佐渡「ist – Sado」で海を見下ろしながらのサウナ体験を

2024年4月1日

新潟・佐渡島に「ist – Sado」が、4月27日（土）オープンする。この施設は、長野発・キャンプフィールド「ist」の新拠点となる。「ist – Sado」は、日本海最大の離島・佐渡島で、サウナ・キャンプ・クラフトビールなどが楽しめる複合型キャンプフィールド。オープンに先駆けて、予約受付も開始している。

幻想的な景色が見える岬に建つ施設

佐渡島の北西部に切り立つ関岬。夕日が静かに沈むこの岬の突端に「ist – Sado」はある。一日の中でほんの十数分、ブルーアワーが見せる海空の表情と灯りの橙が幻想的な場所だ。

istの理念「自然とともにある」を土台に、「ist – Sado」は、雄大で豊かな自然と多様な文化背景を持つ佐渡島の地にオープンする。高台からの景色を楽しむサウナや、自然を肌で感じるキャンプサイト、窓から覗く海景が魅力の「Hut」「Nutshell」、クラフトビールをはじめ佐渡のものを中心にセレクトした飲食ラウンジなど、さまざまな過ごし方が可能な施設だ。

高台からの景色も楽しめる本格的なフィンランド式サウナ

サウナ棟は、古い蔵をリノベーションした「蔵サウナ」が島内外から高い評判を集める、佐渡島にある「HOSTEL perch」のプロデュースによるもので、本格的なフィンランド式サウナとなっている。高台に位置しているので、サウナからは火のゆらめきとともに窓外の景色を楽しむことができる。

また、サウナの外には水風呂併設のデッキスペースがあり、海を見下ろしながらの外気浴が堪能できる。

佐渡島の豊かな自然をベースとした多様な過ごし方

初夏の佐渡島は自然豊かで、山と海、森と湖を一度に楽しむことができる。

そんな大自然の中で、さまざまな形で宿泊できるのが「ist – Sado」の魅力でもある。

Hut -ハット-

「Hut」は、暮らしの本質が詰まった宿泊用の小さな家。朝日を感じながら起きること、食事をつくり家族や友人と食卓を囲むこと、何もない時間を楽しむこと、波音を遠くに聞きながら眠りにつくこと……。

棟内にはキッチンなどの水回りや寝室を備えており、普段の暮らしを自然の中で営むための場として「Hut」が存在する。

「ist – Sado」では、2棟の「Hut」を建設。それぞれの「Hut」から見える海景も魅力のひとつ。この小さな家から、佐渡島の自然が織りなす風景や季節の移り変わりを楽しんでほしい。

Tent site -テントサイト-

海に向かって段々と続く55区画の「テントサイト」では、山と海とを近くに感じながらゆったりと過ごすことができる。

全てのサイトに水道があり、トイレも場内に複数点在することから、ソロキャンパーはもちろん、ファミリーキャンパーも安心できる設備環境だ。管理棟内には、シャワーとランドリーも併設されているため、2泊以上の滞在もおすすめ。

場内は車で周回できるよう舗装されており、キャンプサイトには車を横付けすることもできる。山と海を眺めながらの散歩も「ist – Sado」ならではの過ごし方だ。

Nutshell -ナッツシェル-

「Nutshell」は、木の実の殻のような屋根が特徴の、ベッドとテーブルのみを備えたシンプルなキャビン。建物の中にいながらも、自然との境界をとても近くに感じるつくりになっている。

雨が心地よく屋根を叩く音や、風を感じるソフトシェード、窓から見上げる光り輝く星空……。それらの自然と、自らの手で工夫して楽しむキャンプの醍醐味や、安心して過ごせるキャビンの快適さの両方を感じることできる。

ラウンジ　

管理棟の機能も兼ね備えた「ラウンジ」は、佐渡島を訪れる人も、佐渡島に暮らす人も自由に集える開かれた場所。サウナ・キャンプ利用者に限らず誰でも利用でき、物販スペースでは、焙煎にこだわったスペシャルティコーヒーや佐渡島で醸造した「t0ki brewery」のクラフトビール、佐渡島の豊富な山海の食材を購入することができる。