東京・港区赤坂、都心のど真ん中にある「サウナ東京」。2023年4月のオープン当時、「すごいサウナができた!」と話題沸騰。趣向をこらした“ニッポンのサウナ”に我々は悦び、感嘆し、蒸され、癒されました。そして2年が経った今でも「サウナ東京」の人気は衰えず、いやむしろ加速しています。
なぜこんなにも人気なのか……その理由は「常に改良を重ねているところ」ではないでしょうか。
これから2回にわたって「サウナ東京」の魅力をあらためて紹介していきます。
前編の今回は5つの個性と工夫とこだわりあるサウナ室を紹介します。
※オープン時に取材しているこちらの記事も合わせてお読みいただくと「サウナ東京」の原点の魅力がもっとわかります!
五感が刺激される⁉︎ 新感覚サウナ「サウナ東京」がオープン(2023月4日24日)
最新の都市型サウナ「サウナ東京」で“温故知新”な魅力を体感!(2023年7月14日)
蒸喜乱舞 -Löyly Sauna-

このサウナ室のビジュアル、一度は見たことがあるという方も多いのでは? 「蒸喜乱舞」はサウナ東京のメインサウナです。中央のストーブを囲むように座面が組まれたU字型のサウナ室で、DMX制御によって音響、照明と一体になるオートロウリュで、心拍数上昇! 真ん中のストーブからの輻射熱を、どの場所に座っても漏れなく感じることができます! ストーブと座面との間隔も十分あり、アウフグースもこのメインサウナで行われています。
手酌蒸気 -Self Löyly Kero Sauna-

唯一セルフロウリュが可能なサウナ室「手酌蒸気-Self Löyly Kero Sauna-」。木の宝石と呼ばれている「ケロ」の木材をぜいたくに取り入れています。ケロ材はフィンランドのラップランド地方から直輸入で取り寄せているとのこと。ロウリュをすると、ケロ材特有の香ばしい木の香りと蒸気が相まって、アツさと心地よさを全身にまとうことができます。


昭和遠赤 -Super Dry Sauna-

高温の遠赤外線ガスストーブを使用した、昭和の銭湯を彷彿とさせるカラカラストロング系サウナ。テレビも設置されており、昔の銭湯サウナの雰囲気の中でしっかりと汗をかけます。ストーブの火が着火するときの「チッチッチッチッジーー」というあの懐かしい音。昭和の時代を感じながら、熱気を楽しめます。

瞑想 -Meditation Sauna-

やや低温のボナサウナで、湿度が高く、そのため体感温度は高めでしっかりと熱さを感じられます。このサウナ室の特徴は、一人一人スペースが仕切られていること。外界から隔絶された空間に身を置くことで、瞑想のような時間を楽しめます。照明も暗く、静寂の中で心身を整えることができるんです。もうひとつの特徴は、ひとつのスペースにつき、ひとつのホースがあり、熱くなったらそこから水を浴びることができること。(サウナ室で冷水を浴びることの快感を初めて知ったのがこの「瞑想」でした。)

戸棚蒸風呂 -Japanese Steam Sauna-

半身浴をしながらスチームを浴びることができるユニークなサウナ。これは、戸棚のような個室で、足元30㎝ほどまでお湯を入れ、上半身は蒸気で温めていたという江戸時代の「戸棚風呂」を現代風にアレンジしたサウナ。蒸気と光ゆらめく水面が幻想的でリラックス度バツグンです。
すべてのサウナ室にこだわりが詰まった5つのサウナ。あなたの好みはどのサウナ室ですか?
次回は、3つの温度がある水風呂と快適さがパワーアップした地下レストラン&休憩エリアを紹介します。
サウナ東京 ※男性専用施設
■住所:東京都港区赤坂3-13-4
■営業時間:24時間営業(浴場・サウナエリアは清掃のため7:45~9:00は利用不可)
■料金:平日=1時間 1,900円 2時間 2,600円 4時間 3,300円 8時間 4,000円 12時間 4,700円
【土日料金】=1時間 2,400円 2時間 3,100円 4時間 3,800円 8時間 4,500円 12時間 5,200円
※1:00~5:00は特別深夜料金980円がかかります。
※1時間利用のお客様は深夜料金が発生しません。
※お得な回数券も販売しています。