
モイ~。
本日も祖師ヶ谷大蔵駅前にあるマイホームサウナ「自問自答」の休憩イスに横たわりながらこの原稿をスマホでポチポチと書いています。
早いもので、この原稿書いてるのは2026年1月中旬過ぎ。年末年始、少なからず休暇はとりましたが、普段なかなか会えない仲間とサウナへ行って紅白歌合戦を観て、箱根駅伝で相変わらず圧倒的強さの青山学院大学の走りに唸っていたら、正月休みなんてあっという間に終わってしまいました。
仕事は部活動
川崎フロンターレを退職して、丸2年。仲間と起業してからはサッカーだけではなく、様々な競技に携わり、スポーツ以外にも自治体や学校など活動の幅を広げて週末休みやGW、夏休みなど、世の中にある休暇期間も精力的に動きまくっています。川崎フロンターレ在籍時も僕の場合は「自分のやりたいことをカタチにする楽しい場」だったため、完全に「休み」というのは少なくてもモーマンタイ。要は「公私混同」生活(笑)! 有給消化なんてほとんどしてなかったですからね。在籍最後のほうはクラブの総務部から「ちゃんと取ってください! これはルールです!」なんて指導されたな(笑)。
でも今は、自分の会社で全く関係ない環境なのでさらに「公私混同」が進みましたね(笑)。
それこそ、僕はあまり「仕事」というワードを口に出さないんですよ。「仕事」というと「生活のために」とか「お金のために」頭と体を引き換えに嫌でも動かすような意味合いが強いように感じてしっくりこないんですよね。もちろん生活していくためには、キレイごとじゃなくお金を稼ぐ行動は必要なんですが、僕の場合「仕事」というより「活動」と言ったほうがしっくりきます。「あぁ、オレ活きてる! って感じられる動き」=略して「活動」。自分が考えた企画が、様々な障壁を超えて苦労の末に実現した時には「オレ活きてるぅぅ!」って心の中で叫びますもん。学生の頃、自分のやりたいことのために頭と体と時間を費やしていたのって「部活動」だったじゃないですか。自己実現の場が部活動。僕はいまだにその延長線上ですね。なので、僕にとって仕事は「部活」です。「仕事を自分のやりたいことでできるほど世の中甘くない」とか「自分の好きなことや趣味を仕事にしないほうが良い」なんて言ってくる人もいましたし「あ~オレもこの先そういう考え方になるのかなー」って思ってましたが、気が付いたら50歳を過ぎてて結局ならなかった(笑)。まっ、そこは人それぞれってことでしょうね。
今回の号では南葛サウナクラブ出張熱波・第2弾として実施する「サウナ&カプセルホテル 北欧(以下、北欧)とのコラボイベント」についてお届けします。今回の企画もまさしく「やりたい!」って思ったことを色々な方の協力を得てカタチにする「部活動」の一環です。もちろん自分のやりたいことが、仕事上で求められる結果に繋がる活動じゃないとダメ。やりたいことをやることが目的ではなく、あくまでやりたいことは目的を達成するための「手段」ですから。学生の時と大きく違うのは、中学や高校生の時より様々な経験を積んで知見やネットワークを武器に、更に楽しい部活動にできること! 大人が仕掛けるサウナイベントをご紹介します!

シーズン中はなかなか会えない仲間と一緒に入るサウナは格別
出張熱波を行う理由
僕がプロモーション部長を務めるサッカークラブ・南葛SCにはクラブ所属現役選手が「熱波師」となって活動する「南葛SaunaClubサウナクラブ」なる団体があります(今までも何回も説明していますが年も新しくなったのでおさらいの意味も含め)。別名「もうひとつの南葛SC※サウナクラブの英語頭文字がSaunaClub=SCなので」。僕がクラブに加わった2024年に、まず何よりも先に立ち上げ、活動をスタートさせたのがこのサウナクラブ。全選手強制の活動ではなく、サウナクラブの活動内容とその目的を全選手の前でプレゼンしたうえで「やります!」と手を挙げた16選手でスタートしました。スタート時、選手数が36名だったので実に約半数の選手が参加してくれたことになります。活動モットーは「遊び心ある地域活動」。中途半端な遊びで選手が熱波師を名乗り活動するのではなく、プロ熱波師の大森熱狼さん、安寺沢茜さんに従事し、しっかり熱波を習得してから活動をスタートさせました。サウナクラブの選手は2人1組となり地元葛飾のサウナ施設・サウナレインボー新小岩店で熱波を行うのですが、サウナ室内では必ず以下の事を選手自ら話すことを徹底しています。
- 葛飾区を拠点にJリーグ入りを目指しているサッカークラブが南葛SCであること
- 自分たちは南葛SCの現役選手であること/ポジション&背番号
- ホームゲーム日程告知&地域イベント参加情報
言わば、サウナ室内で行う南葛SCの「布教活動」ですね。多くのサウナ施設のサウナ室って「学校の教室」の作りになっているじゃないですか。利用者は皆、同じ方向を向いて座っていて、大学の講堂のように「段々」になっている。つまり人の話を聞きやすい作りになっている。しかも「黙浴」が進み、友達と連れ立って入室しても私語がしづらい。さらにサウナ室内に留まれる時間って、頑張っても10~15分だから人の話を「集中」して聞くことができる。学校の授業なんて大学だと90分。人間の集中力なんてそんな持ちませんて!
しっかり、じっくり南葛SCの布教をしたうえで、最高の”ととのい熱波”を選手たちが大汗かきながら一生懸命、お送りしたら、他のシチュエーションでクラブに関心を持つ率よりも高まると思ってます。
そんな戦略をもって、2024年からスタートした南葛サウナクラブですが、昨年から「ホーム葛飾・サウナレインボー」以外のサウナ施設で不定期ながら「出張熱波」を行うことにしました。そして2025年7月に埼玉県草加の「草加健康センター」にて出張熱波「第1弾」を行わさせていただきました。
「出張熱波」の実施理由は4つあります。
<1つ目>は「サウナクラブメンバーの結束力向上」です。人数としては2桁、を超えるサウナクラブメンバーが在籍するのですが、1回の熱波で活動するのは「2人1組」。しかも、毎月第2、4火曜日の南葛熱波活動日に実施する熱波は「14:00」「17:00」「20:00」の3回ため、サウナクラブメンバーがサウナ施設で顔を合わせることは基本ないんですね。せっかく2桁を超える選手が参加しているのに一堂に会する機会がない。そうなると一体感がなくなりサウナクラブへの帰属意識も薄れるなと。それを補うための言わば、グループワークの機会です。
<2つ目>は「技術・精神の向上」です。いつも同じ施設で熱波をしていると「慣れ」が出てくるじゃないですか。もちろん必要なことで悪いことではないんですが、大きさも形状も違うサウナ室で扇ぐことで「緊張感」と「どうやって扇ぐか」と嫌でも考えることになります。違う施設でも、ホームサウナのレインボーと同じように、お客様を満足させる風を本番1発勝負で出す経験を積む機会です。
<3つ目>は「プロモーション」要素です。南葛サウナクラブをスタートさせた時にかなり多くのメディアに取り上げてもらいました。ただ同じことの繰り返しでは、メディア露出はもちろん減りますよね。南葛サウナクラブの活動は継続して実施する「地域活動」の一環なので地道にやり続けることも大事なのですが、有名サウナ施設とコラボして出張熱波を実施させてもらうことで南葛サウナクラブの認知&ステイタス向上(特にサウナ好きな人たちから)を図っています。サッカークラブなのにサウナ愛好家の方々にに知ってもらってどうすんのよ? という声が聞こえてきそうですが(笑)、サッカーに興味がない人が、サッカーに興味を持つきっかけを作らなければ、最終的にスタジアム来場者なんて増えない、というのが僕の自論です。
<4つ目>は、「南葛SCの地域未来戦略」です。南葛SCはもちろん葛飾区を中心拠点として活動していますが、今後近未来的には間違いなく「葛飾区を中心拠点としてさらにその周辺の<東東京エリア>」に広がっていきます。それなので今のうちに、出張熱波を通じて葛飾区以外の周辺エリアで活動実績をつくり、そのエリアの情報収集とネットワーク作りをしていくため、という理由もあります。実はこれが僕の中では一番大きいです。


サウナ北欧の支配人菅さん
「出張熱波の第1弾、草加健康センターに続く第2弾をどこで実施しよう?」と考えた時、僕の中では、東京都サウナの聖地、しかも東京・台東区という立地の大人気店「サウナ&カプセルホテル 北欧」(以下、北欧)が真っ先に頭に浮かびました。ドラマ「サ道」の舞台でSAUNA BROS.を見ている人で、知らない人はいないんじゃないでしょうか。僕も北欧は、大・大好きでコロナ前から通っていました。ただ、北欧の方と直接的繋がりがなかったんですね。う~ん、どうやって「南葛出張熱波」の相談機会を取り付けようかと悩んでいた時、南葛SCでグッズ担当をしているスタッフ・アボちゃんが「私、北欧で働いている人知ってますよ」と! 詳しく聞いてみたら「私と同じ大宮アルディージャサポでSNSで繋がっている」とのこと。さっそくその北欧スタッフ・チャンマナさんを紹介してもらい、チャンマナさん経由で北欧支配人の菅さんを繋いでもらいました(早っ)。
早速、菅さんにアポを取り「出張熱波」第2弾開催の交渉に北欧へ。ここで菅さんにインパクトある、交渉場面をつくり実施OKがもらえるよう工夫をしました。それは、南葛サウナクラブ所属の選手=大前元紀と玉城峻吾の元Jリーガー2人に帯同してもらったことです。
南葛SCの現在の弱みは「Jリーグクラブではないこと」「知名度が高くないこと」です。例えば、僕の前所属クラブ・J1リーグ所属川崎フロンターレだと、交渉や依頼ごとをする際、先方は既にクラブを認知しており、なんなら「サポーター」な方も結構います。なので、こちらの努力無くしてすんなり進むことが多い。一方、南葛SCは地域リーグクラブでカテゴリーでいえば「J5」。J1と比べたら、まだまだ認知度は低い。そんな中でも「出張熱波」第2弾を実現するためには、元Jリーガーの大前、玉城に同行してもらってこちらの本気度を伝えるのがよい、と考えたわけです。
実際、菅さんとのミーティングに2人も同席しました。僕の口から、北欧での「出張熱波で」やりたいことを菅さんにプレゼン。
結果、オーーーールOK!!!!
やった! やりました! 作戦大成功! やはり2人に帯同してもらってよかった、と机の下でガッツポーズをしました。……が、よくよく菅さんと話していると、菅さんは大前、玉城の事を知らなかった! 知らないどころか、サッカーに全然興味がない人でした!!!!(笑) ただ単に菅さんが良い人だったということですね。でもサウナ施設の人って、菅さんのような「まぁやってみようよ」といった感じの心の広い人、おおらかな人が多いと思いますね。第1弾をやらせてもらった草加健康センター社長の斎藤さんや熱波師のSSKさんもそうでしたし。そんなこんなで、北欧がスポーツクラブとコラボするのは「初」となる「出張熱波」第2弾の開催が決まりました。




日本一予約の取れない熱波師「鮭山未菜美さん」コラボ熱波
打合せの結果、 「南葛サウナクラブ出張熱波【第2弾】inサウナ北欧」は、2月10日(火)後2:00~7:15に開催することになりました!
※既に南葛SCオフィシャルHP(https://www.nankatsu-sc.com/)に詳細情報掲載されていますので、ご確認ください 。
基本は、草加健康センターで実施した第2弾と同じく以下の通り
- 南葛SC現役選手による「南葛熱波」
- 南葛SC事業本部長・野人オカノによる「南葛YAJINブロワー熱波」
- サウナトークショー
- サウナ北欧×南葛サウナクラブコラボグッズ販売
ただ、今回の第2弾オリジナルで新規実施させてもらうのが「しゃけやじん」熱波です!
日本一予約の取れない北欧所属アウフグースマスター・鮭山未菜美さんと、野人オカノのスペシャル熱波ユニットによる熱波回を設けました。そしてユニット名は、鮭山の「しゃけ」と野人オカノの「やじん」で「しゃけやじん」!!!
昨年11月、大阪通天閣近くにある「スパワールド」のサウナ室リニューアル記念イベントに招待されて行ったのですが、その時、鮭山さんが特別ゲスト熱波師として招聘されており、鮭山さんの熱波を浴びました。これがとんでもなく素晴らしい風&エンターテイメント構成でめちゃくちゃ感動したんですね。で、その風を浴びている時に「鮭山さんと野人がユニット組んで熱波やったら化学反応起こして面白いエンターテイメントになるのでは!」とひらめきました。
そして先日、菅さん経由で鮭山さんと野人対面の場を設けていただき、「しゃけやじん」熱波にむけた事前ミーティングを敢行。常にニコニコ笑顔で会話対応してくださる鮭山さんに癒されつつ、本番にむけた構成を話し合いました(結局、鮭山さんに構成は全てお任せとなりました笑)。こちらは2月10日の本番当日、19:00~19:15の1回のみの実施で、北欧HPサイトからの事前申込制となります。参加可能人数は17名ということもあり、かなりの高倍率だと思いますが、ぜひ参加していただきたいです!
今号では「出張熱波in北欧」の告知を行いましたが、次号では結果報告をしたいと思います!
それではモイモイ~!








※男性限定イベントになります(女子サウナ好きの皆さんすみません汗)
プロフィール
天野春果(あまのはるか)
東京都出身。1993年からワシントン大学でスポーツマネジメントを学ぶ。帰国後は富士通川崎フットボール(現川崎フロンターレ)に就職。以降、”J最強企画屋”としてサポーターに愛されてきた。27年間勤めた川崎フロンターレを退社後、新会社Two Wheel Sports(略してTWS)を設立。代表取締役社長に就任した。
過去の連載は記事はこちらから!
施設情報
自問自答 祖師ヶ谷大蔵店
自問自答 祖師ヶ谷大蔵店
■住所:東京都世田谷区祖師谷3丁目32−14 YAMATOYA BLD 1F
■営業時間:24時間営業
※男性専用、会員制のサウナ施設
※その他詳細は公式HP(https://www.jimonjitou.jp/join/)からご確認ください
サウナ&カプセルホテル 北欧
サウナ&カプセルホテル 北欧 ※男性専用施設
■住所=東京都台東区上野7-2-16
■営業時間=年中無休、24時間営業(宿泊利用) ●サウナのみ利用は、前5:00~10:00(早朝コース=3時間利用/予約不要)、および後0:00~11:00(3時間利用/要事前予約)
■料金=<前5:00~10:00(早朝コース/3時間利用)>1,600円、<後0:00~11:00(3時間利用)>2,000円 ※土日祝、特定日はプラス200円
※そのほかの詳細は公式PH(https://www.saunahokuou.com/)よりご確認ください。











