2月1日に、東京の新名所が豊洲市場の隣にオープン。その名も「豊洲 千客万来」。施設は、温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」と食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」の2つのゾーンに分かれています。豊洲市場の新鮮な食材を売りにした飲食店にも興味津々ですが、何はさておき気になるのが、やっぱりサウナ! まずは東京湾を一望できる天然温泉の露天風呂も備えた浴場を最速リポートします。
江戸の街並みを抜けると、そこには……
江戸の街並みが再現され、新鮮食材を売りにした飲食店が軒並ぶ、まるでテーマパークのような食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」を抜けると、正面にどーんとそびえ立つ水色の建物がキラキラとした光を放っています。この正体はなにかというと……そう、温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」です。町屋が軒を連ねる先に見える9階建てのビルの存在感は抜群。2階のエレベーターホールから7階の受付にあがり、チェックインを済ませましょう。浴場は男女ともに6階にあり、赤青に染め抜かれたのれんが掛かった入口が並んでいます。
収容人数に合わせた圧巻のロッカー数
のれんをくぐってロッカー室に入ると……ロッカーの数が桁違い。数えてみようかと思いましたが、すぐに無理だと思い、施設スタッフの方に聞いてみると、日帰り入浴の「マル得セット」(前10:00~深3:00)利用者のロッカーが男女合わせて1600個! 宿泊できる客室もある施設で、その人たちのためのロッカーが200個あり、合計1800個あるんだとか。
フェイスタオルとバスタオルが畳んで積まれたスペースがあり、自由に取れるようになっています。そして、胸を高鳴らせ、いざ浴場へ……。
桶はヒノキ、木目調のいすはオリジナルの特注品
男子風呂の洗い場は5人並べる列が6つ。女子風呂は5人並びが10列に3人並びが1列。男子は30人、女子は53人が同時にからだを洗えます。浴室アメニティーは男子が歯ブラシ、髭剃り、ナイロンタオル、シャンプーブラシで、女子はナイロンタオルが硬めと柔らかめの2種類を選べ、シャワーキャップ、ヘアゴムも。
桶はヒノキ。バスチェアも同じように見えますが……木製ではありません。プラスチックではあるものの、木の質感がありながら、カビが付きにくいように加工されたイスをメーカーに特注したオリジナル。万葉倶楽部グループの浴場でしかお目にかかれない代物だそうです。シャワーヘッドはミラブルとナノバルブの2タイプが使用されています。心憎いチョイス、たまりません。このサービス、うれしい人は多いのではないでしょうか。