12月13日(水)発売のSAUNA BROS.vol.7の表紙と中面で紹介している神奈川県横浜市にある「スカイスパYOKOHAMA」。前編では音楽と照明を駆使したアウフグースショーが楽しめる国内最大級のサウナシアター誕生について紹介しました。後編では男性浴室にできた新たなサウナ室やコワーキングスペースを活用したなど、さまざまな楽しみ方や今後の展望などを広報担当の郷地健人さんにお伺いしました!
快適な空間を提供するために目線は常にお客様に合わせて
ーーSAUNA BROS.vol.1ご取材させていただいたのが3年前。その時からサウナシアター以外にもアップデートしたポイントはありますか?
「2023年5月に男性浴室にあったミストサウナを、新たにセルフリウリュサウナに変えました。メーンのサウナだけでは混雑してしまう傾向があったので緩和できたのと、アウフグースをしている間、ゆっくりしたい方はセルフロウリュサウナ室へ……という幅広い利用方法ができるようになりました」
ーー本当に進化が止まらないですね。しかも、どれもお客様視点で改善されていて……。
「こういった大きなリニューアル以外にも、だいたい3、4カ月に一度は休館日を設けています。そのタイミングで点検や細かいリニューアルなどバージョンアップしているところがあるんです。
というのも、しっかりメンテナンスをしないと”いいサウナ”の環境を維持できないんですね。例えば、サウナストーブの石がかけたり、電気の通りが弱ってきたり……。非常に細かい部分なんですけど。大きなリニューアルは目を引くといいますか、注目されます。でも細かいメンテナンスが、1番大切なんじゃないかとも思います」
ーー改善などはスタッフのみなさんからの意見も反映されていたりするんですか?
「そうですね。代表とスタッフ、熱波師の距離感が近いと思います。名物化したアウフグースイベントなんかも熱波師の声から始まることが多いですし、『こういうのをやってみたい!』という声には柔軟だと思います。代表もアウフグース世界大会の視察でヨーロッパへ行っては、現地で見つけたいいところやトレンドを吸収してきてくれるのも大きいと思います。あ、最近では、サウナシアターに大型スピーカーを4台導入しました(笑)。それも、世界大会の会場で見たスピーカーのシステムがきっかけです」