古くから温泉地として愛される北海道の登別。豊富な泉質を誇る温泉に加え、新たな名物として、サウナや水風呂が誕生している。
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巨大な樽水風呂、その深さは？
昭和13年創業の北海道の登別グランドホテルでは、サウナを盛り上げようと、昨秋のサウナの新設に続き背の高さほどもある巨大な味噌樽を大胆に改造して「樽水風呂」が完成した。この樽の大きさは直径と高さともに170cmになる。この深さに浸かれば、一気に全身を冷やすことができそうだ。
さらに、水風呂に使用する水にもこだわりが。登別北東部の山麓を水源とする沢水を使用し、温度は16度に保たれていている。またボタンを押すと天井から水が落ちてくるという仕掛けで、冷たい衝撃が気持ちいい。もちろん安全にも配慮され、12歳以下の子どもの入浴はできず、外から内部が見られるよう鏡が設置されている。
温泉とサウナ、どちらも主役に
今回の改修では、温泉とサウナをダブルで主役にすることをテーマにしている。鬼がいる場所のような荒々しさを表現した110度の「鬼サウナ」、北海道産のヴィヒタを使用したセルフウィスキングが体験できる「清流サウナ」は、すでに多くの日帰り入浴客の人気を集めている。
ちなみに鬼がシンボルとなっている登別、その由来は噴気孔から煙が立ち上がる地獄谷があるからだそう。鬼サウナから樽水風呂へ、ここでは地獄と天国を味わえるかもしれない。
登別グランドホテル
■住所：北海道登別市登別温泉町154番地
※詳細は公式HP（https://www.nobogura.co.jp/）をご確認ください。
