日本海の夕日が見えるアースバッグサウナが6月にオープン/新潟

新潟・出雲崎町にアースバッグサウナ「On The Sea」が、6月1日(土)オープンする。このサウナは、日本海を臨む絶景ヴィラ「One Story」に併設される。

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日本海と夕日を眺める絶景のヴィラ

「On The Sea」が誕生する新潟県・三島郡出雲崎町は、新幹線とレンタカーを利用すれば、東京から2時間強でも行くことができ、「夕日の町」としても知られる人口約4,000人程の町。

そんな町にあるのが、1日2組限定で宿泊できるヴィラ「One Story」。目の前いっぱいに美しい日本海の水平線と、夕日をのぞむことができる絶景の宿。部屋から海まで歩いて約10秒。心地のよい潮風と波の音に包まれる癒しのひとときを過ごすことができる。

「One Story」には、コンセプトの異なる2つの部屋「海の間」と「夕日の間」があり、どちらの部屋も床には無垢の木、壁には与那国島の化石珊瑚を用いている。

「海の間」は、リビングの壁面にブルーを配し、夏の海辺をイメージ。流木を土台に使ったテーブルや、波を思わせる壁の模様など、海を連想させるさり気ないあしらいが魅力的だ。「夕日の間」は、リビングの壁面にオレンジを使い、温かみのある雰囲気に。ベンチシート付きの大きなテーブルがあるので、家族連れにもおすすめだ。

どちらの部屋も、タイルアートが美しく日本海を望む絶景の浴室付き。子どもを含め最大5名まで利用可能となっている。

まるで海に浮かぶ要塞のようなアースバッグサウナ

新サウナ「On The Sea」は、土を積み上げて作る「アースバッグサウナ」という珍しいサウナ。土は木よりも蓄熱性が高く、サウナの熱が長時間持続する。「輻射熱」と呼ばれる熱い物体から放出される熱も、通常のサウナより多いため、身体の芯からしっかり温まることができる。アースバックサウナは造形の自由度も高いため、その機能性とデザイン性の高さから、今サウナ界で注目を集めている。

「On The Sea」を作り上げた五十嵐貴博さんは、日本全国でアースバッグサウナを建設してきた「アースバッグサウナビルダー」。そんな五十嵐さんは、新潟県出身。能登半島地震で被災した新潟を元気づけるため、復興への祈りも込めて、自ら手がけた渾身の新サウナが今回の「On The Sea」だ。「まるで海に浮かんでいるかのようなサウナ」という点から、「On The Sea」と名付けられた。

「On The Sea」は、アースバッグサウナを新潟の伝統的な瓦である「安田瓦」で覆うという独創的なデザインで、「海に浮かぶ要塞」をコンセプトにした外観になる予定だ。

安田瓦は、雪深い新潟県阿賀野市(旧安田町)で生まれ、豪雪から暮らしを守るために、高い強度を備えた瓦。豪雪地帯である新潟県の海辺に佇む「On The Sea」を、雪や塩害から守るため、この安田瓦でサウナ全体を覆う。さらに、外観だけでなく、サウナストーンなどにも「安田瓦」を使用する予定。鬼瓦にロウリュをする「鬼瓦ロウリュ」が楽しめる。

水風呂は、アースバッグで作られた前室に設置される予定で、まるで洞窟のようなアースバッグの室内で神秘的な水風呂体験を味わうことができる。備えつけられている丸窓から外を覗くと、そこに広がるのはどこまでも続く青い海。

サウナの周りにはデッキが新設され、海を眺めることのできる開放感抜群の外気浴スペースも。日本海を前に、最高に“ととのう”時間があなたを待っているだろう。

唯一無二のサウナの完成が待ち遠しい。

On The Sea
■住所:新潟県三島郡出雲崎町勝見597
■料金:55,000円(税込)/1室(最大5名まで、子どむ含む)
※そのほか、詳しい施設情報は公式HP(https://sunsetvilla-onestory.com/)からご確認ください

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