芸人の娘としての葛藤や恋愛観などサウナ好き岡田結実の素顔に迫る

サウナに入ってゲストの人生の、“ととのった瞬間”を語る、サウナトーク番組「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」。8/3(土)のゲストは、SAUNA BROS.WEBでも連載をしている女優・岡田結実さん。

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」は、サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、心身ともに“ととのった”ところで、人生の“ととのった”瞬間=「人生のターニングポイント」を伺うサウナトーク番組。

目次

お互いサウナ好き。「憧れの番組に出演できてうれしい」

お互いが顔を合わせる前に、収録の意気込みを聞かれた岡田さんは「『サバンナ高橋の、サウナの神さま』は、サウナが好きな人なら絶対に呼ばれたい!という思いがずっとあったので、やっと念願が叶ってうれしいですね。サウナが好きということを自分から発信していたら、こうしてお仕事に繋がったというのがまだフワフワしている感覚で……。いつも番組収録でそんなに緊張しないタイプなんですけど、今日はちょっと緊張しています(笑)」と、ドキドキした表情。

「高橋さんにどんなイメージを持っている?」と聞かれると、「正直、いい意味で人間っぽくないと思っていて、高橋さんのことを。何でもこなす方だから。テレビ番組を見ていても、周りの人たちが欲しいタイミングでヒットする言葉を打ち返されてて、ロケに一緒に行っても頼もしいですし……。優しすぎて、休める時あるのかな? って、一方的に心配になっちゃうというか」と、語る岡田さん。

「先日、別の番組のロケで一緒になって『あ、ちゃんと人間なんだ』って思える瞬間があったので(笑)、今日またより一層、高橋さんがどんな人か知れるのかなと思って楽しみです」と、笑顔を見せる岡田さん。

サバンナ高橋が秘技を披露“泡立ての神さま”

1950年創業の下町の銭湯「堤柳泉」の浴場で収録はスタート!

浅草という観光地の近くにありながら、天然温泉が楽しめるという施設。高橋さんも訪れるのは初めてということで、ワクワクが伝わってきます。

高橋さんが「サウナ好きなの聞いてますよ」と言うと、「うれしいー!」と笑顔の岡田さん。先日2人が別番組のロケで訪れた京都でも、高橋さんからおすすめのサウナを教わったんだとか。

スケジュールの都合で、その京都のサウナには入れず悔しがる岡田さんに「結実ちゃん、コレ……」と、高橋さんがその施設のステッカーをプレゼントしてくれたそう。

今回はサウナに入る前に、洗い場で「ニベア エンジェルスキン ボディウォッシュ」を使用して、体を綺麗にしてからサウナへ向かいます。

ここで、高橋さんがすかさず「女子に初めて伝授するんやけど、“しげお流”でちょっといい?」と、自身が編み出した銭湯などの公衆浴場の洗い場でのテクニックを披露。

風呂桶に指の第一関節あたりまでお湯を入れ、そこにボディソープを4〜5回プッシュ。あとはお米を研ぐように手を回して泡立てることで、銭湯にいながらまるでスポンジを使ったかのようなフワッフワの泡が出来上がるそう。泡で体を洗い、最後に風呂桶に残った泡入りのお湯で背中を流して完了!

実際に披露し、岡田さんも「すご〜い!」と感動。銭湯に行く際、なるべく荷物を減らしたい方や、体をゴシゴシ洗いたくない方におすすめの方法なんだとか。

収録の合間も仲良さそうに話をする2人。

サウナに入る前には、おなじみ「のむシリカ」でしっかり水分とミネラルを補給します。

サウナに入ると数分もせず汗が噴き出す高橋さん。「早くないですか!?」と驚く岡田さんですが、やはり普段からサウナに入る頻度が増えると汗も出やすくなっていくんだとか。

サウナ室の中では、岡田さんの大好物だというラーメンの話で大盛り上がり。二郎系や天下一品が好きだという岡田さんは、かなり変わった頼み方をするそうで「やんちゃしてるね〜!(笑)」と、高橋さんにつっこまれていました。

サウナ室から出てきて熱々のまま水風呂へ移動します。水風呂に入り「めっちゃ良い温度!!」と、気持ちよさそうな表情を見せる岡田さん。「あ〜、気持ちいい……」と、「堤柳泉」の水風呂を満喫する2人。

殻を破るきっかけになった父・岡田圭右からの言葉とは?


心も体もととのったところで脱衣所へ移動し、岡田さんの「気になる5つのこと」を聞きながら、その人生を深掘りしていきます。

脱衣所ではかわいらしい「LUHTA(ルフタ)」のポンチョを着用。「ワッフル生地なのに痛くなくて、ずっと着てたい!」と大喜びの岡田さんに、「サウナに入って、こんな肌触りの気持ちいいポンチョを着て、このまま寝たいくらいですが、そうはいきません!」と進行を戻す高橋さん。

1.最近買った一番高い物は?


この質問には「MARNIのバッグ」と回答。

「普段はそんなに高いもの買わないんですけど、頑張ったご褒美を毎年夏に自分で買っていて」「夏バッグっていう、夏場にメインで使うかごバッグを思い切って買ってみようと思って!ぜいたくしました」と、思い切った買い物をしたそう。

岡田さんは「私はケチなんですけど、昨日仕事で北海道へ行っていて、家族に見栄を張りたくてお土産にウニを買ったんですけど、高いものと安いものがあって安いほうを選びました(笑)」と、なんともかわいらしいエピソードが飛び出します。

さらに「年一で引っ越すくらい、引っ越しが好きで。だからずっと引っ越し貧乏なんです」と、意外な一面をのぞかせます。

高橋さんに「なんでそんなに引っ越しするん?」と聞かれると、「一つのところに留まることが苦手で、家に嫌な思い出も溜まっていくし…… 。もうここに居られないと思ったら引っ越しちゃうんですよ。なんか家に飽きちゃって、ここだ!っていう家にまだ出会えてないんです。母親にはやめなさいって怒られるんですけどね」と、しょんぼり話す岡田さん。

2.最近恋愛はしている?

この質問には「人並みに? ですかね(笑)恋することはやめたくないって思っています。結婚しても旦那さんを想い続けたいです」と恋愛観を語りました。さらに、「今は色んな人を見て、最終的にこの人だ!と思える人を見つけられるように目を養っています」と、20代らしい考えも。

これには高橋さんも「結実ちゃんのことを小さい頃から知ってるから、もう恋愛する年になったんやってことに驚くわ〜、周りから言われへん?」と聞き、「言われますね、24歳になったって言ったら驚かれます」と答える岡田さん。

さらに、「『結実ちゃんと恋愛をしようと思うと、お父さんがずっとチラつくから無理だと思うよ』って、平成ノブシコブシの吉村さんからずっと言われてて、この前も言われてムカつきました!(笑)恋人が芸人さんは無理じゃない? って言われますね」と、お相手選びの悩みを明かします。

岡田さんは、ダメンズばかりを引き当ててしまうという話など、踏み込んだ恋愛トークはぜひ放送で!

3.最近ムカついたことは何?

これには「兄が財布を持ってこないこと」と答える岡田さん。

「兄が『財布忘れた! ごめん!』とか言うので奢ることが多くて。それこそ男性に初めてハイブランドのプレゼントをしたのは兄ですね。GUCCIのバッグをねだられて買いました。なんでか分からないんですけど、お兄ちゃんのことが大好きで、ついつい甘やかしちゃうんですよ」と、タジタジの様子。

4.父の尊敬するところは?

これには「メンタル!!」と一言で回答。

「『すべり芸』という芸を確立したのは父なんじゃないかと思っていて。それこそ自分が芸能界に入る前は『周りの芸人さんは笑いを取っているのにパパはスベッて笑いを取るなんて変だな』って、本当は『そんなことないよ』って思っているのに、周りにバカにされるから同じように父をバカにしないと強がれない自分もいたりして」と、芸能人の子どもならではの感情を話します。

「参観日で父が目立ちたがって自らネタをやったりしていて、それにも『私だけのパパじゃなくなるのが嫌!』と思って、『参観日には来ないで!』って言ったりして」と、かわいらしいエピソードも。

「私は私で小学生の頃から芸能の仕事をしていたので、もっと私自身のことを見てほしいのに父の話をされたり、でも父をバカにする人もいたり、父のスゴさをわかっている自分もいたのでもう感情がぐっちゃぐちゃで。母にだけ『お父さんを替えてほしい』って泣いていましたね。幼心ながらに父には言ってなかったですけど、溢れちゃって」と、当時の葛藤を明かします。

「芸能界に入ることも反対していて、芸人と付き合うなんてもってのほかだ! と言っていた岡田圭右さん。自宅では寡黙らしく「オリックスの話しかしない!(笑)」と、こぼす岡田さんですが、父のことをカッコいいと思えるようになったのは、自分も芸能界に入ったからだと語ります。

「二世という肩書がついて回ることで、父のおかげでできたこともたくさんあったんですけど悩んでいて、父に相談したら『二世という肩書で人より一歩前からスタートしてるかもしれないけれど、2周目その仕事に呼んでもらえるかは自分の実力だから』と言われて、心が軽くなりましたね」と話し、「たまには良いこと言うじゃん!」と思ったという岡田さん。

芸能人の子どもとして生きる葛藤や苦悩も語りました。

5.目標とする俳優は?

これには「濱田岳さん」と回答。

俳優業は2017年、17歳の頃からはじめたそう。最初は向いてないと言われていたが、俳優業への興味が強く「どちらかだけを選ぶのは自分の性に合わない」と思い、俳優業も志すように。

憧れの濱田岳との共演も果たした「カムカムエヴリィバディ」のオーディション秘話をたっぷり語ってくれました。

「今の夢は?」と聞く高橋さんに、岡田さんは「ここだから話すんですけど、私は最優秀賞助演女優賞を取ることが夢です。誰かを支える役者さんになりたいです」と、力強く宣言。

これに対して高橋さんは「結実ちゃんがバラエティー出身やからなのもあるかもね? 雛壇からMCを支えたり」と納得した様子。それに岡田さんは「お父さんの影響もあるかもしれないですね」と切り出し、「ホンマや!お父さん、めっちゃ助演!(笑)」と、高橋さんがつっこんで現場は笑いに包まれました。

「今日はめちゃくちゃ、ととのいました〜!」と大喜びで収録現場をあとにする岡田さんなのでした。

収録直後のコメント「アトコメ」

今日の『アトコメ』
収録の直後にインタビューし、番組の感想をお聞きするミニコーナー。収録後(アト)のコメント……略して「アトコメ」です!

岡田結実さん「アトコメ」

「水風呂がとても気持ち良かったです!水風呂に浸かった2人の表情が物語っていると思います(笑)。

サウナで“ととのった”後の高橋さんとのトークでは、普段は人に話さない深い話もして、心も“ととのい”ました!

良い意味で、“こんなに話して大丈夫?”と不安になるくらい、最近の出来事を全部話したので、是非ご覧ください!」

サバンナ高橋さん「アトコメ」

「結実ちゃんは小さい頃から知っている人から、しっかりした素敵な女性になっていることがうれしかったですね。

サウナが好きというだけあって、熱にも強かったですね! 汗をかきにくいと言ってたけど、入れば入るほどよく汗が出るようになるから、これからどんどん好きになっていってほしいですね。おすすめのサウナやラーメンの話で盛り上がりました。サウナに入った後のラーメンが美味しいですけど、僕は夜サウナに入った日は控えています。

女優もバラエティーもどっちにも必要とされる方になっていくと思いますよ」

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」
TOKYO MX 隔週土曜日放送 後5:55〜6:25  ※「TVer」での見逃し配信あり。
サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、人生のターニングポイントを伺うサウナトーク番組。
番組公式HP(https://s.mxtv.jp/variety/sauna/

高橋茂雄(たかはし・しげお)
‘76年1月28日生まれ、京都府出身。1993年、大学の先輩だった八木真澄とお笑いコンビ「サバンナ」を結成。自宅別荘にサウナを建てるほどのサウナ好き。年間訪れるサウナは400施設を越える。YouTube「サバンナ高橋/しげおチャンネル」が好評。

岡田結実(おかだ・ゆい)
‘00年4月15日生まれ、大阪府出身。1歳で子役モデルデビュー。2010年から4年間、「天才てれびくん」(Eテレ)に「てれび戦士」として出演。その後、数々のバラエティー番組に出演の後、俳優業にも進出。「静おばあちゃんにおまかせ」(2018)、「私のおじさん〜WATAOJI〜」(2019)、「女子高生の無駄づかい」(2020)などで主演を務め、2021年にはNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリィバディ」にも出演。

堤柳泉
■住所:東京都台東区千束4-5-4
■営業時間:火〜土曜=後1:00~後10:00、日祝=後0:00~10:00
■定休日:月曜
■料金:大人(12歳以上)=550円、中人(6歳以上12歳未満)=200円、小人(6才未満)=100円、サウナ=【男性】+300円【女性】+200円

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