水風呂の浮遊感がたまらない！　天神に初のサウナ専門施設が誕生

2023年12月27日

天神では初となるサウナ専門施設「SHIAGARU SAUNA」が福岡の天神駅から徒歩1分の場所にオープン。温度が異なる2種類のサウナ室、異なる座面のキンキンに冷えた水風呂など、より深くリラックスできる状態を作るための最適な環境を備えている。

人間の視覚、聴覚、触覚を科学的に追求しているため、さまざまな体験ができる新感覚のサウナ専用施設となっている。

併用することで効果が増す2種類のサウナ

「SHIAGARU SAUNA」には、深部体温を上げる「深部体温サウナ」と、末端体温を上げる「末端体温サウナ」の2種類のサウナがある。

深部体温サウナは、オートロウリュに加え、加湿器で常時加湿を行い、常に室内は最適な湿度に保たれている。オートアウフグースで部屋全体に心地よい熱気が回っているため、体の深部までしっかり温めることができる。

サウナ室は、リラックス効果を高める成分を多く含む「屋久島地杉」を使用したハーフバレル風。流体力学を考慮した室内の設計により、サウナストーブの熱気や、オートロウリュ＆オートアウフグースで発生した蒸気を部屋全体に届けることができる。またBGMには、グレゴリオ聖歌で使用されていた「心の安定」「ストレス緩和」が期待できるフェジオ周波数の174HZをベースとしたオリジナルBGMを使用し、サウナそのものを楽しみながら深いリラックス状態につながる空間となっている。

「末端体温サウナ」は、フィンランドで昔から親しまれてきたストーブカバーの淵に足を置くフットレストスタイルのサウナ室。フットレストに足を置くことで、足の指先までしっかりと温められるため、睡眠の質の向上が期待できる。室内には、珪藻土と備長炭を配合した素材を使用。オートロウリュと加湿器による常時加湿で、常に室内は最適な湿度に保たれている。季節や時間帯によって異なるアロマを使用し、昼はリフレッシュ、夜はリラックス効果が期待できる。

水風呂は、フローティング（浮遊感）をテーマに人間工学的にデザインされており、水の中で浮かんでいるかのような感覚に。座面も人間工学的に最適と言われている3種類の異なる角度に設計され、懐かしさを感じさせるタイルが敷かれている。

また、ととのいスペースは「しあがるーむ」と名付けられ、会話禁止の静寂空間。強吸排気システムで新鮮な空気が部屋全体に広がり、副交感神経を優位にするために設計された照明、BGM、アロマを使用したリラックスできる空間。

異なる種類のととのいイスが設置されており、より深いととのい体験が期待できる。そのほか、サウナの中で飲める「サウナ専用ドリンク」など、エビデンスを持った設計が随所に施された施設となっている。

専門家とともに「しあがる」を追及して作り上げた施設

近年のサウナブームにより、サウナ施設の全体的なレベルが上がったことで、ロウリュウができるサウナ室、しっかり冷えた水風呂、十分な整いスペースなど、「ととのう」はもはや当たり前になり、多くの施設が「ととのい」の先を追及する段階に入っているという。そんな中、サウナ施設作りを行う上で「SHIAGARU SAUNA」は、「ととのう」の先にある状態を「しあがる」と名付けた。