ドラマやバラエティー、CMなどで幅広く活躍する岡田結実さん。実は無類のサウナ好き! この連載「ゆいしょなサウナを巡り中!」では、女性にとってうれしいサウナを巡り、「“ゆい”がうれしかった場“所”……“ゆいしょ” 」をご紹介します。
今回は、東京都中野区にある松本湯を訪れました。以前より、「松本湯へ行きたい!」と言っていた岡田さん。念願叶っての訪問となりました。
予習はばっちり! 念願の松本湯へ
――ついに、松本湯へやってきました。
「松本湯さん! もうずっと行きたかった……念願の場所なんです」
――松本湯は、昭和11年に創業。昭和63年と令和3年の改装を経て現在のスタイルに。サウナ好きなら一度は訪れたい人気銭湯です。
「ずっと行きたいと思っていたのですが、なかなかタイミングが合いませんでした。今回、松本湯さんでサウナ体験できると聞いてもうずっとワクワク(笑)。『サウナイキタイ』で感想を読んだりして、松本湯のイメージはばっちりできています」
――でも、きっと岡田さんの想像を超える、気持ちいい体験と心地よい空間が待っていると思います! では、さっそく浴室へ行ってみましょうか。
「ひろ〜い! なんかモニターもついている! しかも見てください! リファのシャワーヘッドがあります」
――岡田さん、リファを見つけると、いつもハイテンションになっている気がします(笑)。
「リファのシャワーヘッドやドライヤーのように、女性にとってうれしいなにかを見つけるとテンションが上がってしまいます(笑)。いつものサウナ時間がより充実する気がするんですよね。サウナ前後も快適に過ごせる! もちろん、なくても十分に楽しいんですけどね」
――確かに、あるとうれしくなりますよね。気づいたら選んでしまっている自分がいます。岡田さんの気持ち、とても分かります(笑)。
「そういう女性は多いんじゃないか、と思います。なくても楽しめるけど、あったらうれしい。あと、今話していて見つけたんですけど、このタオル掛け? すごくいいですよね! 頭と体を洗っているとき、何気なくタオルやサウナハットを置いていますが、フックがあるとかけられる……。松本湯さんのきめ細やかな気づかいに、ほっこりします」
――サウナに入る前から心が温まりますね。では、そろそろサウナに入りましょうか!
「はい(笑)!」
――入る前に、ジュビナバス(=全身シャワー)を……。
「なにこれ、たのしい(笑)! 冷たいのかな、ってビビっていたのですが(笑)、温かいのがいいですね。サウナ後、水風呂に入る前に、冷たいシャワーで汗を流すのが苦手な人は、この全身シャワーでもいいかも!」
――楽しそうで何よりです!
「サウナに入る前から興奮してしまってすみません! お待たせしました(笑)、サウナに入ります!」
松本湯のサウナで学ぶ、アツアツ&ウルウルの秘密
「うわ〜、アツい〜! え、椅子が高い〜! 気持ち良い〜! どこに座ろうかな?」
――どこでも好きなところに座ってください!
「ありがとうございます!」
――岡田さんの定番スタイルといえば、”寝サウナ”ですが……今日は座りスタイルでいくんですね?
「確かに! いつも寝スタイルですね(笑)。初めなので、座って楽しみます。それにしてもアツい! アツいんだけど湿度もたっぷりなので全然苦しくないです。なんでこんなにウルウルなんだろう……」
――岡田さん、気になるワードが……ウルウルって?
「あ、ウルウル=潤いたっぷりっていうことです。私が作った言葉なんですけど(笑)。なんとなく伝わるかなーと……(笑)」
――伝わりました(笑)。アツいのにウルウルなのはなんでだと思いますか?
「リサーチ済みなので、なんとなく分かります(笑)! サウナ室入った瞬間も確認しました。秘密は、20分に1回のオートロウリュですよね?」
――正解です! まもなくオートロウリュの時間ですので、ゆっくり楽しみましょうか。
(霧吹きタイプのオートロウリュを20秒ほど感じた後……)
「ん〜! アツ〜い! ウルウル〜! オートロウリュのミストが細かかったですね。そのせいなのか、ガツッ! としたアツさが、すぐ充満する感じじゃなくて。やわらかい……けれどしっかりしたアツさがゆっくりとサウナ室を包み込んでくれる感じ。元々のアツさとやわらかいゆっくりとした熱がこのウルウルを生んでいるのかな……。とにかく気持ちいいです」
――繊細だけどしっかりと熱が回るオートロウリュですよね。岡田さんの言った通り、ゆっくりと、でも確実に熱が循環する感じがします。アツいのにウルウルの秘密にはもうひとつ理由があって……
「え、なんですか?」
――実は、松本湯さんの座面下にはストーブがあって。座面下から蒸しあげる感じでサウナ室を温めています。
「知らなかったです。座面下のヒーター……ダイレクトではないので、アツさとウルウルのやわらかい熱になるんですね。ひとつ学んで”サウナ偏差値”アップした感じ(笑)。座面下にあるということは寝サウナしたら気持ちよさそう……」
――遠慮せずにどうぞ!
「1回目は座って楽しんで、2回目でゴロンといかせていただきます!」
――では、ゆっくりとお楽しみください。
「はーい」
(12分ほどサウナを楽しみ……)
ずっと入っていられる、大好きな水風呂
ーー30℃と15℃の2種類の水風呂があります。お好きな方に入ってください。
「ゆっくり体を冷ましたい! 1回目は、美泡の水風呂(30℃)に」
――どうですか?
「アツアツの体が、ゆっくりと冷めていく……。温度表記は30℃くらいですが、細かい泡のおかげで、体感温度はもっと低く感じますね。ずっと入っていられそう……。床の一部が畳のような素材になっていて触り心地もよいです」
――思わず、うっとりの表情ですね。
「いつもより長く入っていられるのでしっかり体を冷ますことができます。 ふだん、水風呂に入っているときは、誰とも話すことなく、集中!っていう感じなのですが、ここの水風呂はいい意味で、ゆとりをもって入れます」
清潔感も◎ 落ち着く雰囲気で思う存分リラックス!
――よかったです。思う存分体を冷ましてください。
「気付いたら寝てしまいそうなくらい心地よいので(笑)、そろそろ休憩します!」
――休憩は、「風」と書かれた畳のスペースでどうぞ。
「畳で休憩できるんですね。初めての体験です。畳って落ち着くんですよね……この感触での休憩、クセになりそう! それに、頭上からやさしい風も。これ気持ちいい〜!」
――時間を忘れて休んでしまいそうな……。
「ほんとに! うたた寝しちゃいそう(笑)。あとここのスペース、清潔感があるんですよね。体を拭いて畳に上がるとはいえ、普通だとどうしても気になってしまいそうで……。でも、松本湯さんは『風』だけでなく、どこをとっても清潔感があるし、それでいて落ち着くような感じもあって。あとリファがあったり、女性にうれしい部分が多くて……最高です」
――気にいっていただけたみたいでよかったです! 実は女性だけの特別なサウナもあるんです!
「あ、あのサウナですね!? でも、そのサウナに入る前にもう一度、メインのサウナに入ってもいいですか(笑)?」
すでに松本湯に大満足の岡田さんですが、次回は……またまたメインのサウナをおかわり。最近のサウナ事情や日常のお悩みまで伺いました。そして、リラックスしすぎた岡田さんがあの動物になる!? 姿をお届けします。
松本湯
■住所:東京都中野区東中野5-29-12
■営業時間:[平日、土曜]=後2:00~深0:00[日曜]=前8:00~後0 :00、後3:00~深0:00
■定休日:木曜(祝日の場合は営業。翌日振替休業)
■料金:サウナ入浴=1,050円(入浴料550円+サウナ500円)
※その他、詳細は公式HPからご確認ください
岡田結実
2000年4月15日生まれ。大阪府出身。ドラマ、バラエティー、CM、番組MCなど多方面に活躍中!その他の情報は公式HP(https://viivo.co.jp/talent/okadayui/)からご確認ください。
※過去の連載はこちらから!
撮影/佐藤佑一
スタイリスト/吉田あかね
ヘアメーク/前田亜耶