ととのいの向こう側「治まる」へ。女性専用「スゴイサウナ」開店

マグマスパ式サウナ施設を取り入れていることで話題の「スゴイサウナ」。すごく行きたいけれど、男性専用かぁ……と嘆いていた、女性サウナーの方に朗報です! 本日、2024年8月8日に女性専用の「スゴイサウナ 東麻布店」がオープンしました。「ととのう」のその先の「治まる」という「スゴイサウナ」のコンセプトはそのままに、より女性に特化した内容にすべく、温活プロデューサーでありパーソナルトレーナーの山口絵里加(やまぐちえりか)さんがプロデュース。日々のストレスから解放されリラックスへと誘う「脳トリートメント」をテーマにした、光・音・風を駆使したサウナ体験をすることができます。

今回は、オープン直前の「スゴイサウナ 東麻布店」を訪問。実際にサウナを体験する前にまずは山口絵里加さんにインタビューし、女性にとっての温活の大切さや、それに基づいたサウナの入り方などについて教えていただきました。

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「スゴイサウナ」の女性専用施設が東麻布にオープン

麻布十番駅から歩いて5分ほど。駅前の大通りから1本入った静かな通りに「スゴイサウナ 東麻布店」はあります。こちらは、男性専用の「スゴイサウナ 赤坂店」に次ぐ2号店。「凄位(=すごい)桑掌(=中国語でサウナの意)」と書かれたショッキングピンクの垂れ幕が目印です。赤坂店の垂れ幕は黄色なので、なんだか新鮮。都心にあるサウナらしくコンパクトなつくりですが、大型サウナに負けない新感覚のサウナ体験ができるということで、これは楽しみ。ワクワクしながら、エントランスをくぐります。

こちらが受付。赤坂店とは、また違った雰囲気です。後にも説明しますが、「スゴイサウナ 東麻布店」は、女性のための施設ということを意識して「てりむくり」という、滑らかな曲線をメインとした建築方法で作られています。

ネオンサウナのピンクも、かわいらしい! これがステッカーやグッズになったらかわいいだろうなぁ……なんて想像しつつ、受付を済ませます。

「スゴイサウナ」では、キャッシュレス決済が導入されています。来店前にアプリ会員登録を済ませると、チェックインがスムーズ。フロントにて会員QRコードとICロッカーキーをかざし、チェックインをします。サウナにふらりと来るときは、できるだけ身軽で来たいものです。そういった意味でも、スマートに受付できるのはうれしい!

予約せずともサウナ利用はできますが、混雑しているタイミングだと待つ可能性も。事前に来られそうなタイミングがわかっているなら、予約しておくのが安心です。スムーズにチェックインを済ませ、受付でタオルと水着を受け取り更衣室へ。

洗練された曲線のデザインとやわらかな照明で、心がほぐれていくのがわかります。新しいサウナ施設を訪れる際のワクワクは、何にも変え難いものがありますよね。どんなサウナなんだろう、楽しみ……! そんな気持ちを噛み締めつつ、更衣室へ。

心ほぐれる。曲線で構成された内装デザイン

こちらが、更衣室。曲線が生かされた「てりむくり」建築は、ゆらゆらと揺れるお湯を表現しているかのようで、とても心地いい。おしゃれな雰囲気に、さらに心が躍ります。ちなみにニュアンスのあるグレージュの壁は、和紙をモチーフにしているそう。

そして一角には、松の盆栽が飾られています。洗練されたインテリアにライトアップされた松が、なんだか新鮮。なんでも「スゴイサウナ 東麻布店」のインテリアは、「モダンな江戸」をテーマにしているそう。これは、「日本古来の『蒸し風呂』を現代にリメイク」という、「スゴイサウナ」のコンセプトにちなんでいます。どうりで、都会的な雰囲気がありつつも、どこかなじみやすくて温かみのある空間!

ここで忘れてはいけないのが、水着へ着替えること。「スゴイサウナ」は女性専用施設ですが、入浴の際は必ず水着の着用が義務付けられています。こちらで水着に着替えて、いざ内湯へ。

内湯にも、「てりむくり」建築がふんだんに採用されています。こちらは内湯のドアを開けたときの景色。まるっこい浴槽がかわいらしい! さすが女性専用施設!といった感じです。写真左側の浴槽が水風呂、右側の浴槽が薬湯。奥にはもう一つ浴槽があり、こちらが炭酸泉となっています。

天井にもまるい空間を施すことで、より開放感のあるつくりに。このように「スゴイサウナ 東麻布店」では、建築デザインのディテールもおもしろく、思わずぐるりと見渡してしまいます。写真に少し写っていますが、天井に映る水風呂の水面も、それはそれは美しく……。これはあとで、水風呂に入ったときのお楽しみ!

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