東京の代表的な観光スポット「スカイツリー」に直結する東京メトロ半蔵門線・押上駅から徒歩1分のアクセスにある「リッチモンドホテルプレミア東京押上」が、2022年12月27日「リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ」としてリニューアルオープンしました。なんといっても編集部の注目は、新たにコンセプトルームとして誕生したサウナルーム。今回は試泊リポートをお届けします!
リッチモンドホテルズ発の新業態、体験型ホテル
「リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ」は、全国各地に展開するリッチモンドホテルズが新業態として手かげる第一号目のホテルです。コロナ禍で多様化した旅行スタイルに対応するため、シェアオフィスとラウンジ機能を併せ持つ「SHARE LOUNGE」や、サウナやスパルームなどを取り入れた体験型ホテルとしてリオープンしました。
フロントやラウンジ、アートやカルチャーに触れる13階のコンセプトフロアは、蔦屋書店などをプロデュースするCCC株式会社が空間デザインを担当。さらに、「WAGOCOCHI(わごこち)」~日本人の和心をおもてなし空間として~をホテルコンセプトとして、墨田の江戸の粋な文化を取り入れた空間づくりにもこだわっています。
サウナ好き必見! コンセプトフロア「湯屋」で“自由にととのう”
体験型フロアとしてリニューアルされた5階、6階、13階フロアの中でも、サウナ好き必見は6階フロアです。コンセプトフロア「湯屋」として、4タイプのサウナルームと共通型の休憩処が新設されました。今回試泊した「Spaプレミアツインベッドルーム」は、3部屋分の客室をリノベーションしたホテル内で1番広い71.8m²、定員2名タイプの客室。ベッドやリビングがある居室スペースからガラス窓越しに、サウナ室、大浴場、水風呂、ととのいスペースがある浴室エリアが見えます。
チェックイン後、さっそくサウナ室を体験! サウナ大国フィンランドのmisa社製品のサウナストーブを採用しており、90度前後でサウナを楽しめました。さらに、セルフロウリュで体感温度を高めることもできます。サウナストーブにはタイマー機能もあり、お出かけ前に設定しておけば帰ってきてすぐに入れるのもうれしいポイント。
浴室スペースには檜で作られた丸風呂が設置されており水風呂も楽しめます。最後は、インフィニティチェアで至福のととのい時間を堪能。完全プライベートで24時間サウナを楽しめるホテルステイが叶うなんて、東京都内ではなかなかできない体験ではないでしょうか。
シングルユースの「Saunaルーム」には、コンパクトなスペース内にサウナ室やシャワールーム、インフィニティチェアも完備されています。客室サウナと同様にワイヤレススピーカーも設置されており、好きなBGMをかけながらプライベートサウナを満喫できます。
6階のサウナルームのデザインは株式会社アルテリアが担当。”粋”の美学を現代風に表現し、心休まる癒しの空間をテーマに作られたそう。素材本来の質感を活かしたデザインや、心をほぐす暖色の照明にこだわりを感じます。とくに Sauna、Spaルームは、以前はシングルタイプの客室だったスペースを改装したため、限られたスペースや水回りの配置を考慮しながら作られたそう。条件が多い中、最大限に心身ともに癒される空間に作り上げられていました。
飲み放題のシェアラウンジ、朝食はレストラン「シズラー」で
サウナ以外にも体験型スポットは盛りだくさん。5階にある「SHARE LOUNGE」は、東京都内をはじめ国内18店舗を展開する中、ホテル初出店となります。 SHARE LOUNGEチケット付きプランで予約すると、チェックイン当日の午後12時から、チェックアウト後の午後12時まで自由に過ごすことができます。ドリンク飲み放題(軽食もあり)を楽しみながら、デスクワークや読書も可能。サウナとワーケーションの両方が叶うので、忙しいビジネスパーソンの息抜きステイにもぴったりの環境です。
また、朝食付きプランの場合は5階のアメリカ発レストラン「シズラー」でビュッフェスタイル。自慢のサラダバーをはじめ、本格的なグリルメニューをいただくことができます。
リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ
■住所:墨田区押上1-10-3
■電話:03ー5819ー0731
SHARE LOUNGE 押上
リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ5階
取材・文/對馬杏衣