実体験! テントサウナ初心者が知っておきたい快適に楽しむ方法

テントサウナは、自然の中で楽しむ“プライベートサウナ”。自分達のペースで好きなように楽しめます。しかし「初めてのテントサウナ」は、何が必要でどこでやればいいのかなど分からないだらけ……。そこで、初めてのテントサウナを問題なく楽しむために、テントサウナの基本的なルールや快適に楽しむ方法など編集部員の「初めてのテントサウナ」の実体験を交えてご紹介します。編集部員の失敗談も……(テントサウナの組み立て方や、収納の仕方は、SAUNA BROS.vol.6 で紹介しています) 。

目次

基本の持ち物を確認

テントサウナを楽しむために、基本の必要な持ち物はコチラ。

・テント
・ストーブ
・サウナストーン
・薪
・着火剤
・ライター
・火バサミ
・灰とりスコップ
・耐熱グローブ
・軍手
・バケツ(水を汲む用)
・灰入れバケツ
・椅子
・ロウリュセット(水入れとラドル)
・温度計
・湿度計
・一酸化炭素チェッカー

基本の持ち物はザッとこれくらい!


テントサウナはロウリュをして楽しむのが基本。もしもの時のために水を汲んだバケツは常に準備しておきたいので、それとは別にロウリュ用の水入れを用意するのがいいでしょう。軍手は手の保護や汚れ予防のため準備を。特に煙突の解体時はススで真っ黒になったり、ヘリで手を切ってしてしまう危険性があるので軍手着用が必須です。

テントサウナはどこに設営していいの? 事前に確認しておきたいこと

テントサウナOK? 基本の確認をしよう

キャンプ場であればどこでもテントサウナができるというわけではありません。まずは、テントを設営していい場所か、火の取り扱いは許可されている場所か、近くに川や湖があるか、そもそもテントサウナをやっていいのか……といった基本の確認が事前に必要です。安全に楽しくテントサウナを行うためには「施設や地域のルールを守って楽しむ」ことは大前提。基本の確認を済ませが上で、テントサウナを楽しむ場所を決めていきましょう。

車の乗り入れが可能の場所がおすすめ

さらに「どこでテントサウナを楽しむか」を決める上で確認しておきたいのが、テントサウナを建てる場所まで車の乗り入れが可能かどうか。テントサウナは物が多く、駐車場から設営する場所までの距離が長いと運搬が大変。なので、テントサウナを設営する場所に、併せて確認しておきたいのが「車の乗り入れができるかどうか」。車でテントサウナ設営場所の近くまで行けると、荷物の出し入れの負担が大幅に減ります。

初心者におすすめ! テントサウナを設営しやすい場所

前項目「基本の確認事項」をクリアした上で、どこにテントサウナを建てるのかを決めていきます。初心者の場合は、設備が整っていたり、レンタル品が豊富なキャンプ施設がおすすめです。さらに実際にテントサウナを設営するときにおすすめなのが“地面が平らなところ”。地面が平らだと、ストーブが傾かずに安定するので安心! 湖よりも川辺は比較的に平らなところが多いので設営しやすいです。

慣れてきたら挑戦してみたい、何もない自然の中で楽しむサウナ

キャンプ場などの施設ではなく、山奥の大自然で行うテントサウナは難易度が高くなります。しかし、不便であればあるほど、人が少なく静かに自然の中のサウナを楽しむことができます。

「薪が足りなくなった!」なんてハプニングに直面しても、近くに落ちている木々で代用したり。自然の中で自分達の力で楽しむテントサウナもいつか試してみて。

追加で揃えたい! テントサウナ用品

基本の持ち物が揃った上で、さらにあるといいものをご紹介します。

ペグとハンマーは”イイもの”を

テントサウナの土台となるペグ、それを打ちこむハンマーは、テントサウナ用品の中でも1番重要と言っても過言ではありません。多少値が張っても、丈夫でいいものを購入して。

川辺や湖畔は、地面が硬くペグが打ちにくい場所が多々あります。なので、ペグは鋳造性で30cm以上あるものがおすすめ。ハンマーはペグと同じ材質だと打ち込みやすいので、材質を見て選ぶのがポイントです。

<実体験>ハンマーが壊れた⁉︎

テントサウナ初体験の編集部員。ハンマーは”なんとなく丈夫そうな”ものを購入しました。ところが、実際にペグを打ち込んでいくと……全然ペグが打ち込めない! さらにはハンマーのヘッドがパリンと折れてしまいました。たまたまその場に居合わせたキャンパーさんから“イイハンマー”を借りることができたのでテントサウナを設営できましたが、そうでなかったらその日はテントサウナが出来なかった(誌面の特集ページもできなかった)ことでしょう。「ハンマーとペグは“イイもの”を」……身に染みた編集部員でした。

ロープは自在金具付きを選んで!

ロープは、ペグを打ちテントサウナを支える役割として必需品。自在金具付きだと、難しいロープの結び方を覚えなくていい上に、紐の長さを調整できるのでおすすめです。ロープは1本3メートル程でテントとペグを固定できます。ロープを購入するときは「自在金具付き」を選びましょう。

テントサウナをどう楽しむ⁉︎ おすすめグッズを紹介

テントサウナ内でゴロゴロ過ごせる耐熱マット

テントサウナ内にベンチを置いて楽しむのも、もちろんいいのですが、地面に耐熱マットを弾き、お座敷スタイルも! 寝転んだり、胡座をかいたり、足を伸ばしたりとまさに自分好みのサウナを楽しめます。ベンチに座った時より、体感温度も低く感じるので、長時間入れます。

癒しの香りが楽しいアロマやヴィヒタ

アロマ水でロウリュしたテントサウナ内はやわらかい熱と癒しの香りで満足度がアップ! さらにヴィヒタも、テントサウナを楽しむためのグッズの1つです。セルフウィスキングやヴィヒタロウリュ、装飾品としても使用できます。

夏の時期におすすめ! “虫”対策グッズ

川の水がキレイだと、アブやブヨが出やすいので、虫刺されにも注意しておく必要があります。特にアブは熱に集まる習性があります。そんな時は、アブの天敵“オニヤンマ”の形のをしたブローチ「オニヤンマくん」をつけるとアブ避けに! 

ただ、虫も1日中ずっといるわけではありません。夕方4時以降になると虫が増え始めます。なので夕方4時以降の時間帯を避けて行うのがおすすめ!  それでも夕方にテントサウナを楽しみたい方は、肌の露出を抑えれば、虫に刺される可能性もぐんと下がります。

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