水風呂の気持ちよさを掘り下げると……深遠なる世界も見えてきたい
あれだけ大きなマグロを解体するのには、ある程度時間がかかるということで、再びここからVTRタイム。
過去の年越し特番では、濡れ頭巾ちゃんの大好きな「水通し」についての企画が好評でしたが(たしか前回は“滝行”もやってましたよね!)、今回は同じ水風呂ネタから、「オーバーフロー」についてのコーナーが繰り広げられます。
「オーバーフロー」。そう、かけ流しの水風呂で、浴槽のフチからジャバジャバと常に水が流れ出している。清冽な美しい水が、気持ち良くあふれている……アレです。
なぜ濡れ頭巾ちゃんは「オーバーフロー」を愛するのか。そこにはある深い理由がありました。
ちょっとですねぇ、このVTRがいいんですよね。なんだか深いんです。
最初はさまざまな施設の気持ちいい水風呂の映像集から始まりますが、新撮のロケは、思いも寄らない場所にまで到達します。
さすがは「ととのった〜」という言葉の生みの親。いつも放送を見るたびに、そのレジェンドぶりにリスペクトの念を抱いてしまいますが、このVTRにも、その思索の壮大さ、感性の豊かさがいかんなく投影されているように思いました。
うまく説明はできないし、説明すればするほど浅く軽薄になっちゃうので、申し訳ないのですがこちらもオンエアを楽しみにしていただけますでしょうか。このコーナーも、実は密かに今回の特番のハイライトのひとつです!
サウナ歌謡! 名物シンガーのショーで大盛り上がり
「オーバーフロー」コーナーで、この番組のアカデミックな(?)一面を堪能できますが、一転して、ここからは再びエンタメ要素のギアが一気に上がります。
はい。ショータイム! 宴会タイムです!!
いやぁ、楽しい。実に楽しい。
先ほどの特設ステージに、ラジカセを手に登場するのは、この人! 11月にヒャダさんが一人で訪れた、横浜・鶴見の「ファンタジー&スパ おふろの国」の、こちらも名物ボディケア店長、大西一郎さん。
“肩甲骨の騎士”という異名を持ち、マッサージの達人である大西さんですが、実は「サウナ歌謡」(!)の第一人者としても有名。同ロケの際の、メロディーも歌詞も振り付けも、非常に中毒性の高い「あかすりブルース」を熱唱する姿に魅入ってしまった人も多いんじゃないでしょうか。
「こっする、こっする、こっする〜♪」。
“今年のあかは、今年のうちに……”と、ヒャダさんの名調子も冴え渡ります。そんな曲紹介ナレーションを受けての見事なパフォーマンスに、濡れ頭巾ちゃんもヒャダさんも大喜び! 収録スタッフすらも大盛り上がり!
歌うときは、そのややハスキーな甘い声はフルボリュームで出るのに、トークになると小声になっちゃう、独特の挙動ぶりも健在(?)です。いやぁ、楽しい!
でも、こんなに盛り上がったのに……まだまだ宴は前半でした。この後さらに、ステージは熱を帯びていきます。