「札幌市で積雪43cm」とニュースを見た時は、関東近郊も寒くなってきたとはいえ、一気に冬本番を感じた。そんな寒い札幌市にほっと心も体もあたたまるニュースが舞い込んできた。そう「goodsauna & spa SAPPORO」が誕生したのだ。
なんだかワクワクしてしまい、オープン前の当施設にお邪魔し、最速取材＆SAUNA BROS.vol.11でご紹介しました！
コンセプトは“滞在型”！ 最大23時間のおこもりを
札幌市の商業施設「COCONO SUSUKINO」内にオープンした「 goodsauna & spa SAPPORO」は、市内最大級の広さを誇る。ただ広いだけでない。サウナ室など浴室まわりはもちろん、空間、デザイン、コンセプトなど……とことん、こだわっている。コンセプトは、すすきのでいろんな人がそれぞれの過ごし方で楽しんで”滞在”をすること。最大23時間滞在が可能なので、黙々とサウナを満喫するのも、おこもりスペースでゆるっと過ごすのも、ワーキングするのも思いのままに、自由に過ごせるのが魅力だ。 TTNE株式会社のととのえ親方こと松尾大氏と、建築家・隈太一氏がタッグを組んだ当施設。スペックは、もちろん、斬新な設計とサウナ好きが喜ぶには仕掛けには思わず胸が躍る。
地産地消を目指した、北海道を体感できるサウナ室
北海道の澄んだ自然の空気や環境が育んだフレッシュなハーブをあちらこちらに使用。おかげで浴室全体がやさしい香りに包み込まれる。タイプが異なる3つのサウナ室の共通点は、ボナサウナが楽しめること。からだの芯からしっかりとあたためてくれる穏やかな熱は溜まりません!!
男性浴室には、明るめの調光で広々とした「水車サウナ」。水車型ストーブは見るだけでワクワクしちゃいますよね。圧巻のストーブでサウナ室はしっかり温められつつ、背中にはやさしい熱が……ボナストーブもあるんです！
ちょっとしたご褒美感覚で、とあかすりもできるのも個人的にはうれしいポイントだ。
男性側のもうひとつのサウナ室「レッドシダーサウナ」は、瞑想のために暗めの調光に。壁には、レッドシダー（米杉）が並ぶ。“オートウォーリュ”で室内は、やわらかい熱と芳醇な香りが広がります。さらに北海道ハーブの香りもプラスされて、癒しの空間で心身ともに開放。
ヒノキの清香が漂う「ヒノキ水風呂」。清々しい香りを楽しみつつも……頭上からは打たせ水！ チラーで循環冷却された「強冷水水風呂」も完備。北海道の澄んだ空気をイメージしたほっと一息できる「ハーブ風呂」で締めるのも良し。
女性のサウナ室「ハーブサウナ」は、じっくり、のんびりとあたたまれるように約80℃の設定に。壁面には北海道産のハーブのあしらい。視覚と聴覚でも癒されます。さらに女性サウナ室にもボナサウナが!! 女性のサウナ室でボナストーブが楽しめる施設はなかなかないのでうれしい限りです。
女性側には「羽衣水風呂」が。浴室のプロデュースを手掛けたTTNEが最適温度と話す「16.5℃」を徹底統一。
休憩スペースには、リクライニングチェアーとベンチが。ベンチの上にロウリュセット!? いえいえ、イスに掛ける用です。
マッシュラボとコラボしたアメニティーも！ 手ぶらで来れるのもうれしいですよね。
北海道のサ旅の仲間入り！
最大23時間”暮らせるように”過ごせるためのゆったり空間がずらり。おこもりスペースもあれば、コワーキングスペースもあり、さらには、北海道といえばの「サッポロ クラシック」や「マルセイバターサンド」など北海道ならではの商品は味わえます。そのほか、フリードリンクや、軽食まで楽しめるサービスも!! これらはすべて、入館料に含まれているので、追加料金を気にせずとも気ままに過ごせます。
また、館内着着用の岩盤浴もあるので、友人やカップルなどの利用もおすすめ。 まるでサウナ室と言わんばかりのアツさだったり、優しめの温度で寝転びながら満喫できたり、用途に合わせて楽しめるのも魅力のひとつ。
「滞在型」と謳うだけあって、施設に入った瞬間から、空間構造の使い方、休憩エリアの広さや充実度にも驚かされる。駅からのアクセスも良いので、旅の前後にふらっと寄るのもいいかもしれない。もちろん、ここを目掛けて、思いのままに滞在を楽しむのもおすすめだ。北海道のサ旅に新たな施設が仲間入りする。
goodsauna & spa SAPPORO
■住所＝北海道札幌市中央区南4条西4丁目1 番1ココノススキノ3F
■営業時間＝前11：00～翌前10：00
■料金＝1時間まで¥1,780、3時間まで¥2,480、3時間から¥3,980、深 夜追加料金¥+1,980※深1:00〜翌前6： 00※土日祝＝平日料金に¥+200
