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全国初のサウナ旅館が誕生
大分県日田市の老舗旅館の「萬屋」は創業100年を迎え、サウナ旅館「Ryokan & Sauna Yorozuya Hita」にリニューアルした。日田温泉で古くから親しまれている旅館の伝統はそのままに、サウナを軸とした新たな空間が生まれた。全客室にサウナを完備した温泉旅館は、全国で初となる。
三隈川の圧巻の眺望
「サウナーのあったらいいな」を揃えたというこの旅館。全8室の部屋すべてに、プライベートサウナがある。さらに、ととのいスペースやチラーで温度管理された水風呂、温泉浴も完備している。リバービューの客室から眺める三隈川の流れは、時間を忘れてしまうほどの絶景だ。
サウナ界のブレーンが集結した
サウナ旅館への転換は、「よろづや100年プロジェクト」として発案された。各方面で活躍する専門家が携わり、先鋭的で大胆とも言えるリニューアルが実現した。サウナのプロデュースは、サウナプロデュースチームのTINEが担当した。4種類の個性的なサウナや客室は和モダンのコンセプトに統一され、日田らしさを取り入れているという。
日田市は、九州の文化と経済の中心として江戸時代から栄えた場所だ。サウナ室は三隈川の水面に浮かぶ屋形船や、日田市に続く祭典の千年あかりの竹灯籠がイメージされている。
サウナ懐石とあサ飯（朝飯）
食事は、大分や九州の食材を厳選している。夕食のコース料理のサウナ懐石と朝食のあサ飯（朝飯）は、一品一品が旅の思い出になるようにという料理人の思いが込められている。100年前から変わらない心遣いを感じながら、存分にサウナを堪能したい。
Ryokan ＆ Sauna Yorozuya Hita
■住所：大分県日田市隈1丁目3－12
※詳細は公式HPをご確認ください。
