注目したいのは……国内最大級の「SAUNA THEATER」
そしてなんといっても、2021年に誕生した国内最大級のサウナシアターは、新たなスカイスパYOKOHAMAの象徴として注目を集めています。男女共用で館内着を着用したまま利用できる定員約70名の巨大サウナ室からは、横浜の景色を一望することができます。中に入ると、フィンランド製のikiストーブが3台設置されていて、オートロウリュも楽しめるという妥協のないスペック。総積載量800kgを超えるサウナストーンへのロウリュなので、この広さでもしっかりと温まることができます。サウナシアターのメーンコンテンツであるアウフグースショーが始まれば、さらに蒸気と熱風が!
サウナシアターができたきっかけは、世界レベルの”アウフグース・エンターテイメント”を日本でも広めたいという、金社長の想いからだそう。アウフグースショーの世界大会基準となる広さはもちろんこと、海外視察を重ねて本格的な照明や音響機器を取り入れているという本気度。これらは、日本の熱波師やアウフギーサーたちが世界に向けて成長できるための環境づくりを目指していたからなのです。今やブームが日常化へと向かっている日本のサウナ史。その発展に欠かせなかったであろう、金社長のサウナ愛が感じられます。
そんなサウナシアターでは、1日に2回、無料のアウフグースを開催。昼は、ヒーリングミュージックの中で熱波を送る「リラックスアウフグース」、夜はアウフグースマスターによる演目。他にも、サウナ初心者でも参加しやすい、50℃前後のサウナ室で行う「リラックスヨガ」などのサウナ・メディテーションも。ぜひ、国内屈指のアウフグースショーやサウナプログラムを体験してみてください。
同じフロアには、アウフグースショーで温まった体を冷ます「ソルトクーリングルーム」があります。室内は14〜15℃に設定されていて、澄んだ冷気とライトダウンされた落ち着いた雰囲気に包まれています。壁一面には、空気を清浄する効果があるというヒマラヤ岩塩が吹き付けられているそう。ただクールダウンするだけではなく、最大限リラックスできるための工夫があり、水風呂とはまた違った体験ができます。
進化が止まらない。食べて、泊まって、仕事もできるサウナ施設
「スカイスパYOKOHAMA」といえば、サウナ×コワーキングスペースの先駆けともなった、コワーキングサウナ「KOOWORK」が併設されています。お風呂やサウナに入りながら、合間にはリモートワークができると大人気に! 最近では、リモート会議や通話ができるリモートブースも新設されるなど、さらにパワーアップしました。しっかりとパーソナル空間を確保しながら仕事ができる点や、事前にWEB予約することができるのも安心ポイント。さらに、快適で健康的に仕事ができるようにと、KOKUYOの多機能チェア「ing」が導入されているので、スパやサウナでほぐれた体をキープできるのも嬉しいですね!
もうひとつのアップデートは、女性限定の「レディースプレミアムルーム」ができたこと。これまで男性のみ利用できるカプセルルームはありましたが、待望の女性専用ルームも新設されました。パーテーションとカーテンで仕切られた半個室タイプの部屋は、寝転がれるサイズのフルマットレスやテレビ、コンセントなどが設置されていて、清潔感もあって十分くつろげる空間です。
男女の部屋ともに、前8:00から翌日後0:00までの最大28時間滞在可能です。滞在中は外出できるので、スパやサウナだけではなく横浜観光も楽しむことができます。利用料は5,500円からと、スパ・サウナ利用料も込みと考えるとコスパ抜群。バスターミナルや空港利用、横浜近郊でのライブやスポーツ観戦後にひと汗流していくのもおすすめです。
読書や仮眠ができる休憩エリアも充実しています。館内での食事は、前7:00から利用可能な朝食ブッフェや、金曜・土曜は深夜3:30まで営業しているレストランダイニング「KOO」でとることができ「スカイスパYOKOHAMA」の中だけでも1日十分楽しめます。
常に進化する「スカイスパYOKOHAMA」の今を体感してみてください。
スカイスパYOKOHAMA
■住所:横浜市西区高島2-19-12スカイビル14F
■営業時間:24時間営業(前8:30〜10:30は浴室利用不可)。年中無休
※料金やその他詳細は公式HP(https://www.skyspa.co.jp)からご確認ください。
※スカイスパYOKOHAMAの過去記事はこちら#1、#2から!
「SAUNA BROS.vol.7」
■発売日:2023年12月13日(水)
■定価:1,137円
SAUNA BROS.STORE(https://saunabros.stores.jp)でも販売中! 全国の書店、ネット書店(honto:https://honto.jp/netstore/pd-book_32948979.html)などでも購入できます。
撮影/岡本武志
取材・文/對馬杏衣