
静岡鉄道が運営、地域パートナー展開を開始
リバースは日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、移動型サウナバス「サバス」を展開してきた。そんななか、このたび新たに製作された「サバス」3号車が完成。2025年9月1日より運営を開始する予定だ。運営は、静岡県中部を中心にバス事業を展開する静岡鉄道が担う。

サバス3号車の特徴


サバス3号車は、静鉄バスの路線車両を改造して製作された。従来の1号車、2号車が「バス」をモチーフにしていたのに対し、3号車は静岡を代表する名産「お茶」がテーマ。サウナ室には茶畑をイメージした段々構造の座席を採用し、座る、寝転ぶといった多様な体勢で楽しめる仕様となっている。




スノコには静岡県産木材を使用し、地域資源を活用。窓からは富士山など静岡ならではの絶景を眺めながらリラックスできる。外装は復刻版の「静鉄バス」デザインをベースに、サバス仕様にアレンジされている。


サバス地域パートナー展開
今回の3号車完成を契機に、サバスは「地域パートナー展開」を開始する。静岡鉄道はその第一弾として、地域の交通・観光インフラを活かしながら、サウナを通じた地域活性化を目指す。今後は各地域の鉄道会社やバス会社と連携し、「ご当地サバス」の展開を推進していく方針だ。
記念イベント「サバス誕蒸祭」
9月13日には、静岡県御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットにて完成記念イベント、「サバス誕蒸祭」が開催される。サバス3号車をはじめ、テントサウナやコンテナサウナなどの体験が可能で、沼津みかんやお茶を使ったロウリュ、ところてん試食など静岡ならではのコンテンツも楽しめる。
- 日程:2025年9月13日(土)
- 時間9:30〜17:30(各回1時間半の定員制)
- 会場:御殿場プレミアム・アウトレット East Zone特設会場
(静岡県御殿場市深沢1312) - 料金:1名 4,400円(税込)
企画体制
企画・プロデュースはリバースとサウナイキタイが担当し、運営は静岡鉄道。内装設計や木材調達などは地域企業が協力し、地域資源を活かしたプロジェクト体制となっている。

サバス3号車は、静岡茶を象徴とした新たなサウナ文化の発信拠点として、地域とサウナファンをつなぐ役割を果たしていくことになるだろう。