舞浜ユーラシアのスパエリアが一新! 多彩な男女浴室をリポート 

2026年1月15日に「SPA & HOTEL 舞浜ユーラシア」(以下、ユーラシア)のスパエリアがフルリニューアルオープン。“わたしだけの癒しをデザインする”をコンセプトに掲げ、従来の温浴施設の枠にとどまらず、“訪れるたびに過ごし方を更新できる”スパへと進化しています。 

空間全体はナチュラルでミニマルなデザインへと刷新され、動線や設備配置など、細かなディテールにまで使いやすさへの配慮が行き届いた設計に。今回は、そのなかでも4階にある男女別の浴室エリアにフォーカス。サウナや内湯の特徴やそれぞれの違いを中心に、リニューアルによって整えられたポイントを詳しく紹介していきます。 

目次

男湯サウナは、「ケロサウナ」「ログサウナ」「カルダリウム」の3種類 

「SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア」のスパエリアは、4〜6階部分。今回は、4階の男女別のスパエリアをご紹介します。 

まずは受付を済ませ、タオルセットを受け取りにカウンターへ。広がるのは、木目を基調とした和モダンでミニマルな空間。今回のリニューアルで、余計な装飾をそぎ落とした、ナチュラルで開放感のある印象へと生まれ変わりました。 大浴場に入る手前のこのエリアは、入館後に荷物を整理したり、入浴後に少し腰を落ち着けたりするのにも使いやすい空間。ちょっとした仕事のメールの返信など短時間の作業や身支度などにも便利なスペースです。 

実際の浴室構成はというと、リニューアル前から大きく変えすぎることなく、踏襲されている部分も多くありますが、利用者の声を反映しながら、細かな使い勝手を見直す改修が行われています。 

男性浴場にサウナは3種類。以前からファンの多かった、フィンランド産の希少なケロ材を使用した「ケロサウナ」。壁面には年輪の表情が残るケロ材、座面には新たにヒノキ材が採用され、木の質感と香りをより感じられる空間へと整えられました。ヒノキのやわらかな香りと、ケロ材が持つ落ち着いた佇まいが重なり、入った瞬間にやわらかい熱が体を包み込みます。サウナ室に入ると「ああ、気持ちいい……」という声が思わず漏れてしまうほど。 

サウナストーブは、ドイツ製の高品質サウナストーブメーカー・FinTec社のものを導入。熱が一点に偏らず、室内全体にやわらかく行き渡る設計で、体感は穏やか。素材や設備を更新しながらも、ケロサウナ本来の落ち着きはそのままにした、長く腰を据えて過ごせる「ユーラシア」の代表的な存在です。 

「ログサウナ」は、約90℃に設定された高温サウナ。しっかりとした熱量を感じられる一室です。室内を囲むのは、国内最大級となる直径約30cmのヒノキの丸太を何段にも積み重ねた壁。無垢材ならではの厚みのある木からはヒノキの自然な香りが立ち上がり、空間全体をやわらかく包み込みます。 

照明は最小限に抑えられており、ほんのりとした薄暗さが落ち着いた雰囲気を演出。とはいえ、日中は小窓から外の光がほどよく差し込み、閉塞感はまったくなし。明暗のバランスが心地よく、視界を絞りながらも圧迫感を感じにくい設計です。しっかりと汗をかきたいとき、静かな空間で呼吸を整えながら蒸されたいときは、迷わずここへ。 

スチームサウナ「カルダリウム」には、リニューアルにともないアロマが導入されました。室内にはじゅうぶんな量のスチームが行き渡り、蒸気に包まれる感覚は、ドライサウナとはまた別物。身体の芯までじんわりと温まる、いわば「体を休ませるサウナ」で体への負担を抑えながら汗を促し、無理のないペースでサウナセットを組み立てられます。 

炭酸泉を新設。露天にある赤いドーム型のヒーリングバスは男性のみ 

今回のリニューアルでは、内湯エリアに炭酸泉が新設されました。浴室の中心に据えられてきた天然木の大黒柱はそのままに、その隣に「欲しい」という声が多く寄せられていた炭酸泉が配置されています。 

炭酸泉があると、施設への満足度がさらに高まるというもの。体温に近いぬるめのお湯は、思わず時間を忘れてしまうほど長く浸かっていられる心地よさ。サウナでしっかりと温まった身体が、炭酸泉の中でゆるやかにほどける……。サウナと組み合わせることで入浴のリズムに緩急が生まれ、さらに立体的にサウナ体験を楽しむことができます。 

露天エリアも、装飾を極力抑えたミニマルな空間デザインへとリニューアル。「ユーラシア」自慢の地下約1,700mから汲み上げる源泉掛け流し天然温泉は、もちろん健在。淡い黄金色をした湯は、塩分とミネラルを豊富に含み、保温性が高く、入浴後もポカポカを持続します。この天然温泉に浸かりながら舞浜の景色を望めることができるのも、この施設の大きな魅力。遠くには某テーマパークの風景が広がり、天候に恵まれた日には富士山の姿が見えることもあるそうです。 男性側にのみ設けられているのが、源泉を50%濾過した温泉を使用する「三深の湯」。深さの異なる3つの浴槽が並び、全身浴と半身浴をその日の体調や気分に合わせて楽しむことができます。同じ湯でありながら、浸かり方によって体感が変わるのも、この露天ならではの楽しみ方です。 

露天スペースにある赤いドーム型の建物が、「ヒーリングバス」。もともとは女性側で利用されていた空間を、男性利用のニーズが多かったことを受けて配置を見直し、リニューアルしたとか。体温に近い約36℃の湯は、刺激が少なく、長く浸かっていられるのが特徴。夏場は火照った身体を穏やかに落ち着かせ、冬場はリラックス重視の入浴として活用できる、唯一無二のスペースです。 

女湯サウナは、なんと男湯より1つ多い! 4バリエーションが楽しめる 

温浴施設では女性側のサウナ数が男性より少ないケースも多く、少しだけ寂しい気持ちになってしまったりも…。その点「ユーラシア」では、女性サウナが男性サウナより1種類多く、全4種類という構成。これは女性サウナ愛好家にとっては、うれしいニュースです! 

今回のリニューアルで女湯サウナに加わったのが、高温の「フィンランドサウナ」。これまで低温帯やスチーム系が中心だった女湯サウナに、しっかりとした熱を感じられる選択肢が加わったことで、サウナの幅が一気に広がりました。女性サウナ好きのニーズをきちんと汲み取ったアップデート、ありがたい。 しかもこの「フィンランドサウナ」があるのが、独立したスペースとして設けられている「ラウンジ」と呼ばれる独立した空間。男性側にはない構成で、浴室内にありながらも一歩奥まった、特別感のある設え。落ち着いた雰囲気のなかで、じっくりとサウナに向き合える環境が整えられています。

ラウンジ内には、フィンランドサウナに加え、約10℃に設定されたクールルームを併設。水風呂ほど刺激が強くないため、サウナで温まった身体を無理なくクールダウンでき、肌がきゅっと引き締まるような爽快感が得られます。また、ラウンジには「アカスリ」スペースもあります。

「ユーラシア」の代表格でもある「ケロサウナ」も、男性同様、もちろん健在。男性側に比べるとややコンパクトな造りではありますが、空間には十分なゆとりがあり、落ち着いて過ごせる設計です。 

壁面に配されたケロ材と、座面のヒノキが重なり合い、室内にはやわらかな木の香りが広がります。刺激の少ない穏やかな熱に包まれながら、腰を据えてじっくりと温まるなら、ここ。 

スチーム系サウナは、「カルダリウム」と「テビダリウム」の2種類。足置き場が設けられており、足元が熱くならない設計にも配慮が感じられます。 

カルダリウムは約45℃で、スチーム量が多く、湿度をしっかりと感じられる構成。一方でテビダリウムは今回新設された女湯専用のスチームサウナ。

約40℃の比較的やさしい温度帯で、刺激を抑えながら時間をかけて身体を温めることができます。スチームサウナを選べるなんて、なんともぜいたく。 

女性のみのラウンジルームやゆったり内気浴で深いリラックスの境地に 

 そして女性浴室には、男性浴室にはない仕掛けがもう一つ。テビダリウムの近くに、天井が高く、静けさのある内気浴スペースが設けられています。美術館を思わせるような落ち着いた空間に、あえてチェアは3脚のみ。数を絞ることで、周囲との距離が保たれ、深くリラックスしやすい環境が整えられています。外気浴とは異なり、天候や気温の影響を受けにくいため、雨の日でも快適に休憩できるのもうれしい。 

露天エリアの休憩スペースも、今回のリニューアルで大きく見直されました。これまで寝湯だったスペースは役割を変え、5脚のチェアが並ぶ休憩エリアへ。チェアに身を預けると、天井に丸く設けられた開口部から空を仰ぐことができます。晴れた日には青空やヤシの木の葉がちらりと揺れる様子が見え、雨の日には、落ちる雨音や曇った空の表情を眺めながら過ごす時間に。天候によって印象が変わる点も、この休憩スペースならではの魅力です。 

露天エリアでは、地下約1,700mから湧き出る源泉掛け流しの天然温泉をそのまま生かした、ミネラル豊富な「黄金の湯」と、成分を50%濾過して肌あたりをやわらかくした「露天風呂」の、性質の異なる2種類の湯を楽しめます。しっかりと温泉成分を感じられる湯と、マイルドで入りやすい湯、2種類の天然温泉を行き来することで、身体の芯までじんわりと温まり、湯上がりには体も心もほくほくです。

全体的にデザインが洗練された雰囲気に 

“わたしだけの癒し時間をデザインする”というコンセプトの通り、「ユーラシア」は、単に入浴を目的とした施設から、滞在そのものを楽しむスパへと進化しました。浴室以外のリニューアルポイントは、大きく3つ。 

まずは館内全体のデザインが、ぐっと洗練された雰囲気になったこと。従来のいわゆる“スーパー銭湯”らしさを抑え、落ち着いた色味と素材感を活かしたモダンな空間へと刷新。装飾を足すのではなく余白を活かすことで、すっきりとした洗練された雰囲気に包まれています。 

空間にはこれまでよりもやや上質感のあるムードが漂いますが、決して敷居が高くなった印象はありません。むしろ、無骨さや雑多さを感じさせていた要素はそぎ落とされ、落ち着きのある空間で、静かに自分のペースを取り戻せそうです。 

ホテルとスパの動線が完全に分離 

今回のリニューアルでは、エントランスまわりの導線設計も大きく見直されました。4階のエントランスに入ると、左奥がホテル宿泊者専用カウンター、右側が日帰り温泉利用専用の受付と明確に分かれており、利用目的に応じてスムーズに進める構成となっています。 

ホテル利用者と日帰り利用者の動線がはっきり分離されたことで、受付まわりのオペレーションは格段に向上。これまで発生しがちだったチェックイン時間帯の混雑も回避しやすくなり、待ち時間の軽減が期待できる設計へとアップデートされています。 

また、スパのみ利用の場合は、入館から退館までをQRコードで完結できるシステムが導入されました。スタッフ対応を必要最小限に抑えた運用により、サウナ後も慌ただしさを感じにくく、ととのった余韻を保ったまま帰路につくことができる。そんな施設利用自体の使いやすさも、「ユーラシア」でのサウナタイムの満足度を底上げしてくれるはずです。 

ロッカーや洗い場が増設。腰掛けられるエリアも 

さらに今回のリニューアルでは、ロッカーまわりの使い勝手も大きく向上しました。ロッカーは従来のタイプに加え、縦長タイプも新たに選べる構成となり、衣類や荷物の量に応じて使い分けが可能。スーツケースやかさばる荷物を持っていても対応しやすくなっています。 

ロッカーの総数は、なんと約700台。収容力が大きく増したことで、混雑時でもロッカー待ちが発生しにくく、入館から着替えまでの流れがよりスムーズに。さらに、ロッカールーム内にはベンチが増設され、入浴やサウナで火照った身体を、浴室を出てすぐに落ち着かせることができ、着替えの前後にひと呼吸置ける余裕が生まれています。 

パウダースペースの設備も一新。ドライヤーには「ReFa」の最新モデルが採用されており、縦置きでフリーハンド使用ができるドライヤーや、ヘアアイロンも用意されています。男性ルームには、日焼けマシーンも! 

洗い場についても、男女ともにブース数を増設。混雑しやすい時間帯でも利用しやすくなり、入浴前後のストレス軽減につながっています。特に女性浴室では、シャワーヘッドにReFaとミラブルを採用。好みに合わせて選べる仕様となりました。 

全体像からディテールにいたるまで、より使いやすくリニューアルされ、自分らしいサウナ体験を体感する場所に進化した「舞浜ユーラシア」。次の記事では、今回のリニューアルにともない新しくできたエリア5階の「SPA+」、6階のビュッフェレストランについて詳しく紹介していきます。

施設情報 

SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア 
■住所=千葉県浦安市千鳥13-20(JR京葉線・武蔵野線「舞浜駅」より無料シャトルバスで約7分) 
■営業時間=<本館4階 SPA(大浴場・サウナ)>前11:00〜深1:00<朝風呂>前5:00〜9:00(最終入館8:00) 
■料金=[SPA利用]<大人>(中学生以上)平日2,100円/休日2,600円<小人(4歳〜小学生)>平日1,000円/休日1,300円 [朝風呂利用]<大人(中学生以上)>平日1,200円/休日1,500円<小人(4歳〜小学生>平日700円/休日1,000円 ※深夜1時以降の滞在は大人・子供ともに前日2,000円  

※その他の情報は公式Instagram(@maihamaeurasia)と公式HPをご確認ください。 

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