最新号では有岡大貴&宮近海斗も体験!「馬場サウナ」の魅力

「サウナが“ブーム”から“文化”になれば」。
サウナを愛する人たちが口にし続け、また心の中で願い続けていることですが、個人的には、もうその段階に到達しているのでは、と思っている今日この頃です。

まずは、人口の多い都市部ではなく比較的のどかな地方にお住まいという皆さんにお尋ねしますが、以前よりサウナが身近に存在してはいませんか?
新たにサウナ施設がオープンしたり、古い施設のサウナがスゴい最新の設備にリニューアルしていたり。また、サウナがあまり重要視されていなかった(=サウナがなくても集客ができていた)有名な温泉地などであっても、ホテルや旅館に素晴らしいサウナが新設されたり。

そうしたムーブメントは「ブーム」なんて言われ始めた頃よりも、はるかに活発になっていますし、それぞれの施設のクオリティーや提供されるサービスも本当に素晴らしいものになっています。
「あ、サウナが好きな人がつくったんだろうな」とか「本当に利用する人の気持ちに立って、考えられているな」なんて思わされることの、いかに多いことか。

都市部なら尚更、そのトレンドは顕著です。特に東京では、いわゆる「サウナ空白地域」がどんどん少なくなってきています。そして、その街の人々……利用する人のライフスタイルに寄り添った姿勢やサービスが、当たり前のようにそれぞれの施設で提供されています。“日常”と地続きで利用しやすい、その街の「サードプレイス」として機能しているんですよね。
これって、もはや「文化」ですよ。

この記事で紹介する「馬場サウナ & ワークカフェ」(以下、「馬場サウナ」)も、そんなことをあらためて痛感させてもらえる施設です。
12月3日に発売した「SAUNA BROS.vol.11」では有岡大貴さんと宮近海斗さんに体験していただいたこの施設の魅力を、あらためてご紹介しましょう。

目次

“サウナ空白地域”に、’25年夏に待望のオープン!

「馬場サウナ」ですが、その名のとおり、東京・新宿区の高田馬場駅(および西早稲田駅)が最寄りになります。新宿副都心からも近く、日本有数のマンモス大学、早稲田大学をはじめ多くの学校を擁する学生街でもあり、老若男女が行き交う本当に賑やかなエリア。

ですが、実はこの付近は、「サウナへ行きたい」と思っても、なかなか近くに見当たらない……上述した「サウナ空白地域」のひとつでした(かつては高田馬場駅前の商業施設「BIGBOX」内にありましたが)。
駅の規模(JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線が乗り入れています)や、街のキャパシティー、利用人口から考えると、「あったらいいのになぁ」と思っていたサウナ好きはきっと多かったと思います。

そんな街に出来た待望の施設(オープンは今年=’25年の7月です)。
まず、一言で言ってしまうと、サウナ屋さんとしての完成度、満足度がめちゃくちゃ高い! 街のプロフィールとして、「老若男女が行き交う」と前述しましたが、さまざまなサウナを知るコアなサウナ好きやベテランも大満足ですし、仮にサウナに入るのが初めてというビギナーにとっても、サウナの気持ちよさを存分に体感できるクオリティー。

空間としても、アツさも最高&大満足のサウナ室

中でも、本当に魅力を感じるのが、2基のパワフルなタワーストーブが中央に鎮座する、広いサウナ室です。

3段の座面はゆったりとした奥行きがあり、前後や左右に十分なスペースがキープできます。窮屈になりがちなコーナー部分も、自分と直角の位置に座る人と足がぶつからないような絶妙な設計。30人ほどが座れるんじゃないでしょうか。
ベンチ下に仕込まれたLEDによる間接照明も明るさをほどよく抑えているのでじっくりと自分と向き合うことができます。

広くて、デザイン的にもクールな座面は座り心地も◎

室内はおよそ80℃台の温度ですが、それとは思えない体感温度。20分ごとの(毎時00分、20分、40分)オートロウリュがかなり強力で、ダブルストーブにたっぷりと水が降り注ぎます。かつ、1〜2時間おきにアウフグースイベントも。

オートロウリュ時はスポットライトも点灯。
視覚的にも気分がアガリます


換気もいいので、室内じゅうに満ちたアツい蒸気がゆっくりと引いていくのが分かるのも気持ちいいんですよね。メリハリの効いた、絶妙なコンディションのアツさ。気がつけば、玉汗が全身から噴き出しています。

サウナ好きの立場になって考え抜かれた(?)、設備とサービス

入口の扉を開けると、その先に二重扉。
熱が逃げません!

特筆すべきは、サウナ室の「入口」と「出口」が別々に設けられていること。さらに、そのそれぞれが二重扉になっていて、アツさを逃さない設計になっているんです。

左手奥に「出口」専用扉が!

ギリギリまで自分を追い込むタイプの人って、勢いよく飛び出したりしますが、新たに入室する人との「出会い頭」的なアクシデントも、ここでは存在しないわけです。そして出口からすぐの場所に汗流しのシャワーが待っています。つくづくノンストレスな動線なんですよね。

サウナハットなどを掛けられるフックのすぐそばに、物を置ける「ミニ棚」も。実はこれもめちゃくちゃ便利。掛けられないタイプのハットや、汗流しのときにメガネを外すなんて人もいますからね。いやぁ、よく考えられています。

“あまみ”もくっきり! 絶妙な冷たさの水風呂

水風呂が、これまた広くて快適! 深さもおよそ90センチほどはあるでしょうか。いちばん冷やして気持ちいい後頭部を含めて、全身を一気にクールダウンすることができます。ちなみに、しっかり汗を流せば、潜水もOK!
水温は約16℃台ですが、広さ、深さもあるせいか、もう少し冷たく感じます。芯まであたたまっていた体にとっては、本当にちょうど良いシャキッと感。「ふぅ〜、気持ちいい」と水から体を上げると、自分だけでなくほとんどの人の肌に、面白いようにあまみが浮き出ています。

「SAUNA BROS.vol.11」での撮影時に、宮近海斗さんも「うわ〜っ。コレ、なんて言うんでしたっけ? “うまみ”でしたっけ」とコメントしてくれました。すかさず、有岡大貴さんに「う〜ん、惜しい(笑)!」と、ツッコまれていましたが。

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