世界初「温度帯が選べる水風呂」は水質も抜群だった!
ちょっといろいろと観察しながらだったので、いつも以上に体はアッチアチ。ふぅ〜、まずはヘッドシャワーで先に体を流して、ちょっと人心地ついたところで、さて、お待ちかねの水風呂です。
やはり、とにかく大きい。大きすぎる!
この水風呂、2回目のリポート記事でも書きましたが、四辺が5メートルというサイズやスケールもさることながら世界初の機能を有した水風呂です。両端にそれぞれデジタルの水温表示板があるのですが……。
片方の端部が10℃以下=シングルの水温です。温度表示にご注目を! 見るだけで体が冷えそうになる9.5℃となっています。
そしてもう一方が……現在は15℃ちょっとを示していますね。
そう。ひとつの浴槽で、入る場所によって、温度帯が異なる=好きな温度帯を選んで入ることができる、という機能(その仕組みは前回=2回目の記事に記したので、興味のある方はぜひそちらをお読みください!)。
では実際に入らせていただきます!
まずはシングルのサイドから。ほぉ! 冷たいです。いいですねぇ。でも、不思議なことに、シングル特有の刺すような体感や、イタ(痛)冷たさみたいなものは感じません。個人の体感ではありますが、慌てて出たくなるような冷たさでは決してないです。むしろ、しばらく味わっていたい……そんな水です。
上水を使用しているということですが、武蔵野市エリアは奥多摩の森から連なる水脈を使用しているので、水質が極めて良いと聞いたことがあります。そうしたもともとのやわらかないい水のポテンシャルということもあるんでしょうね。いや、実に気持ちいいです。
水温がシングルでも長く入っていられる……すべての水風呂好きに体感してほしい
というコトで、けっこう味わっちゃいました。シングルサイドの心地よさを。数十秒はいましたね。いや、1分近く居たかも。
そのせいでしょうか、その後、15℃前後のサイドに移動したのですが……正直に言うと、違いはそこまで分かりませんでした。
ただ、同行したスタッフいわく、「逆の順番でやったら、違いを感じました」とのコト。なので、2セットめは私も15℃前後のサイドに先に入り、その後、9℃サイドに移ってみたところ……、たしかに、その順だと少し分かりますね、温度の違いが!(とは言え、そんなにハッキリとは「ああ、違う!」とは感じ取れませんでした。ということは、私が水温の感覚に対して鈍いのかもしれません。すみません……!)
ただ、ひとつ言えるのは(水温差が分かるかどうかは別にして)「そもそも、めちゃめちゃ気持ちいい水風呂だ」ということです。
自分が、水温感覚が鈍いのかもしれないというのは少しショックですが(泣)、水質を感じることには自信がありますし、何よりも気持ちいい水風呂かどうかは分かります! 大事なのは、肌感と、しっかり熱がとれていく気持ち良さですから!!
「そもそも、それでいいじゃないか!!」という思いでいっぱいですし(笑)、逆をいうと、その点だけでもこの「MONSTER」の水風呂はオススメです。水温が分かる人にとっては、さらなるボーナス!? 皆さん、ぜひ、ご自身で体感してみてください!!