新会社TWS社長・天野春果#10アマトーークはサウナ室から誕生

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異端中の異端! 山梨ノースランドキャンパーズビレッジ

サウナ旅当日は(日頃の行いの良さもあって)快晴! 荒川さんの車に乗り込み、別荘のある山梨県甲斐市に向かいました。東京から現地までは3時間くらいですかね。歌こそ歌いませんでしたが車内では小学生の遠足バス内ばりに好きなサウナ施設トークで盛り上がり、アッという間に山梨県入り。現地の道の駅でサウナ後のお楽しみBBQの食材を買い込み、本日の目的地・サウナのあるキャンプ&別荘エリア「ノースランド キャンパーズ ビレッジ」入りしました。

まず現地到着して驚いたのが、このノースランド キャンパーズ ビレッジ、どこかで見たことある外観なんですね。「なんだこの既視感は!?」とひと時考えてディズニーランドのアトラクション、蒸気船「マークトウェイン号」から見えるアメリカ先住民・インディアン村だと気が付きました。マークトウェイン号に乗船してトムソーヤ島の周りをクルッと一周する時にネイティブアメリカンが住むティーピーテントが出てくるじゃないですか。ディズニーランドのようにネイティブアメリカン自体の模型は設置されていませんでしたが、ティーピーテントが甲斐の山奥に突如としてたくさん現れます。そしてティーピーテントと合わせて西部劇でよく目にする「幌馬車」も点在。「一体、オレはどこにタイムスリップしたんだ?」って何も聞かされず初めて訪れた人は2000%そう思います。

「ま、まさか荒川さんの別荘ってこのティーピーテントor幌馬車なのか?」と少し戸惑いましたが、荒川さんの別荘は、ノースランド キャンパーズ ビレッジ内テント&幌馬車群のさらに奥にある現代的な建物でした(残念少し、ホッとした気持ち多め)。

このノースランド キャンパーズ ビレッジは少し変わっていて、4つの施設で構成されています。まずは荒川さんが所有するような「別荘エリア」。そして僕が最初驚いた幌馬車風の「宿泊キャビン」と日帰りBBQが可能な「インディアンティーピー(又はタープ利用)デイキャンプエリア」。そして区画内に車を乗り入れてテントやタープを張ってキャンプする「オートキャンプサイトエリア」。

入り口付近には「クラブハウス」と呼ばれる管理棟があり、上記の施設受付や備品の貸し出し、おみやげ販売、ワインバーなども併設されています。

荒川さんは、もちろん何度も訪れている勝手知ったる場所のため、僕らのために一通りの施設案内をしてくれました。受付管理棟の内部はまさしくディズニーランドのウエスタンランドのようでしたね。日本なのに、山梨なのに、甲斐の山奥なのに、ウエスタン。そしてこのウエスタンな施設の責任者である高橋さんを荒川さんから紹介してもらいました。この高橋さん、初見では「ニホンゴツウジマスカ?」と思わせるほどのネイティブアメリカン容姿! 大変失礼ではありますが日本の方だとはお見受けいたしませんでした(笑)(「正真正銘、純潔日本人です」と高橋さんに言われました)。40歳オーバーじゃないと分からないかもだけど、1990年に上映して大ヒットしたケヴィンコスナー主演「ダンス・ウィズ・ウルブス」という映画に出演していたといっても疑わないほどのネイティブアメリカンっぷり! 「あぁ、この方の趣味でこのティーピーや幌馬車が作られたのだな」と一発で分かりました(笑)。そしてやはりというか高橋さんのニックネームは「酋長」だそうです(笑)。超納得。

面白かったのは高橋酋長、こーんなにネイティブアメリカン風&ウエスタンなレジャーキャンプ宿泊施設をつくったのに「アメリカへ行ったことがない」とのこと!! 「わざわざ飛行機乗っての移動がイヤ」とのこと!! 雑誌や資料を見て「こんな感じだろう」と作っちゃったそうです。あーこの感じ、好き。「極めるなら現地を見るべき知るべき」なんて固定観念いらないと。

ちなみにノースランド キャンパーズ ビレッジですが、今年で設立42年とのこと。酋長に聞きそびれちゃいましたけど、昭和の時代からひとつひとつコツコツとネイティブアメリカン&ウエスタンへの愛情を持ってここまで異端中の異端な施設を作り上げたんだろうなあ。現場アメリカに酋長は行ったことないけど!

山梨県甲斐市山奥のサウナもあるキャンプ&別荘エリアに到着したと思ったら、アメリカ開拓時代にタイムスリップしたかのような風景が広がっていました(笑)
管理棟内部はディズニーランドのウエスタンランドのような雰囲気。ここ、ホントに山梨県(笑)?
左から2人目が若かりし頃の高橋酋長。めちゃくちゃ味がある!
ノースランドキャンパーズビレッジ全体MAP。手前にティーピーテント、幌馬車キャビンがあり、奥のほうが別荘エリアとなっていました。
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