サッカー選手・権田修一の負けず嫌いな性格が人生をととえた瞬間

サウナに入ってゲストの人生の“ととのった瞬間”を語る、サウナトーク番組「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」。4/6(土)放送回のゲストは、’22 サッカーW杯日本代表で、現在はサッカーJ2「清水エスパルス」所属の権田修一選手。

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」は、サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、心身ともに“ととのった”ところで、人生の“ととのった”瞬間=「人生のターニングポイント」を伺うサウナトーク番組。

目次

試合の疲れはサウナやおしゃべりで癒す権田選手

権田選手は収録開始前のインタビューで、「ピッチ内のイメージで、笑わなそう、しゃべらなそうってよく言われるのですが、そんなことなくて。結構しゃべるタイプなので、あんまり緊張はしていないです。高橋さんとは、何度か食事も一緒にしたことがあったのですが、2人で話すことってないので、僕のことをいろいろと知ってもらいたいです」と、楽しみにしている様子。

高橋さんは、もともと交流のあった権田選手がゲストに来てくれることについて「うれしいね。普段はそこまで深い話をしているわけではないから、トップアスリートの人がどんな日常を送っているのかめちゃくちゃ興味があります」と。「今、権田さんって呼んでますけど、本当は“ゴンちゃん”って呼びたいです(笑)」と、収録への意気込みを語っていました。

浴室に移動し、いよいよ収録がスタート!

以前から、お互いに顔が似ているという認識があったという2人。テレビ局で初対面を果たした2人でしたが、なんとその年の年末にも奇跡的に羽田空港で遭遇!その時、2人の顔を見比べた権田選手の息子さんが放った一言とは……?

サウナには、普段からよく入っているという権田選手。筋肉をほぐすために、試合の前に軽く2~3セット入ることも多いそうで、この収録前日も試合だったので「収録をしながら、身体の回復もできたら」と、サウナに入るのを楽しみにしていました。

サウナ室の中では、毎朝「納豆めかぶ卵黄ご飯」を食べているなど、毎試合10kmほど走るフィールドプレーヤーとは違う、ここぞの瞬発力が求められるキーパーならではの体調管理法などベテランアスリートらしいストイックな日常を告白。

さすが、普段からサウナに入っているということもあり、代謝が良く、サウナに入って数分で汗がたくさん吹き出す権田選手。2人とも気持ちよさそうでした。

サウナでしっかりと温まったあとは、水風呂へ。サウナに入り慣れているだけあって、水風呂も余裕の表情の権田選手。高橋さんと一緒に、水風呂でクールダウンをして外気浴スペースに移動します。心がゆるんだのか外気浴中も会話が弾みました。

収録前日の試合では、ボロ負けしてしまったと話す権田選手。そういう時は、スポーツ選手や経営者などのインタビューを見るそうです。
「サッカーに関係ないジャンルの人でも、インタビューをされるほどの境地に達している人の言葉って何か得られるものがある。だから今日は、こうして高橋さんとお話できるっていうことが僕的には前向きになれる一つの要素で、また明日からも頑張れる」と、権田選手の気持ちの切り替え方法を語り、この日の収録自体が権田選手にとってのリフレッシュの一つになっていると明かしてくれました。

小学生時代からストイックに歩んできた人生

心も体もととのったところで、ここからは、権田選手の「人生が“ととのった”瞬間」を聞いていきます。

4歳からサッカーを始めた権田選手。バスケットボール選手だったお父さんの影響もあってか、スポーツが好きで、早い段階からゴールキーパーとしての才能が開花していったそうです。本格的にプロのサッカー選手を目指す転機となったのが、小学4年生の時に所属していた「さぎぬまサッカークラブ」から出場した「マリノスカップ」という大会でベストイレブンに選ばれたことでした。周りはJリーグチームの下部組織から出場している選手がほとんどの中、町のサッカーチームからの出場だったにも関わらず、好成績を収められたことが大きな自信になったそうです。

そこからは、億劫に思っていた基礎練習にも身が入るようになり、サッカーに対してストイックに取り組むようなったそう。「県」の代表として、練習に参加するようになっていく中で「関東」の選抜として選ばれなかった時に挫折を味わい、FC東京のジュニアユースに入ることになります。

FC東京のジュニアユースは、サッカー選手としての成績だけではなく、学生としての生活も評価されるため、通知表の提出も義務付けられていました。当時の権田選手は、学業を頑張らない=サッカーができなくなるという認識で、勉強も頑張れていたそうですが、周りの環境のおかげで自然とそういう思考になれたと話します。

FC東京のしきたりのおかげで、小中学生にしてしっかりとした考え方が身についていた権田選手の話を聞いた高橋さんは「ボクまだ子どもいないですけど、架空の子どもをもうFC東京に入れたいっすもん(笑)」と、感激した様子。

挫折からの復活。権田選手が今もサッカー選手で在る理由

権田選手は、2015年に「オーバートレーニング症候群」を発症します。「オーバートレーニング症候群」は、身体と心のバランスが上手く取れなくなってしまうそう。権田選手も、自分の中で絶好調という状況にも関わらず、ハリルJAPANでキーパー4人の中から自分だけメンバー外になるという挫折を味わいます。

当時の権田選手にとって、この挫折はとてつもなく大きな影響を及ぼし、そこで、気持ちはすごく不安定でパンク寸前なのに、どうしていいかもわからず「これじゃダメだ!」と練習量を増やしてしまったそうです。
そこからどんどん心と身体の乖離が大きくなり、日本代表への招集がかかったにも関わらず、初めて「日本代表の場に行きたくない」と思ったといいます。あれだけ行きたいと願っていた場所にすら行きたくないと感じるという自分の異変に気づけたことがきっかけで、環境を変えるべくオーストリアに行くことを決意します。

とにかく海外でプレーしてみたいという気持ちがあったことと、中学時代からずっとFC東京のために尽くしてきたため、その環境を一度変えてみることに。

日本の整えられたプレー環境に比べると、オーストリアのプレー環境は決して良いものではなかったと語ります。しかし、そのおかげで権田選手の中で「しょうがない」と思うことができるようになったそうです。今は、できないことが逆にストレスになるからという理由で、決まったルーティンも設けておらず、オーストリアに行ったことで、自分との向き合い方も見つかりました。

「オーストリアへ行ってなかったら今はもうサッカー選手ではなかったと思う」と語る権田選手。今こうしてサッカーができる喜びや楽しさを実感しているそうで、「オーストリアに行ってよかったというよりは、行かないとダメになっていた」と、語ります。

また話は2022年カタール・ワールドカップに。日本代表に選ばれたかどうかは、選手への事前連絡などは無かったそうで、メンバー発表の中継で知りました。権田選手は、静岡駅近くのデパートのベンチで、一人でその時の中継を見たそう。
「周りの人が気づいたら、ビックリすんで!?」と高橋さんもびっくり。

そんななか、初戦で強豪国・ドイツとあたったことについては「ワールドカップで勝つために初戦で戦う相手がドイツだった、という認識」で、「(ドイツのスター選手たちへの)憧れ」を捨て、とにかく勝つことを考えて行動していたそう。

「その人に憧れちゃったら、超えられないじゃないですか」と話します。
……どこかで聞いたフレーズですね。と思ったら、
「大谷選手が同じことを言ってましたけど、インタビューをさかのぼって調べてもらったら分かりますが、僕のほうが先に(憧れるのはやめましょうと)言ってる(笑)」と、昔からの自身の信念を明かします。

「世界で戦うと、お手本としていた選手たちと対峙しなくちゃいけない。その時に憧れを入れては勝てないし、超えられない。」と話し、世界で活躍する権田選手だからこそのストイックさを感じられる場面でした。

2026年のワールドカップは、J2のチームからは招集しないという発表も。それに対しても、腐ることなく自分の今できることは何かと考えて、サッカー界の未来に貢献できるような活動も大事にしていこうと日々の練習に取り組んでいるそう。

とくにテレビ出演は、積極的に出るようにしていると語ります。「自分がテレビに出れば、普段サッカーを見ない人もサッカーに触れる時間ができ、世の中のサッカー人気も盛り上がり、サッカー選手の環境だったり、サッカーを取り巻く環境がもっと良くなったら、僕もそうですし、僕の後輩とか僕の息子とか、今後のサッカー界にすごくプラスになる」と、環境に甘んじることなく、そこでできる最大限の努力をすることが大事だといいます。

最後に、自身の人生を振り返りつつ、「人生ゲームで全ての出目で6(実際は12)が出て、最速でゴールしたとしてもその人が必ず勝つわけではない。進みは遅かったとしても、最終的に資産や経験をたくさん持っていたほうがいいじゃないですか。めんどくさいなと思いながらやるのか、その経験で何が得られるかって考えながら真剣に取り組むか、その遠回りしている時間をどう捉えるかが大事」と、その生き方について語りました。

収録直後のコメント「アトコメ」

今日の『アトコメ』
収録の直後にインタビューし、番組の感想をお聞きするミニコーナー。収録後(アト)のコメント……略して「アトコメ」です!

サバンナ高橋さんのアトコメ

「今日の権田選手の話を聞いて、自分にできることは何かって考えて、前向きになれる人も多いんじゃないかと思います。権田選手の素の部分は、全然知らなかったんですけど、このくらい負けず嫌いじゃないと世界では戦っていけないんだなと感じましたね。サウナに一緒に入るのは初めてでしたけど、汗のかき方も『サウナに慣れている人のやつ』でしたね。負けず嫌いという性格から、何事も習得しようとしてここまで突き進んでこられた姿にさすがやなと思いました!」

権田修一選手のアトコメ

「収録の感想としては、シンプルに楽しかったです。サウナに入って、高橋さんと沢山お話して、とても楽しい収録でした! この番組を見たら、”僕が思ったよりも喋るんだな”と思ってもらえると思います!(笑)自分がサッカー選手として色々なキャリアを過ごしてきた中で、大事にしていることなどたくさん話させていただいたので、ぜひ楽しみに見ていただけたらと思います!」

    

「のむシリカpresents サバンナ高橋の、サウナの神さま」

TOKYO MX 隔週土曜日放送 後5:55〜6:25 ※「TVer」での見逃し配信あり。サウナ好きのサバンナ高橋が各界のトップランナーをサウナに迎え、人生のターニングポイントを伺うサウナトーク番組。
番組公式HP(https://s.mxtv.jp/variety/sauna/

高橋茂雄(たかはし・しげお)
‘76年1月28日生まれ。京都府出身。
‘93年大学の先輩だった八木真澄とお笑いコンビ「サバンナ」を結成。自宅別荘にサウナを建てるほどのサウナ好き。年間訪れるサウナは400施設を越える。YouTube「サバンナ高橋/しげおチャンネル」が好評。

権田修一(ごんだ・しゅういち)
‘89年3月3日生まれ、東京都出身。
「FC東京」の育成組織を経て、2005年にトップチーム昇格。2016年オーストリアの「SV ホルン」、2017年「サガン鳥栖」、2019年ポルトガルの「ポルティモネンセ SC」を経て、2021年より「清水エスパルス」に在籍。日本代表としては、2012年ロンドン五輪、2014年ブラジルW杯を経験し、2022年カタールW杯では正GKとして全4試合に出場。

中延温泉 松の湯
■住所:東京都品川区戸越6-23-15
■営業時間:【平日・土曜・祝日】後3:00~深0:00 / 【日曜】前10:00~深0:00
■定休日:月曜(祝日の場合は後3:00から営業、翌火曜が休み)
■料金:【大人】520円、【中学生】420円、【小学生】200円、【未就学児】100円、【サウナ】:400円
※そのほか、詳細は公式HP(https://matsunoyu.com/)からご確認ください

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