サウナ好き俳優・黒羽麻璃央さんとサウナ施設をめぐる連載「翔ぶ瞬間」。今回訪れた施設は東京・大田区にある「天然温泉 平和島」。前回、岩盤浴でしっかり温まりたっぷり汗をかいた黒羽さん。果たしてサウナで黒羽さんの体はどんな反応をみせるのか!? お楽しみください。
サウナ室のテレビを見ながら大汗
――岩盤浴を楽しんでいただいたあとは浴場へ移動して……お待たせしました! サウナです。
「サウナ、ここからが本番? ですよね(笑)。大丈夫かな、もうだいぶ汗かいちゃっているんだけど……(サウナ直前の岩盤浴の様子はこちらから)」
――そして向かった先は、浴場奥にある温泉。黒羽さん、やっぱり先にお風呂ですね! ここは地下2000メートルから湧き出す都内屈指の天然温泉なんです。
「そうですね。お風呂があるとやっぱり入りたくなっちゃいますね。もともとお風呂好きからサウナ好きになったので、お風呂があるなら楽しみたい。浴槽が広い。ふだんプライベートで行くときも、サウナではしっかり汗をだしたいから、お風呂であたためてからサウナ室に入ることが多いですね」
――「高温サウナ」はどうでしたか?
いやー気持ち良かったです。岩盤浴でたくさん汗を出したあとだったので、サウナに入ってまだ汗が出るか心配だったのでが、サウナでもたっぷり汗がでました。むしろ、いつもよりたくさん出ている気がします。岩盤浴で汗腺がしっかり開いて汗が出やすくなっているのかも。ほんと気持ちよかったです。
このサウナ室、座る場所によってきっと感じる熱さも違うと思うんです。何回も入れるなら、いろんな場所を試したいですね。今日はもう、あの場所でしたけど」
――テレビが見える特等席ですね?
「そうですね。応援する野球チームの試合がテレビで流れていたので完全にそっちに気をとられていました! おかげでいつもより長くサウナ室に居られた気がします(笑)」
――いつもよりテンションが高かったというか。目がランランしていましたね!
「そうなっていました? サウナ室のテレビって、ないところは瞑想できていいですし、テレビがあるときは時間が短く感じるので必ず見ますね。今は黙浴ですが、テレビに『そんなばかな』とかつっこんでいる人見ると、なんか『いいな』って思います。テレビでサウナ室の中の一体感みたいなのがうまれるときもありますよね」
――あー分かります。いいところでCM入ると続きが見たくて我慢したり……。
「そうそう。オチを早く知りたいのにーって。番組終わった途端にみんなでサウナ室出て水風呂が混む、みたいな。野球だと攻守両方見たいから、サウナ室を出るタイミングが難しいんですよね(笑)」
キンキンの水風呂のあと、ホワホワ感にひたる
――テレビの続きが気になって水風呂も急いで出てしまう……ことも?
「たまーにあります。休憩時間もテレビが気になって若干短くなったり。でも今日はしっかり水風呂も内気浴もしました、撮影ですし(笑)。
とはいえ、ここの水風呂は冷たかったので、長く入れなかったです。撮影のために貸切で入らせてもらっているから水温が下がっていたのかもしれないですが、結構冷たくて一気に冷やされる感じでした!」
――冷たい水風呂のあとはいつもより体がほかほかするというか、血流早くなるような感じがしませんか?
「そうですね。あと、冷たいくて『グーッ』って体に力が入ってしまうからか、その分、上がったあとの脱力感が『ホワホワ~』という感じで。内気浴も気持ち良かったです。
ここは、浴場の中に休憩する場所が多くて、サウナやお風呂に入って、休憩してまた入って……って自分の好きなようにゆっくりできそうですね。撮影では、ぜいたくに貸切で使わせていただいていますが、仕事帰りの方や、家族連れのパパや、いろんな方々がここで思い思いにサウナやお風呂を楽しんでいるのが想像できました」
――来る人を選ばない、そんな雰囲気を感じますね。
次回は、黒羽さんが「整体マッサージ」を体験する様子を紹介します。見ているだけで気持ちよさそうでした……。お楽しみに!
黒羽麻璃央
1993年7月6日生まれ。宮城県出身。
俳優。映画、ドラマ、舞台など幅広く活動。ミュージカル・ピカレスク「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」(ポーマニャン役)や、現在放送中の「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日)に出演。‘24年1月26日(金)公開「劇場版 君と世界が終わる日にFINAL」(加地裕也役)、人気任侠シリーズ「日本統一」10周年記念作品第一弾の映画「氷室蓮司」(篠原将人役)に出演予定。
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撮影協力
天然温泉 平和島
住所:東京都大田区平和島1-1-1 ビッグファン平和島2F
営業時間:前11:00~翌前10:00(入浴終了=翌前9:30、岩盤浴終了=後10:00)、年中無休
詳しくは公式HP(https://www.heiwajima-onsen.jp/)
撮影/佐藤佑一