サウナ好きの俳優・黒羽麻璃央さんとサウナをめぐる連載「翔ぶ瞬間」。これまで関東のサウナ施設や銭湯を訪れてきましたが、九州・福岡までやってきました! 訪れたのはサウナの名門・ウェルビー福岡。今月も施設さん全面協力のもと、撮影させて頂いた様子をお届けします。
ウェルビー福岡に来て、1セット目「からふろ」(#1)、2セット目「フィンランドサウナ」(#2)を愉しんだ黒羽さん。3セット目に入るのは……。
――次はサウナ室の中に水風呂がある「森のサウナ」です。
「サウナ室の中の水風呂って、どんな感じなんだろう。想像がつかないので楽しみですね。そして、ウェルビー福岡さんで買ったサウナハット、ここで被らせていただいて楽しみたいと思います!」
――入ってみてどうですか?
「前に入ったふたつのサウナもそうだったんですが、明るすぎない感じがやっぱり落ち着きますね。湿度も温度もしっかりある感じで。セルフロウリュもできる。でも僕、こういうところではロウリュあまりしないんですよね。しないというか、誰かほかのお客さんがだいたいしてくれるので、しなくて大丈夫なんですよね。
……そろそろ気になっている水風呂へ行きます!」
――サウナ室の中の水風呂はどうですか?
「なんか不思議な感覚です。水風呂で体は冷たいんですけど、頭はあたたかいから、温かいお風呂に入っている、って脳が誤認しているというか。水風呂なのにずっと入れてしまいます。不思議!」
――今日はこのあと、レストランでお食事もしていただきます。
「はい! 楽しみにして来ました! めっちゃ腹減ったー(笑)」
――レストランに移動しました。黒羽さんが注文したのは何ですか?
「僕は「ベトコンチャーハン」にしました。本当はニンニクがたっぷり入っているんですが、明日お仕事があるので、ニンニクは少しにしてもらいました。ニオイもめっちゃ食欲をそそります」
――黒羽さん、ずっと眉間にシワを寄せていますが……。どんな味ですか?
「これ、ほんっとにおいしいです! おいしくて、眉間にシワ寄ってます(笑)。めっちゃうまい! ほかにもおいしそうなメニューがたくさんあったので、悩んだのですが「ベトコンチャーハン」、おすすめです。味は、スタミナがつきそうな味というか……男子が好きそうな味です。セットのスープもおいしい! 自分で作れたら、家でも食べられるのに、って思うほどおいしいです」
――作るといえば、今月公開になる堤幸彦監督の「ゲネプロ★7」では、料理人の役ですね。
そうなんです。男性7人の劇団のお話なのですが、僕はその劇団メンバーの一人であり、人気料理人でもある役です。物語は、劇団のリーダーが死んでしまって、代わりに新人が入ってくるのだけど……ってあまり言えないのですが」
――あっという間に完食ですね!
「いやーうまかった! ごちそうさまでした! サウナもサ飯も最高でした。ありがとうございました!」
3回続いてウェルビー福岡は今回で最終回です。
果たして次回はどこの施設へ行くのか!? お楽しみに!
<黒羽麻璃央(くろば・まりお)>
1993年7月6日生まれ。宮城県出身。
俳優。映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)に葉月心役にて出演。主人公・園田修一を演じた映画「生きててごめんなさい」と、映画「クモとサルの家族」が公開中。4月21日に「ゲネプロ★7」が公開、5月19日には「最後まで行く」の映画公開が控えている。
撮影協力/ウェルビー福岡
■住所:福岡県福岡市博多区祇園町8-12ロータリ大和ビル2階
■営業時間:24時間
※詳しくはこちらの公式ホームページをご覧ください
撮影/佐藤佑一