新潟・新発田の豊かさが盛り込まれたバレルサウナ「sui」が誕生

新潟の魅力を再発見するプロジェクト「Niigata Re-Find(ニイガタリファインド)」の第1弾として、新潟県新発田(しばた)市にサウナ付きオーベルジュが誕生する。オーベルジュの完成に先駆け、2024年11月16日(土)にバレルサウナ「sui」がオープン! 設置されるのは、雪国の住宅造りでつちかわれた二重構造の断熱技術を用いたバレルサウナや、井戸水を利用した水風呂など。また、2025年春には、施設に隣接するオーベルジュ(宿泊型レストラン)「Né(ネ)」が開業する予定だ。

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新発田杉の温もりを感じるバレルサウナ

バレルサウナ「sui」があるのは、新潟県新発田市を治めていた本間家跡地をリノベーションした建物の敷地内。四季ごとに姿を変える広さ3,200坪もの森の中で、思う存分バレルサウナを楽しむことができる。

施設には共有のバレルサウナが3基と、独立して設置されている貸切専用のバレルサウナが2基あり、あわせて合計5基のバレルサウナを用意。各バレルサウナの定員は6人で、水着着用なら男女利用がOKなので、グループや家族、カップルでも利用できる。

この施設のバレルサウナの特徴は、豪雪地帯・新潟ならではの技術を盛り込むことで高断熱を実現しているということ。地元で採れた新発田杉を使った15cmの分厚い壁の中に断熱材を入れることで、外気温が低いときでも室温が低下することなく、室温110℃を保つことができるそう。

サウナストーブはモキ製作所の「MS30」。薪の爆ぜるパチパチとした音と、薪ならではの柔らかな熱が感じられる薪ストーブだ。また、ロウリュすることで湿度が室内全体に行き渡り、つま先までぽかぽかと温まることができる。さらに、ストーブに使用される薪は、地元建設会社の廃材を利用したもの。サウナストーンは新発田城の外壁にも使用されたという、新発田市古寺地区で採取された石を採用しており、新発田ゆかりの素材で作りあげられたここにしかないサウナとなっている。

また、水風呂やシャワー、飲み水のすべてに井戸水を使用。井戸水は年間を通して水温15℃、硬度17度の軟水なので、肌ざわりが柔らかい。軟水を使用することで肌への刺激を抑えるとともに、飲み水としてもまろやかな味わいの水を使用している。

さらに、サウナ中に飲むことができるデトックスウォーターは、玄米茶と大豆、ドライトマトや柑橘系のドライフルーツを加えたもの。これはオーベルジュのシェフ・布施真氏によるもので、ドライフルーツの種類は季節ごとに変わるという。

サウナやインフィニティーチェアが設置されているウッドデッキは、サンダルはもちろん、裸足でも歩くことができる。開けたスペースに吹く、杉の香りを含んだ心地よい風を受け、木の温もりを体全体で感じながら外気浴と森林浴を同時に堪能しよう。

ウッドデッキの手前には3つのシャワールームを完備。シャンプー&コンディショナーが設置され、サウナ前後にサッと浴びることができる動線になっている。また、脱衣所にはドライヤーや化粧水・乳液といったアメニティーを設置。水着やタオルセット、ポンチョやサウナハットはレンタルが可能なので、手ぶらで利用することができるのもうれしいポイントだ。

オーベルジュ「Né」ではサウナ飯の提供を計画中

宿泊は1日1部屋、2〜4人
レストランのみの利用は1日最大10席

2025年春に開業予定のオーベルジュ「Né」は、1日1組限定。雪国の水や米どころ新潟の米をはじめ、地元の食材とフレンチ料理が融合し、伝統を活かしたクリエイティブな料理を提供されるという。食後は、ディナーの余韻を味わったり、長旅の疲れを癒せるよう、“憩う ikou”をテーマにした空間が設けられる予定だ。今後、サウナ後に食べられるサ飯メニューも提供されるとのこと。

16日にオープンするバレルサウナ「sui」は完全事前予約制。予約はこちら(https://www.chillnn.com/192d3a509c089/plan#hotelMenu)から。

バレルサウナ「sui」
■住所:新潟県新発田市石喜180
■営業時間:前11:00〜後8:00、定休日=月・火曜
■料金(150分制):[バレルサウナ一般利用]平日・1人=2,000円、休祝日・1人=3,000円/[バレルサウナ1台貸切(定員6人)]平日=12,000円から、休祝日=15,000円から
※タオルセット=300円、水着=500円、ポンチョ=800円、サウナハット=500円
※詳細は公式HP(https://sui-kwhgs.jp/)をご確認ください

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