新日本プロレス社長兼プロレスラーの棚橋弘至がサウナでアツく語る!

サウナに入ってゲストの人生の、“ととのった瞬間”を語るサウナトーク番組「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」。8/17(土)のゲストは、「100年に一人の逸材」、プロレス界のトップレスラーで、現在は新日本プロレス代表取締役社長も務める棚橋弘至さん。

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」は、サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、心身ともに“ととのった”ところで、人生の“ととのった”瞬間=「人生のターニングポイント」を伺うサウナトーク番組。

目次

意外な共通点が発覚! 実は一学年差で同じ大学に通っていた2人

収録前、棚橋さんに意気込みを聞くと「サウナ番組は初めてですが、サウナは好きなので楽しみにしてきました。トーク番組に苦手意識はないんですけど、あんまり活舌が良くなくてよく噛むので……(笑)特に“さ行”と“た行”が苦手なのに、名前が“棚橋弘至”なので“さ行”と“た行”ばっかりで自分の名前が一番の関門というか(笑)。リング上でもシリアスな場面で噛んでしまって、会場がほっこりしてしまうことがあります」と、悩みを交えつつ話します。

また、「高橋さんとは同じ大学で、学年は一つ違うんですけど、同じキャンパスで当時何回かお見かけしたことがあって。その頃から芸人をやられていたので有名人でした」と、意外な共通点が発覚!

「高橋さんには、時間をどうやって上手く使っているのか聞いてみたいです。オンとオフの切り替えの方法とか」「社長でもあるので、社長としての棚橋はどういうイメージなのかというのを今日は聞いてみたいですね」と、コメントしました。

一方の高橋さんも「プロレス界のトップランナーなので色んな話を聞いてみたいですね。バラエティー番組で何回か一緒になったことがあって、しっかりしゃべっていた印象がありましたね。どんな人生を歩んできて、プロレスラーになったのかが気になります。大学も同じで一緒のキャンパスやったはずなんですけど、どこに居たん!? あんな大きい人!(笑)。当時は全然知らんかったわ~。大学生の頃から僕は芸人をやっていたから、逆にあんまり大学のイベントとかには行っていなくて。接点はなかったんですけど、一緒のキャンパスに同じ時期にいたってすごい親近感が湧きますね」と、収録を楽しみにしてきた様子。

また「社長としてどのくらいの量の仕事を日々こなしているのか気になりますね。新日本プロレスの社長の業務って多岐にわたると思うんですよ。どれくらいを一人でやってるのかな?」と、社長としての棚橋さんに興味津々。

棚橋さんが滑舌を心配していることを伝えると「もう今日は(棚橋さんは)噛むもんやと思っていきますわ(笑)」と、頼もしい高橋さんでした。

アツアツのサウナ室では大学時代の話に花が咲く

浴場に移動して、収録がスタート!

「バラエティー番組で一緒になったことはありますけど、こうしてがっつりトークというのは初めてですよね」と高橋さんが振ると、棚橋さんは「緊張しますね」と、はにかんだ笑顔に。プロレスラーはサウナ好きな選手が多いそうで、棚橋さんもサウナ好きだそう。高橋さんに「新日本の道場にはサウナはない?」と聞かれると、「道場にサウナ! いいですね〜」と取り入れることを検討しはじめる社長の棚橋さん。

さっそく、サウナ室へ移動していきます。

サウナ室の中では、高橋さんから「10代の頃に僕たち共演してるって考えたらかなり胸熱ですよね〜!」という言葉が飛び出すなど大学時代の話で盛り上がります。大学当時の体型についてや、アルバイトの話、棚橋さんの滑舌についてまで、サウナであたたまりながら色んな話題が飛び交います。

サウナ室から出てくると、すぐに水風呂へ。「あぁ〜気持ちいい」と声を出しながら水風呂に浸かる2人。

「プロレスラーの方って痛みとかに強いんですか?」と高橋さんに尋ねられると、「プロレスラーは痩せ我慢が得意なので、サウナや水風呂も得意だと思います」と答える棚橋さん。ほかにも、「疲れない、落ち込まない、諦めない」という棚橋さんの信念にまつわるエピソードも。

プロレスラー&社長の二足の草鞋を履く棚橋さんがプロレス界の未来を語る

心も体もととのったところで脱衣所へ移動し、棚橋さんの「気になる5つのこと」を聞きながら、その人生を深掘りしていきます。

1.最近買った高いものは?

この質問には「時計」と回答。「年齢と共に趣味嗜好も変わってきまして、20代の頃はクロムハーツばかり集めてたんですけど、ふと『時計を持ってないな』と思ってからは大事な試合が終わった後にご褒美にとして時計を買うようになりました」と、話す棚橋さん。

「服やスニーカーも好きなので、巡業に行った先でスニーカーを買ったり。スニーカーは60足くらい持っています」と、オシャレな一面も。 さらに、「タイトルマッチがある時は、巡業先の初めて行く美容室で髪の毛をセットしてもらってから会場入りします」とのことで、これに高橋さんは「キャバ嬢じゃないですか(笑)」と、思わずツッコミ。「プロレスの入場ってすごく大事だと思っていて、普段と違う髪型にすることで特別な試合だということを伝えたくて」と、棚橋さんなりのこだわりを披露しました。

2.何マニア?

この質問には、サプリメントマニアと回答。

「新日本プロレスにサプリメントやプロテインの文化を持ち込んだのは僕ですね」と話す棚橋さんですが、新日本プロレスに入門してからプロレスラーとしてデビューするまでの約半年で12kg増やしたそうで、「周りのみんなと同じ練習をしているのに僕だけムキムキになっていく、それは食事3食の間にプロテインやサプリメントを摂っていたからなんですよ」と説明。

「僕が入門してからはこぞってみんなサプリメントとかを飲むようになって」と言う棚橋さんに、高橋さんが「どれがおすすめとか教えてあげるんですか?」と聞くと、「聞かれたら。自らは教えないです、企業秘密なので。若手当時は、新日本の選手は仲間でもあり全員ライバルでもあったので」と、デビュー当時を振り返ります。

さらに、同時期に新日本プロレスに入門した人たちや、デビュー戦で対戦した真壁(刀義)選手とのエピソードなどたっぷり語ります。
ほかにも、一日の食事の流れに沿って、マニアならではのサプリメント活用術を伝授!

3.最近イラッとしたことは?

この質問には「他人が食べるスイーツですね」と答える棚橋さん。

コロナ禍で外出などが制限され、新日本プロレスの試合も開催できない時期に食事と運動のルーティンが変わり、激太りしてしまったという棚橋さん。ダイエットに励んだそうですが、高橋さんから「誰かに痩せろ!って言われるんですか?」と聞かれると、「ネットがざわつくんですよ。『棚橋の腹よ』って(笑)」と答え、収録現場は笑いに包まれます。

さらに、新日本プロレスでの日々の練習や、体育会系すぎる入門テストのエピソードなど知られざる裏話が盛りだくさん。

4.幸せを感じる時は?

「家族と一緒にいる時ですね」と回答。

大学3年生の娘さんと大学1年生の息子さんがいる棚橋さん。子どもたちとは仲良しとのことで、先日も娘さんと一緒にスイーツを食べに行ったんだとか。そこから、デパートの化粧品売り場に連れて行かれ「何でも買っていいよ〜」と、ついつい甘やかしてしまうそう。娘さんは芸能活動をされており、「僕に似てなくて、超かわいいんですよ〜。彼氏を連れて来たらどうしよう」と、かわいらしい一面も。

息子さんはバンドをやっており、先日30万円以上するギターを購入する機会があったそう。息子さん自身が貯金していた分が少し足らなかったようで、足りない分をお願いされたが「その貯金は取っておきなさい」と、棚橋さんが全額払い購入したそう。子煩悩な父親の顔を覗かせました。

幼少期は野球少年だったが、とにかく野球が下手だったという棚橋さん。幼いころからプロレスは見たことがあったが、受験生時代にたまたまテレビでプロレスを見たことがきっかけで、プロレスラーを目指すように。

大学のプロレス同好会時代に対戦していた意外な人物についてや、当時の『珍・リングネーム』について、棚橋さんが新日本プロレスに合格・入門するまでの話&その当時に長州力さんからもらった言葉など知られざるエピソードが語られます。

念願が叶い、新日本プロレスに入門した棚橋さん。「一番キツかったのは、ものすごくファンから嫌われてました」「当時、僕はエクステを付けてチャラチャラした見た目だったので、昔から新日本プロレスを応援してくれていた人たちから嫌われていました」と、過去を振り返ります。

高橋さんが「どうやって乗り越えたんですか?落ち込んだでしょう?」と聞くと、「そうですね……落ち込みました。……いや、落ち込んではないです!」と、自身の信念に基づいて否定する棚橋さん。

「『棚橋、お前プロレスを壊すなよ』と言われたときは、心が暗くなりました」と話すも「でもそこから、ブーイングされても良いと気持ちを切り替えたことで少しずつ人気が出てきました。僕は嫌われてもいいけど、新日本プロレスが盛り上がるように心がけました」と、気持ちの切り替え方一つで前向きになれたターニングポイントについても振り返りました。

さらに、新日本プロレスの社長になったきっかけや、社長としての日々の業務について、社長として掲げる今後の新日本プロレスの展望についても語ります!

5.今の夢は?

この質問には「『猪木アリーナ』を作ることです」と回答。

「アントニオ猪木さんを象徴にしたようなアリーナを作って、これからプロレスファンになる方たちにもアントニオ猪木というプロレスラーがいたことを知ってもらいたいですね。猪木さんがいたから新日本プロレスがあって、新日本プロレスがあったから僕らはプロレスラーになれたので。プロレスだけじゃなく、舞台などエンタメが集まる場所にしたいですね。猪木さんはそういうほうがおもしろがる方だと思います」と、熱い思いを語る棚橋さん。

まだ『ととのっていない』ことを聞かれると、「プロレスの中継をゴールデンタイムにやりたいです。若い方だとプロレスを見たことがないという人も多いと思うんですけど、まずは見てもらうことが大事なので」と、常にプロレス界の未来を考えている回答が返ってきました。

「今日はととのってもらえましたか?」と聞かれると、「アウトプットすることで自分の頭の中が整理されるので、体も頭もととのいました!」と、笑顔の棚橋さん。高橋さんは「同じ大学なので前からシンパシーは感じてたんですけど、改めてお話してみて棚橋さんの可愛らしさや、それでいて信念がしっかりあるところを知れてますますファンになりました!」というコメントで締めくくりました。

収録直後のコメント「アトコメ」

今日の『アトコメ』
収録の直後にインタビューし、番組の感想をお聞きするミニコーナー。収録後(アト)のコメント……略して「アトコメ」です!

棚橋弘至さん「アトコメ」

「サウナで無茶苦茶“ととのい”ました! 今回、高橋さんと話しながら頭の中を整理して、“自分が本当はどういう人間だったのか”、“何をやってきて、これから何をやりたいのか”が見えてきて、心も“ととのい”ました! プロレスラーな面、さらに社長としての面と色々な新しい一面も見ていただけると思います。プライベート面では、なかなか話す機会がなかった、家族や父親としての話もしています。ぜひご覧ください!」

サバンナ高橋さん「アトコメ」

「初めて一緒にサウナに入りましたけど、棚橋さん汗をかくスピードが速かったですね。あとは棚橋さんのかわいらしい一面が見れてよかったです。サウナの熱さにも辛い顔一つ見せない、痩せ我慢気質も見れましたね。棚橋さんくらいバイタリティーがある方じゃないと、なかなか社長は務まらないんじゃないかなと思いましたね。疲れない男・棚橋さんだからこそ、プロレスラーと社長の二足の草鞋でいけるんでしょうね。棚橋さん率いるこれからの新日本プロレスが楽しみです!」

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」
TOKYO MX 隔週土曜日放送 後5:55〜6:25  ※「TVer」での見逃し配信あり。
サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、人生のターニングポイントを伺うサウナトーク番組。
番組公式HP(https://s.mxtv.jp/variety/sauna/

高橋茂雄(たかはし・しげお)
‘76年1月28日生まれ、京都府出身。
1993年、大学の先輩だった八木真澄とお笑いコンビ「サバンナ」を結成。自宅別荘にサウナを建てるほどのサウナ好き。年間訪れるサウナは400施設を越える。YouTube「サバンナ高橋/しげおチャンネル」が好評。

棚橋弘至(たなはし・ひろし)
‘76年11月13日生まれ、岐阜県出身。
立命館大学法学部卒業後、99年新日本プロレス入門。同年、真壁伸也(現:刀義)戦でデビュー。2006年、当時の団体最高峰のベルト「IWGP ヘビー級王座」を初戴冠。「IWGP ヘビー級王座」の最多戴冠回数8回という記録を持つ。また、タレントとしてテレビ番組や映画に出演するなど平成期のプロレス人気の復活に尽力した。現在は現役を続けながら、新日本プロレスの代表取締役を務める。

堤柳泉
■住所:東京都台東区千束4-5-4
■営業時間:火〜土曜=後1:00~後10:00、日祝=後0:00~10:00
■定休日:月曜
■料金:大人(12歳以上)=550円、中人(6歳以上12歳未満)=200円、小人(6才未満)=100円、サウナ=【男性】+300円【女性】+200円

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