冬こそ沖縄!「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」でテントサウナプログラムを実施中。水風呂は海水プール!!

あまたある沖縄県内のホテルの中でもとくに人気の高い「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」でテントサウナが体験できるプランが始まっていると聞き、SAUNA BROS.も現地へ飛んできました!

那覇空港から車で約60分。取材当時は11月でしたが、まだ半袖でも過ごせるほどの温かさ。移動車の窓を開け、ゆれる南国風の植物や、青い空をながめ、風を顔に受けながら「あぁ、沖縄にきたんだなぁ」と実感。「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」は、国内屈指のビーチリゾートである沖縄県恩納村の美しい海に囲まれた瀬良垣島と、沖縄本島が一本の橋でつながった珍しいロケーションが特徴です。一本道をすすむと、建物が見えてきました。

華美に飾らない、洗練された外観

ロビーラウンジはこのラグジュアリー感! 落ち着いたロビーの雰囲気と反比例するかのように、筆者のテンションは上がるばかり。光の加減まで素敵なんです! インテリアデザインを手がけたのは、著名デザイナー・橋本夕紀夫氏。格子状のフレームが沖縄の強い太陽の日差しをやわらげ、さらに作り出す影がまるで木漏れ日のようにロビーを優しく包んでいました。

優しい光と落ち着いた調光で安らげるロビー
夜は違った表情でくつろぎを与えてくれます

チェックインをすませカードキーを受け取ったら客室へ。今回の部屋は「オーシャンコーナースイート」。ドアをあけると……はい、きました、オーシャンビュー。目の前に広がる水平線に圧倒されながら「あぁ、沖縄にきたんだなぁ」とまた思うのでした。

ベランダからは屋外プールも見渡せる

中央にある尖った島が伊江島。「この方向の海には1月になるとクジラが遊びに来ることがあり、運がいいと見ることができます」(広報担当者)

「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」は建物全体がL字になっているので、どの部屋からも海をながめることができるのだそうです。うれしいですね!


さて、部屋で支度をしたら、お待ちかね、テントサウナへ向かいます。「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」にはふたつの屋外プールがあるのですが、ふたつとも11月上旬から休止となります。ただ、テントサウナを利用する方にだけ、特別に海水プールの「ラグーン」を解放、水風呂として楽しむことができるんです。胸を弾ませプールエリアに向かうと見えてきました「METOS」の文字。

「テントサウナはいろいろ検討したのですが、総合的に考えてMETOSになりました。2基をジョイントして最大8名まで利用できるようにしています」(ウェルネス&アクティビティ奥井さん)。安心のMETOSです。薪は沖縄北部森林組合から手配している沖縄産の材木を使用。

テントの横にある出入り口用のチャックをあけて中へ入ると、しっかりやわらかい熱が中に充満していました。入った瞬間からからだにまとわりつく熱気が気持ちいい。テントサウナ独特のこもり具合が、いいんです。「テントサウナの中は80度に保てるようにしています」(奥井さん)。

5分もすると全身に汗をかき始めてきました。さらなるアチアチを求めて、一緒に入った女性がロウリュをしてくれました。一気に蒸気が広がります。「ジュワッ」とサウナストーンが水をはじく音、薪がパチパチとはぜる音、薪の香り……目を閉じて薪ストーブのテントサウナを愉しみます。……とここまでは過去に経験あります。が、さらに耳に入ってくるのは、波が岩にあたる音、遠くから聞こえる海鳥の鳴き声、葉がこすれゆれる音……安らぐ……天然のリラクゼーションミュージックです。波打ち際の音を聞きながら「あぁ、沖縄にきたんだなぁ」とまたまた実感。

蒸気をあげて体感温度をあげます
ストーブの火を見ているだけで癒されます

ロウリュウを何度かくりかえし、しっかり温まったあと、目の前の「ラグーン」へダイブ! (実際は飛び込む勇気なく、そろそろと入りました)。ラグーンは先ほども少し説明しましたが、海水のプール。海水を循環させているので、しょっぱいんです。そして、体が浮くんです。海がどちらかというと苦手だった筆者は、「ふつうに水風呂にしてくれればいいのに、なんでわざわざ海水に……」と否定的だったのですが、一度ラグーンの浮遊を体験したら、もうトリコに。ふわふわ浮いているのが、こんなに気持ちいいとは。

“浮く”気持ちよさを知ってしまいました……
浮きながら見える空はこんな感じ
ラグーンの一番端っこへ行けば、海と一体化した気分に……

ラグーンのあとはプールサイドに設置された、ととのい椅子へ。夕刻には目の前に沖縄の大自然を照らすサンセットが見られます。

ぜいたくなととのい時間。テントサウナ→ラグーン→外気浴、時間の許す限りぐるぐるぐる

「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」には屋外プールのほかに、室内プールもあります。その手前には「スチームサウナ」も。温度はわからなかったのですが、こちらにもサウナストーンがあり、体をあたためることができます。

スチームサウナのストーン

サウナやプールから自分の部屋に上がるときは、シーサイドエレベーターを使うと、自分の部屋まで一直線で戻れます。濡れたままロビーを通ったり、サウナやプールに行くときも水着姿で人前を歩かずに行けるんです。うれしいですよね。こういう一流ホテルのちょっとした工夫にグッときてしまいます。


「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」ではオリジナルのアクティビティがいくつも用意されています。そのひとつが「クマノミと瀬良垣島の海を学ぼう!」。座学とシュノーケリング・ダイビングを組み合わせたアクティビティです。筆者は海が苦手なので(海水プール「ラグーン」ですこし克服した)楽しみよりも不安が勝りつつ、人生初のウェットスーツのキツさに驚きながら説明を受けて、海へ。ところが、いざ海に出てみると、ゆらゆらしながら海底の生き物を見るのが興味深く、楽しい。人の気配を感じてサッと口を閉じる地中の貝や色鮮やかな魚を見て思いました「あぁ、沖縄にきたんだなぁ」と。夢中で足を動かしていたらあっという間に時間終了。初心者でもカクレクマノミを見ることができましたよ! 

初心者でもたのしめました

夜。夕食は2階にある「Shirakachi(シラカチ)」へ。シラカチとは琉球語で「瀬良垣」の意味で『炉端』『鉄板焼き』『日本料理』『鮨』『バー』の5つのレストラン&バーがあるんです。シラカチ統括料理長・嘉数さんは琉球料理伝承人資格と泡盛マイスターの資格を持つ、沖縄料理のスペシャリスト。沖縄出身の料理人が、沖縄ならではの食材が持つ独特な触感や風味を生かしたお食事を提供してくれます。

中央のメーンキッチン。調理する光景や音も含め五感を刺激しながら食事を楽しめます

一夜明け、おはようございます。朝ごはんです。朝食は1階の「オールデイダイニング セラーレ」でブレックファストブッフェ。前菜や、サラダ、ヨーグルト、シリアル、パンのほか、温野菜や、沖縄料理、肉料理など……どれも食べてみたくて選びきれない。

エッグベネディクトやオムレツなど目の前で調理してくれるので熱々をたべられます

個人的なオススメは「フレンチトースト」。と筆者も別の人から“おすすめされた側”なのですが、食べてみたらもう、止まらない。1枚、もう1枚、もう2枚…と合計4枚いただきました!

何枚も食べれてしまう絶品フレンチトースト

ではここで、建物内をちょっと紹介。

フィットネスセンター
宿泊者ならば誰でもいつでも利用できます。

海を見ながら汗を流せます

キッズプレイエリア
小さいお子さんも安心して遊ばせられます。子ども用アクティビティもあるんですって! 

                  

クラブラウンジ
最上階にラグジュアリーフロアを設け、ラウンジも最上階にあるホテルがおおいなか「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」ではラウンジを3階に設置しています。それはラグジュアリーフロアを設けていないから、どこのフロアの人も行きやすい3階にしたのだとか。そういうお客様想いなところがグッときます。別料金を払えば、利用している客室やプランのグレードに関係なく、クラブラウンジを使用できます!  

                                                                        


ところでこちらの「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」はロビーはもちろん、エレベーターのエントランスなど、いたるところにアートがあるんです。

「このホテルのコンセプトが“元気になるホテル”なんです。滞在したお客様が元気を取り戻していただけるような場にと……それで“月”のムーンパワーです(笑)」(広報担当者)

はい、ムーンパワーしっかり受け取りました(笑)。いろいろ体験させていただきましたが、やっぱりオススメはテントサウナ! リゾートという洗練された地で入るのに、沖縄の自然をしっかり感じることができるサウナ体験でした。旅行プランに、冬の沖縄のテントサウナ体験をぜひ!

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄
宿泊者限定METOSのフィンランド式「テントサウナ」でととのう。プログラム
期間期間:2023年3月12日(日)まで
営業時間:後1:00~8:00(最終受付 後6:00)
時間:1回90分
料金:おひとり5,594円(税・サ込)
人数:1回8名様まで利用可能 ※相席でのご利用になります
ソフトドリンク付き

撮影/Takuya Fukuzawa

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