初心者の方でも入りやすい点はサウナシアターの魅力だと思います！」
ウェルビーが考える「サウナと多様性」
ーー 色々進化している「ウェルビー栄」ですが、もともとあった男性サウナには変化はありますか？
「実はこっそりですが、男性サウナエリアも少しずつ進化しているんです。たとえば、休憩スペースが足りないというお声もいただいて、男性浴場の奥にあったスペースを拡張しました」
ーー なるほど。男性サウナもサウナブームに伴う変化を感じていますか？
「ありがたいごとに利用者数が増えています。それだけでなくお客様の多様性もどんどん広がっていると感じていて。昔はどちらかというとメーンの高温サウナが好きな方が多かったので、混んでしまうこともありました。最近はゆっくりじっくりサウナに入りたい方も増えてきて、それぞれにあったサウナがあってよかったと感じます」
ーー サウナと多様性、興味深いです！
「サウナシアターといえば音楽に合わせてやるアウフグースショーのイメージが強いと思いますが、サウナ室でヨガやヒーリングをするプログラムもあって、男性の方も参加していただけて、意外と人気なんです。これも多様性と関係してくると思っています。不定期の開催ではありますが、お香やアロマを焚いてリラックスできるサ空間を演出しています。男性の方でも熱波師イベントのような強めなものから、ヒーリングプログラムのようなゆったりしたものまで……その日の気分に合わせて楽しんでいただきたいです！」
