どこでもサウナが楽しめる移動式サウナ「サバス」2号車が誕生!

「サバス」の2号車の製作が決定! どこでも本格的なサウナが体験できる移動型サウナバス「サバス」は「バスをリブランディングする」をミッションに、新たなサウナの形を提案している。2号車の車両は、東急バスの車両が再活用される。

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路線バスを使った移動型サウナバス

「サバス」は引退した路線バスの車両をサウナに改造し、どこでも本格的な薪サウナが体験できる移動型サウナバス。 薪ストーブを使用したサウナ室と、バス車内の雰囲気を残した休憩スペースの構成となっており、吊り革や座席配置など路線バスの名残を生かしたデザインの空間でサウナを楽しむことができる。

バスをサウナに改造するにしても、ただ大きな箱として使うためにピカピカに蘇らせるだけではなく、バスの良さはそのままに、使えそうなものは活かしながらサウナへとアップデートすることで、路線バスをサウナに改造することでしか作れないサウナ体験を生み出している。サバスはバスの前方部分は前室として休憩スペースや荷物置きとして使うことができ、バス後方部分がサウナ室になっている。サウナ室のレイアウトは、バスと同じように左右に座席があり、大きな窓は二重ガラスにしつつ開放感はそのまま活かした造り。

「サバス(1号車)」は、バスと同じ座席レイアウトにすることで『バスに乗っているのにサウナにいる』という不思議な感覚が味わえるように工夫されている。また、男女とも水着でサウナに入るが、タワーサウナのようにみんなが前を向く構造のおかげで、他の人の目線が気になりにくいという狙いもある。座席は4列になっていて、座面の高さや作りが少しずつ違うため、各席で違った熱の感じ方や温度を楽しむことができる。

「サバス」2号車のサウナ室は、1号車と同様にバスの雰囲気は残しつつも、1号車とは異なるサウナ体験ができる空間を目指している。1号車は、神姫バスとして走っていた路線バスの車両をサバスに改造した。1号車とは違い2号車は、サウナスペースが2つある。

2号車「サロンサウナ」イメージ

メーンとなるサウナ室「サロンサウナ」は、バスの「サロン席」をモチーフにしている。コの字型の座席配置により、サウナに入りながら会話と正面の窓からの景色を楽しむことができる。中央のテーブルでは、積み木ゲームなどで遊ぶことも可能。ユニークな空間がそこに広がっている。

もう一つのサウナ室は、定員2名ほどでゆったりと個室感覚で入れる「優先席サウナ」となっている。1人で利用する場合は、寝転がることも可能で、イベント開催時にはウィスキングをすることも可能な設計となっている。

また1号車で好評だった、降車ボタンを押すと自動でロウリュが行われる「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:「蒸気降りますボタン」)も、搭載予定。

2024年6月に完成する予定で、完成後は1号車を兵庫拠点に、2号車を東京拠点として運行していく。これまで同様に、大型駐車スペースのある施設やアウトドア施設などに向けてのレンタルが中心となるが、ほかにもさまざまな展開を準備しているという。

さらに広がりを見せる「サバス」の今後に注目したい。

  

サバス
詳しい施設情報は、公式HP(https://sabus.jp/)よりご確認ください。

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