茨城県「大洗パークホテル」サウナ付き客室を導入し新装オープン

茨城県東茨城郡大洗町の「大洗パークホテル」本館は、2026年3月1日にリニューアルオープンした。

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「歴史の継承と再生」を掲げ改装。サウナ完備のスイート含む全50室を刷新

大洗パークホテルは、かつて「まちの迎賓館」として親しまれてきた歴史を受け継ぎながら、地域に根ざしたホテルとして再生を図る。リニューアルコンセプトには「Revival of Elegance~その風格はいつの時代にも麗しい~」を掲げ、歴史あるクラシックホテルの意匠を残しつつ、現代の宿泊ニーズに合わせた上質な空間へと刷新した。
背景には、大洗エリアにおける観光需要の変化がある。大洗町は、都心からアクセスしやすく、由緒ある神社や豊かな食文化、美しい海岸などを有する観光地である一方で、30代以上の宿泊客に向けた、質の高い食体験やリラックス需要への対応強化が課題となっていた。そこで今回の改修では、客室やダイニングの価値向上に加え、今後の地域資源となる新たなスパ施設の整備も進める。

© Anna Nagai

「サウナ付き客室」が登場! グループ利用にも対応

客室は全50室をリニューアル。既存客室は創業当時の面影を残しながら改修し、さらにサウナやジャグジー付きの客室を7室新設した。なかでも最大6名まで宿泊可能な「ヒーリングサウナスイート」には、プライベートサウナ、水風呂、ととのいスペースを備える。松林と海の景色を望む空間で、滞在そのものの満足度を高める設計とした。大画面スマートTVやシネマスペースも備え、おこもり旅やグループ利用にも対応する。

伝統の名称を継承したメインダイニングが誕生

レストランは、かつての大宴会場の一部とフロントを改修し、メインダイニングとして再生した。名称は旧レストラン棟で親しまれてきた「松濤」を継承。地産地消を軸に、地元食材やドリンクを取り入れた食体験を提供する。空間面では、アーチ状のカーテンや照明計画を通じて、クラシックホテルらしい気品とモダンな軽やかさを両立させた。

大浴場エリアを刷新。「湯上りラウンジ」を新設し、露天風呂の開放感もアップ

© Anna Nagai

あわせて、大浴場まわりの体験価値向上も図った。大浴場から客室へ向かう動線上には「湯上りラウンジ」を新設。既存の天井や障子、丸窓などの和の意匠を生かしながら、ソファやラウンジチェア、マッサージチェア、ドリンクを備えた上質なくつろぎ空間へと刷新した。露天風呂の外構も見直し、景色と開放感をより楽しめるようにしている。

サーマルスパ施設の開業も予定

さらに、2026年秋以降には旧レストラン棟を活用したサーマルスパ施設の開業も予定している。水着着用でサウナを楽しめる施設とし、デイユースでのビジター利用にも対応する計画である。宿泊者だけでなく地域住民にも開かれた施設とすることで、大洗の新たな観光資源としての役割も期待される。

ホテル名は変更せず、「大洗パークホテル」の名称を継承した。地域の人々の思い出や愛着を受け止めながら、現代の宿泊体験へとアップデートすることで、「地域に愛され、地域の誇りとなるホテル」を目指すとしている。

<施設概要>
大洗パークホテル
■所在地=茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249-10
■客室数=全50室
・ヒーリングサウナスイート/77㎡/1室
・ラグジュアリーサウナスイート/68㎡/2室
・オーシャンビュークラブサウナ/33㎡/4室

※詳細は公式HP(https://www.ooarai.co.jp/)をご確認ください

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